同じ年収３００万円でも

　「天地人」見ていたら、上杉家が会津１２０万石から米沢３０万石になってしまい、
すんげーボンビーになってしまったかのようなのですが…。

　同じ３０万石でも、１ケタ万石から３０万石になったのなら、
「うわーっリッチじゃ～！」
と大喜びなのかもしれません。

　特に昔、「暴れん坊将軍」に出て来たような、

「１万石で大名としては貧乏で困っているので、どうか旗本に降格させて下さい。」

と江戸幕府に願い出て、将軍様御側用人のジイに、

「石高を上げてくれと言うのならまだしも、
こんな情け無い願い事を申し出た者は、そなたが初めてじゃあっ！」

と怒られたボーダーライン藩主様には、
「３０万石？―そんなにあっていいじゃないか！」
という所なんでしようか？

　まあ、３０万石自体は相当な物のはずなんですが…。
でも、それで養わねばならぬ者の数を考えたら、
全然足りぬで大変なんでしょうな～。

　年収１２億の会社が３億になったら、
スゴイ減収で、社員をリストラしなくて大丈夫？
って感じなんでしょうし、
バブルの頃にお婿さん候補として大人気だったような年収１２００万円男子が、
年収３００万円になっちまったら、
こりゃ転落人生にハマッたなって感じだもんな～。
奥さんも裕福な頃の無駄遣いを棚に上げて、
「こんなはずじゃ…。」
とか言ったりしてね。

　逆に、今は年収１２０万円くらいの私が、
この後幸運にも年収３００万円になったら、
「大金持ちじゃ～！！ばんざーい！」
―って感じなんだけどな～。

　月収３０万円あったら、私なら生活して行く上では全然困んないよな～。
半分の１５万円だった頃でも困った事なかったんだから。
年収１２００万円だったら、
「もー何に使っていいか分んな～い！」
って感じだと思うよー。






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今日のタイトルは 「 猫は目が命 :☆: 」 です。