カタバミ女史の疑問だらけの帳面(ノート)

ここは静岡県伊豆地方のとある所。自然と日々の暮らしの中で感じた疑問等を書いて行くバラエティ・ブログ。

「風雲!真田幸村」でなら許せたのになぁ!

2009年10月07日 18時58分57秒 | 世間話
 今から20年も昔になりますが、
TV東京で「風雲!真田幸村」という時代劇が放映されていました。

 私、これが大好きでしたが、
おそらく夕方に放映されていて、会社にいる時間だったので、
録画して見ていました。
う~ん、今でなら戦国ギャルや歴女だったのかもしれんが、
当時はただの年寄り臭い日陰者趣味のお姉サンで、
ギャグの対象になりそうで恥ずかしくて語り合える人もいなかった…トボトボ…。

 北大路欣也さんが主役の幸村さん役で、
各話の後半には、水戸黄門や遠山の金さんや桃太郎侍のように、
同じくらいの時間に主人公のキメ台詞があり、
その後悪役とのチャンバラ決戦となって、
ラストは各話ゲスト準主役の方々と幸村さんwith十勇士の皆さんが一緒になって、
ホノボノ~って感じだったと記憶しています。

 この話、悪役というのが徳川家康さんなんです。
しょっ中、「大坂城が紅蓮の炎に包まれる時が楽しみじゃ。」
みたいな事を周りに言ってたのですが、
不思議と「天地人」の家康さんで感じるような嫌な感じはありませんでした。

 静岡では徳川家康さんは英雄ですし、
徳川家の皆さんに対しても好意的です。
ラストショーグン慶喜さんの事ですらも、「けいきさん」とか呼んでたりしてね。
私個人的には家康さんを、「まじめにこつこつ努力して生きていれば、
人生の最後にいい事があるかも。」というモデルにできる人なのですが。

 なぜなんでしょう?
民放の娯楽時代劇で徹底的に家康さんが悪人に描かれても、
時代考証や設定がムチャクチャでも全く腹が立たないのに、
大河ドラマでは許せる事の基準が上がり過ぎてしまうのでしょうか?

「天地人」って、登場人物ゆかりの地の人をことごとく敵に
回しとるような感じがすんのですが…。

 「天地人」の今後の展開に合わせてなんでしょうか、
「風雲!真田幸村」もどこかで再放送するらしいのですが、
私には見られないトコでのようです。
また、あの頃とは違った視点で見てみたいのになぁ!
「六文銭が三途の川を渡してやる!」 
のカッチョいいキメ台詞を聞きたいのになぁ!

 ところで、
「天地人」で兼タンが、
「大坂城攻めにどーゆーへ理屈を付けて、徳川方として参戦するんだろうか?」

と大河ドラマ視聴者の間で、
そりゃイリュージョンだろうと謎が謎を呼んで話題になっているようですが―。

 私は、かなり昔NHKの「真田太平記」で幸村さんを演じた草刈正雄さんに似た面差しを感じる、
シロタン扮する真田幸村さんが兼タンに文句を
付けるシーンが多分あって、
兼タンは幸村さんに、

「天下を徳川に奪われたとはいえ、
一旦おさまった世に争いを起こして力づくで奪い返せば、
今度は豊臣も徳川と同じになってしまうではないか!」

「今ある境遇で、踏ん張ってまた花を咲かせ、
それを天下に示す事こそ素晴らしい事ではないか!
それがこれからの真の豊臣家の誇りではないのか?!」


―とか、渾身の力を込めて叫ぶんじゃないかと思っています。

 「風雲!真田幸村」の最終回は、
この後、幸村さんが史実の如く、1615年の大坂夏の陣で戦死する事を
ナレーション処理で済ませて終わっていたのが残念でした。
こっちも予算が無かったからか~っ!?


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今日のタイトルは
「 乙女のピンチ? :☆: 」 です。

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