物欲 日記

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ブルージャイアント 劇場版 見てきた

2023年02月17日 17時51分08秒 | アニメ(劇場版含む)

ブルージャイアント 劇場版 見てきた
 
ここのところ見たいアニメ映画がなく、去年11月の転スラ 紅蓮の絆 以来で、超期待する作として見に行った。原作のコミックは読んでいない。最近TVでめっちゃCMをやっているので、製作側も期待が大きいのであろう。行ったのは都会ではないシネコンで、それほど席数も多くないのにガラガラであった。たいていの作品は封切り日の初回に行くのだが、ここまで客さんが少ないのは初めてかも。
 
肝心の作品の内容だが、既出コミックの劇場版なのでネタバレはあまり気にしなくていいかな。で、これが期待以上に良かった!音楽がグイグイ入ってくる。テナーサックスを実際に演奏しているのは馬場智章氏で、初めて演奏を聴いた。作中の演奏はかなり力(リキ)が入っていて、自分のスタイルを壊さないか心配になるくらいだ。作品中では、ダイのサックスは、ベニーウォレス(ts)が板橋文夫(p)のノリで吹きまくっているように聞こえた。それと、サックスとドラムはオーディションがあったようだが、これも面白い。アニメの声優のオーディションを考えると、まさに「この主人公の気持ちで演奏してみてください」とかあったのだろうか。
 
私は村上春樹氏と同じくスタン・ゲッツファンである。この作品のテナーサックススタイルとは相いれないが、そんなことは作品鑑賞には全く関係なかった。良い音楽は良いのだ。
 
高評価な音楽系コミックとしてはピアノの森がある。音が聞こえないはずなのに、通勤電車で読んでいて、感動しすぎたあまり思わず落涙してしまったことがある。多分この作品もそうなのであろう。
 
ジャズに関心がない方でも、音楽が好きな方であれば、この作品をお勧めする。ストーリーとしてツッコミどころは満載だが、そんなことを掘り下げることに集中するのはもったいない。アニメなんだし。
  
ところでブルージャイアントで検索しようとしたら「ひどい」というワードが出てきた。どうも原作コミックの10巻の展開が物議をかもしているようだ。劇場版でもそのシーンは出てくる。でも、この劇場版を見ている限り「ひどい」とは思わなかった。むしろ、時々出てくるインタビュー録画シーンが、もっとひどいことのフラグではないかと心配したくらいだ。
 
原作は読まないつもりだ。劇場版で十分感動した。恥ずかしながら何回も涙が出た。この前向きな流れで続編(海外編)を期待する。
 
  



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