KANA-MONO

異次元の神奈中ファンブログ!(時々他社とか鉄分なども…)

[#4]横04

2021-06-04 23:59:59 | 神奈中情報・神奈中ネタ
 自分が制作しているHP用に作った神奈中バスの各系統に関するページを当ブログで載せていくことにしました。
 今回は横04系統で、現在は平日早朝1往復のみですが、あえてそうなる前(2019.1.16改正前の時点)に作ったページも一緒に載せることにしましたので…あと、「鶴間駅東口」「亀甲山」も方向幕を懐かしむ意味を込めて、あえて「鶴間駅」「亀の甲山」と表記している場合がありますので。

【横04】 鶴間駅~亀の甲山(経由)~横浜駅西口
 鶴間駅(東口)と横浜駅西口を結ぶ神奈中屈指の長距離路線。
 かつては車庫に近い鶴間駅と神奈川を代表するターミナル駅の横浜駅を結ぶためか、1時間に2~4本程度とかなりの本数が運行されていましたが、 横浜市営バスの5系統が移譲されたことにより本数が減り、1時間に1本(60分間隔)程度の運行となってしまいましたが…(詳しくは下記参照)
 なお、横浜駅西口~亀甲山は横浜市営バス・5系統と同一区間だったため、それぞれの方向幕には「共通定期券取扱車」の表記が施されていました。

 かつては横浜市営バスの5系統と並ぶ国道16号線の花形的存在でしたが、その5系統が神奈中に移譲された時点での再編により、 5系統の横浜駅西口~若葉台中央系統にメインの座を譲った形となりました。おそらく、中山に操車場ができたため、 わざわざ鶴間車庫から出入庫させる必要がなくなったことも減便の理由ではないかと…
 あと、5系統の本来のメインといえば横浜駅西口~亀甲山系統でしたが、こちらは移譲に伴い亀甲山の折返場がなくなってしまったため、 神奈中バスでは若葉台中央発着に一本化されました。

【運行ルート】
 鶴間駅東口の乗り場を出て厚木街道に入り、 鶴間車庫のそばを通った先の長堀公園前交差点で左折して窮屈な道へと入っていきます。
 突き当たりで右折し、さらに観音寺前交差点交差点で右折して県道56号線に入ります。 国道246号線との目黒交差点で県道は終わりですが、 バスはなおも直進して八王子街道と呼ばれる旧国道16号線のルートを進んでいきます。
 保土ヶ谷バイパスの先から国道16号線となりますが、バスは亀甲山交差点で左折して旧道に入り、 宮の下交差点で国道16号線に合流しますが、川井宿町交差点で再び左に分岐している旧道へと入ります。
 筑池交差点で再び国道に合流ですが、鶴ヶ峰本町交差点から鶴ヶ峰交差点までの間は三度旧道を通ることに。 但し、鶴ヶ峰から鶴間へ向かう場合の同区間は国道16号線を通ることになります。
 鶴ヶ峰交差点で国道16号線に合流した後は、鶴ヶ峰バスターミナル交差点を右折して路線バス専用路を通り抜け、 その先にあるのが終点鶴ヶ峰駅のバスターミナルで、区間便の間01系統はここまで…
 鶴ヶ峰駅のバスターミナルをひと回りしたバスは、鶴ヶ峰バスターミナル交差点を右折して国道16号線に復帰すると、 相鉄線に沿った形で国道を東へ進んでいきます。 そして、洪福寺交差点で左折して環状1号に入り、鶴屋町三丁目交差点で右折して北幸橋を渡ると終点横浜駅西口のバスターミナル…

【運行内容(本数・時間帯・間隔など)】
 上にも書きましたが、5系統の移譲に伴う再編により、1時間に1本(60分間隔)ペースの運行…となってましたが、 2019.1/16改正より平日早朝の1往復のみとなってしまいました。
 なお、上記改正に伴い、新たに「ICカード乗継割引」が実施されることとなり、120分以内に「鶴ヶ峰駅」で 神奈中バスの一部の系統に乗り継いだ場合、乗り継ぎ後の2台目のバスの運賃について210円 (大人。小児は110円、大人障がい者は110円、小児障がい者は60円) 割引されることとなりました。

 横浜駅西口~亀甲山に比べると鶴間駅~亀甲山は利用客は明らかに少ないですし、 鶴間駅~亀甲山にかけてから乗る人で鶴ヶ峰駅より遠くに乗る人はまずいないのではないか…と考えれば減便も致し方ないのかもしれませんが、 やっぱり寂しいものが…
…とにかく、路線バスで長い距離を乗りたい人にはオススメ! 運賃が安い!
(同じような距離の厚20系統あたりで運賃を調べてみて下さい。いかに安いかがお分かり頂けるかと…)
 あと、完全な私事で恐縮ですが、昔頻繁に横浜に出かけていた頃、往きは相鉄、帰りは横04を使ってまして、横浜からずーっと乗っていると、 運転手さんに「どちらまで行かれるんですか?」と尋ねられたことが何度かありました。 おそらく、横浜から鶴間まで乗る人なんて当時もいなかったんでしょう。今となってはいい思い出です…って、廃止になったわけじゃないんですけど。



【右】鶴間駅にて発車を待つ横浜駅西口行き。

 停留所名ですが、横浜市営バス・5系統が運行していたころは市営バスが「亀甲山」で、神奈中バスが「亀の甲山」と異なっていたのに、 移譲された後になってから神奈中が「亀甲山」に変更…

【右】鶴ヶ峰駅にて発車を待つ鶴間駅行き…の“元”スヌーピーバス。

【右】横浜駅西口にて発車を待つ鶴間駅行き。ここから長い旅が始まる…

【右】鶴間駅東口にて発車を待つ横浜駅西口行き。H30.1/16改正前に白LED車を撮っておきました。

【右】笹原にて停車中の鶴間駅東口行き。同じくH30.1/16改正前に撮っておきました。

【参考】横04系統に関するデータ(2012/10/01時点)

往路
(鶴間駅発)
復路
(横浜駅西口発)
所要時間 約60分 約61分
距離 19.81km 20.01km
片道現金運賃
大人:310円 小児:160円
片道IC運賃
大人:309円 小児:155円
起点から終点まで

往路
(鶴間駅発)
復路
(横浜駅西口発)

本数 始発 最終 本数 始発 最終
平日 17 5:15 20:31 17 6:28 21:56
土曜 17 5:15 20:31 17 6:41 21:50
休日 17 5:30 20:10 17 6:50 21:30

《沿線の気になるスポット》川島町  
 川島町を歩いてみました。ところどころに自然が残っているし、歴史も…いいところです。



【右2枚】川島町停留所。(ちなみに、バス停のあるところは保土ヶ谷区東川島町…)



【左】三反田稲荷社境内の聖徳太子像(川島町ではなくお隣の三反田町。あと、三反田町は旭区…保土ヶ谷区川島町の隣りの旭区川島町の隣りが旭区三反田町)
【右】陣ケ下渓谷公園。


【右】西谷浄水場に隣接している横浜水道記念館。
(陣ケ下渓谷公園と横浜水道記念館は保土ヶ谷区川島町)

【番外編】1990年頃の横04系統

 右の時刻表は1990年4月頃の時刻表を再現したものです。

【注意事項】
 書き間違いがあるかもしれませんので…

…なかなかの本数です。これだけ本数が多かったのは、ニーズが高かったから…というより、当時は中山車庫がなかったので、 鶴間車庫からバスを横浜駅(西口)へ送り込む役割を担っていたから…だと思うんですけど。

【横04】 鶴間駅~亀甲山(経由)~横浜駅西口
 2019.1/16のダイヤ改正より、横04系統は平日早朝の1往復を除いて全便が間01系統へ振り替えられました。

【運行ルート】
(平日1往復となる前と同じなので割愛)

【運行内容(本数・時間帯・間隔など)】
 前述の通り、運行は平日早朝1往復のみで、鶴間発は5:12と鶴間発の中でも始発便ですが、横浜発は6:30でその前に5:52発の横52系統があります。

 最も思い入れの深い系統なので、減便を知った時は切なかったです。
 お客さんの大半は鶴ヶ峰駅で入れ替わってしまうので、 減便は致し方ないか…特に亀甲山以遠(鶴間方面)で鶴ヶ峰より先(横浜方面)までバスに乗る人はほとんどいませんから…



【参考】横04系統に関するデータ(2020/11/16改正後)

往路
(鶴間発)
復路
(横浜発)
所要時間 約60分 約61分
距離 19.81km 20.01km
片道現金運賃
大人:320円 小児:160円
片道IC運賃
大人:315円 小児:158円
起点から終点まで

往路
(鶴間発)
復路
(横浜発)

本数 始発 最終 本数 始発 最終
平日 1 5:12 1 6:30

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