カタバミ女史の疑問だらけの帳面(ノート)

ここは静岡県伊豆地方のとある所。自然と日々の暮らしの中で感じた疑問等を書いて行くバラエティ・ブログ。

これからの女の子は、心の父親を殺さなくてはならない?

2008年07月26日 17時04分09秒 | 世間話
 よく心理学の本で、
「大人になるために、心の母親を殺さなくてはならない。
なんて書いてあったりしますが、
「父親も殺さなくてはならない。」というのは、
今の所見かけていません。
「母親がかって心身で父親を受け入れたように、
娘も恋人や夫を受容しなくてはならない。母親と同じになる事で、
娘は大人の女性になって行く。」
みたいな事は書いてあったりするのですが。

 近頃少女による父親殺人事件が起こったりしているのですが、
私の少女時代には、そういう事件があったのかな~?
何しろまだ男尊女卑を引きずっている最後の時代でしたからねー。
大げさに言えば、父親は正しかろうが間違っていようが、
当時の娘達の生殺与奪の絶対的権限を握っていた
のですよ。
「セカチュー」で描かれている時代よりほんの2・3年前の
事なんですが―。

 ところが、私が年を取って分った事は、
天地開闢以来、いついかなるどんな時代でも父親世代のオジサン達が
「結構いろいろなジャンルで間違った事を言ったりしたりしている。」
という事でした。

 オバサン達は騙されませんよ~!
新聞だって本だって読んで、いろいろ経験も考えもして来てるんですからね~。

 でもイタイケな少女では太刀打ちできないで、
言いくるめられてしまうんでしょうね。
それで大切な物を、
現実からずれまくっている的外れの屁理屈と暴力でもって、
いろいろと奪われた上で、
少女の幸せにとっては、いりもしない価値観や物を押し付けられ、
ゆー事を聞いたばかりに世の中で損をしたり、
他人からいじめられたり、転落して行ったりしてしまう。


 それから逃れるために、
ある娘子は王子様との出会いに賭け、
ある娘子は家出をし、
夢を見る事も闘争も逃走もできない娘子は
「もう…殺るしかない…。」
― となってしまっているのでしょうか?

 オバサンなら人生で積み上げて来た知恵から、
逆にためにならない事を言ったりしたりするオジサンを、
「大奥」みたいに同性同士(+若い男の子)で結託して
引きずり下ろしたり、
他にも様々な方法で「誤ったオヤジらの考え」を
人によっては、てこを使って地球を持ち上げるかのように
撃退できる
のですが、
若くて体力もかなわない女の子には
難しいのでしょう。

 心理学者さ~ん、香山リカさんでも誰でもい~から、
本腰入れても~研究してやって下さいよ!

女の子の救世主になるために。
「これからは女の子も心の父親を殺さねば、
本物の大人のレディにはなれない」のだという事を!
娘のためにも父のためにもなるのだという正しい方法を
どうか体系化してやって下さい。


 本当に今までのオバサン達みたいに、
「結婚してからそーいう力を個々で身に付けて行く」
じゃ遅いんじゃなの?
―って感じなんですから。


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「虎の穴で昼寝?」です。



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