”GIFT” at Tokyo Dome supported by 雪肌精
去年の 12 月に当たる訳がないと思って申し込んだら、当選してしまった。会場が東京ドームでキャパ 3 万 5 千人。完売しないのでは?という声もあったようだが「東京ドーム全滅」がトレンド入りするとか、当選はラッキーだったのだろう。とは言え、チケット代(2 人分で約 6 万円!)+交通費などで想定外の恐ろしい出費。しかし、ナマ羽生を一生に 1 回くらいは見ておこうということで行くことにした。
東京ドームのグランドの内野側に設置されたリンクのサイズは、普通のリンクよりも大きいように見えた。私の席は 1 階で全体からするとリンクに近い方だった(赤丸あたり)。赤い四角に PA の鉄塔が立っていたが、リンクを見るときにギリで邪魔にならなかった。
実際に見える羽生君のサイズは非常に小さかった。野球観戦でセカンドあたりを見ているような感じか。しかし、その大きめのリンクを縦横無尽に滑る姿は、たとえ小さくしか見えていなくても、圧巻であった。
アイスショーは TV で見たことはあるが、実際に行くのはこれが初めてである。個人的には、元金メダリストでもショーはショーなので競技のような真剣な滑りではなく楽しい演技なのかと思っていたが、全くそんなことはなかった。実際、北京オリンピックでの滑走を練習時間から再現した構成は素晴らしかった。オリンピックでの失敗を挽回したかったのだろうとは思ったが、冒頭の 4 回転ジャンプが決まった時、会場は歓声に包まれた。これはショーではなく真剣勝負だ。
演技は 17 時過ぎから始まり、約 40 分の休息を含んで 20 時に終了した。休息時間が異様に長いのはリンク整備のためかと思ったが、もう一つ大きな貢献があった。それはトイレタイムである。来場者のほとんどが女性でトイレもほとんど女性用になっていたが、それでもものすごい人が並んでいた。通常の公演では休息 20 分程度らしいが、もしその時間だったら戻れない人続出だったであろう。
東京ドームで単独スケート公演を行うのは初めてとのことだが、その内容だけでなく、挑戦した結果も大成功といっても良いのではないか。私自身は熱心なファンの方々ほどではないので、羽生君が滑らずに録画画像で延々と独り舞台風な朗読をする時間は、少々辛かった。リンク上の出演者が羽生君一人だけなので、しょうがないとは思うが。あと、途中でファイヤー演出があったが、ちょっとおとなしい。というか、そこまでやるんだったら総合演出を ケニー・オルテガ に依頼すれば良いのにと思ったが、余計なお世話だな(^-^;。
過去行ったライブやコンサートの中で最高額のチケットだったが、真剣に滑るナマ羽生君を、小さくても見ることができてハッピーだった。
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