完走冬ドラ（４）「デート〜恋とはどんなものかしら〜」

最初から最後まで大いに楽しめたドラマでした。
古沢脚本の月９を堪能。
恋愛不適合者同士が気づかぬうちに恋に落ちていき、
最後の禁断の果実＝林檎をむさぼりあってのキスにやられちゃったという…ハァハァ。
これNG出したら地獄だろうな～とか思いつつ、基本的に好きじゃないラブシーンにドキドキ。
その前の、お互いの恋人に別れないであげてほしいと頭を下げるシーンも素晴らしかったですが。
あそこは本当に鷲尾くんと佳織が可哀想で…。
げ～んじつ～は残酷だ～♪by「君の知らない物語」supercell
恋は楽しいだけじゃなく苦しみも与える…(遠い目)

スペック的にはどう考えても鷲尾くんと比べ物にならないのに、
巧のほうがお似合いだと思える不思議。
不器用な優しさが魅力なのかなぁ。
ニート…もとい高等優民は非難される存在ですが、
巧が働けないと思った理由はかなり考えさせられました。
きっと、自分は普通だと思ってる強い人たちからみれば甘えや弱さで片付けられちゃうのでしょうけど…。
父親を笑いものにされても怒ることはせずに愛想笑いを返した自分を嫌悪し、
こんなことに慣れていくことはとてもできそうもない、
特別にも普通にもなれないことに絶望しちゃうみたいな。
巧の弱さを責めることは簡単ですが、ほんとにそこまで人間性を殺す仕事ってなんなのかな？と。
社会に出れば理不尽なこと、我慢しなくちゃいけないことがたくさんあり、
そんなとこで立ち止まる人間は社会のシステムから排除されて当然？？？
みんな苦しいし頑張っているんだからつべこべ言わずに働け！
…な社会でこの先もやっていけるとは思えないのですが。
なんでもできる人はそれに見合った報酬を手にすることができ、
適応できない人も何かしら働くことのできる社会になれればいいんですけどねぇ。
あぁ、また固いことを書いてしまいました(;´Д`)
身も蓋もない話をすれば外見＆スタイルがハセヒロなのであれば働かなくても生きていけることでしょう(爆)

ネットの感想では子どもの頃に２人が会っていた設定は蛇足だというのが多い印象がありますが、
私は運命論が嫌いではないというか、大好物なのでキュンキュンしてしまいました♪
綺麗な終わり方だったので続編はいいかなぁ…キャラクターたちを観たくはあるものの、
パターンが限られちゃうからなぁ…悩ましい。



ではでは