慶事用84円普通切手のシート構成変更

慶事用84円普通切手のシート構成変更

慶事用84円普通切手のシート構成が、10面から100面に変わるそうですが、
切手収集家には関係のない話です。屁理屈をこねるようですが。
いうまでもなく、いわゆる有価証券としての切手は、１枚１枚に切り離した単片（これを「小切れ」といいます。）のことです。
シート自体は切手ではありません。

切手収集家を自称する人が、「今のうちに10面シートを買っておかなければ」などと動くのは勝手ですが、
10面だろうが100面だろうが、切手としては同じものが含まれています。
そういう人は、切手ではない何かを追い求めているのでしょう。

それよりも、本件プレスリリースのタイトルから、慶事用切手も普通切手の一種なんだな、ということが読み取れるので、
切手収集家としての系統分類学的な知見が得られたことの方が大きいです。