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アロマ精油と認知症【9】

2014-03-20 17:16:54 | お袋の認知症日記

今のところ、認知症のお袋に特に大失態はないので、
近所の挨拶回りをしてきた。思った通り、近所の人は
お袋の変化には気が付き遠巻きに俯瞰しているようだった。 

朝夕、食後に認知症の進行を減速する薬を飲んでいるが、
何分、一人住まいなので、電話で飲んだかどうか確認すると、
飲んでないのに飲んだと言う。結局、飲んだことも覚えて
いないのだろう。 

彼女が飲んでいる薬は、レミニールOD錠4mgを服用。
この薬は新薬でレミニールは、アセチルコリンエステラーゼ
阻害作用に加え、アロステリック増強作用をあわせ持つの
が特徴らしく軽度から中等度のアルツハイマー病に適応
しているらしいが、どんな薬も飲まなきゃ始まらない。

 

 

先日、友人が認知症に効果的と言われるアロマ精油を
プレゼントしてくれたので、早速、お袋に試してみた。

彼女は香水系の香りを極端に嫌うので、どんな反応を
するか不安だったが、どうやらアロマは気に入ったようだ。
二種類のアロマを、彼女の手首と枕に吹きかけ、朝起き
た際に感想を聴いてみると、深く眠れたそうだ。

友人には本当に感謝している。

ネットで大脳とアロマセラピーの関係を調べてみると

アロマセラピーによる精油の一般的な利用方法である
芳香浴に代表されるように、精油成分が嗅覚を介して
大脳に働きかける作用は非常に重要。

嗅覚は、視覚や聴覚などの他の感覚と違い、大脳新皮
質を経由しないまま直接大脳辺緑系に達する。

アロマセラピーは、精油の香りを嗅ぐことで嗅覚を通じ
て香りの信号が大脳辺緑系から視床下部に伝えられ、
自律神経を整えて身体の機能を調整する自然療法。

又、心地よい香りが大脳辺緑系に働きかけ、楽しい記憶
を引き出したり、気持ちが落ち着いたり、元気になったり、
リラックスしたり、又、悲しみに耐えられるようになったり
という心理的な効果がある。このようにアロマセラピーは、
機能単位である大脳辺緑系の特徴を有効に活用して
行える癒しの方法とのことだった。

私も試してみたが、寝起きが清々しく感じて中々良い。

 

嗅覚と脳神経の関係性から、少し話しが脱線するが、

人間には大切な五感、「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」
「触覚」があり、それぞれが脳神経に直結している。

人のタイプは大きく分けて「視覚タイプ」「聴覚タイプ」
「身体感覚タイプ」の3つがあるが、私の場合は特殊で
「嗅覚タイプ」のようだ(笑)

この話しは、生活習慣に大きく関係しているので
又の機会に詳しく話しましょう。 

 

  

 

 

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