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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

木曜時代劇『ぼんくら』第10話(終)。 

2014-12-25 22:35:25 | 風間俊介
最終話【さよなら鉄瓶長屋】
一連の事件の真相に迫りつつあった平四郎(岸谷五朗)であったが、
八百富の床下に葵(佐藤江梨子)の遺体が埋まっているという予想ははずれ、八方塞がりとなっていた。
そこへ、今まで身をくらましていた元差配人の久兵衛(志賀廣太郎)が訪ねてくる。
九兵衛は湊屋総右衛門(鶴見辰吾)と会ってほしいと切り出す。
いよいよ疑惑の本丸である総右衛門との対面を果たす平四郎。
そこで語られた真相は壮大だが虚しい事情をはらんでいた...。





なんだかとってもモヤモヤが残る結末…。
葵は死んでいなかったわけですが、湊屋の佐吉に対する仕打ちが酷すぎて解せません。
根底にあるのは嫉妬???
でもあの葵の感じだと母性溢れるタイプのようにも…。
女好きすぎて男は嫌いという単純な理由もなきにしもあらず。

世の中には知らなくていいこともあるし、
所帯を持つのだからそこから始めていけばよいという平四郎の考えはもっともだとは思うのですが、
官九郎にフンをかけられたぐらいでは気が収まらないほど湊屋&久兵衛にムカついてしまいました。
まぁ、勧善懲悪にはならず後味の悪さが残るのが宮部作品とも言えますが。
…たぶんこういうのがリアルなのでしょう。

おくめは亡くなってしまいましたが、
最後にお徳さんと出会えたことが彼女にとって幸せであってほしいと思いました。
遊女に身を落とし、開き直るように生き続け、周りからもレッテルを張られている中で、
夜から昼の世界へ連れていこうとしてくれた人がいたことは、
きっと救いだったと思いたいというか…泣けてきました(T_T)

佐吉と長助、そして官九郎がこれからも一緒に暮らしていけそうなことは良かったです。
が、しかし!放送終了後に読んだ原作にあった佐吉とお徳さんのシーンがあればもっと良かったのに!
今回の騒動で可哀想な役割を割り当てられた2人の和解というか、
お徳さんが佐吉を認める場面があればモヤモヤもちょっと解消されたような気もします。
ぜひとも続編の「日暮し」もなるべく早く映像化しますように(>人<)
あと、宮部さんが撮影見学に来たそうなので、「ぼんくら」シリーズの新作もカモーン。
できれば佐吉の出番があるともっといいな♪←図々しい



ではでは

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