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私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

保険付郵便(外国来)

2008-06-30 22:48:52 | その他郵趣
拙宅に、オーストリアから保険付郵便が届きました。

国内郵便の書留では、要償額は書留料金を追加して増やすことができますが、
国際郵便では、書留では決まった額までの補償しか出ないので、それ以上の補償が
必要な時は「保険付」の取扱いとなります。
日本の郵便では、「保険付」はどこでも取り扱っているわけではなく、引き受けできる郵便局・支店が限られています。外国でもそうなのかもしれません。
「保険付」にする場合は、切手を貼る時一枚一枚離して貼らなければならないという決まりもあります。
つながったまま、あるいはぴったり寄せて貼ってはいけません。

では、これが保険付のエンタイアです。


ちなみに、宛先の頭にFRAUとありますが、これはドイツ語で女性の敬称です。小生は男性ですが。

拡大画像を。


メータースタンプと書留バーコードラベルを一体化したようなものでしょうか。
切手は貼られていませんでした。


UPUで決めた価額明告とのフランス語ですね。
郵便物が日本に着いて、国際交換局で「保険付」とのゴム印を押したのでしょうね。

さて、保険付郵便にはもう一つ特徴があります。封筒の裏側にご注目。

封をしたところに、シーリングワックスで封印し、差出人固有の印章を表示するのです。
シーリングワックスの上からテープを貼ってあるので見えにくくなっていますが、
手紙と羽根ペンの意匠の型押しがされています。

シーリングワックスといえば、このように封印目的のほか、素敵なお手紙グッズとして使用される方もいらっしゃいますね。
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