俳句の季語が付いた停留所名からスタートしてブラブラするという「オリオリの道程」…の夏編の10ヶ所目は…横浜市泉区の泉警察署前で、今回が2回目。ちなみに、今回は8月上旬のお話です。
今回はいずみ中央駅からです。
まずは朝から何も食べてないので、朝そばを…こちらの朝そばはきつね、たぬき、わかめ、たまごの中から2種類選べるんです。ちなみに、わかめとたまごを選択。あと、いずみ野線で駅そば(改札の外ですけど)があるのはここだけかな…と思ったら、終点の湘南台にありました。でも、あそこは小田急関係ですから…
駅のすぐそばに和泉川親水広場があり、いつもは親子連れなどでにぎわってるんですけど…平日朝早くだから誰もいません。
カモさんが…お食事中? いい波紋だ…
とりあえず、和泉川を下ってみたんですけど…
市営地下鉄の高架だ…たぶん、行き過ぎてるな…引き返そう。
和泉川から離れ、団地の中へ…いく途中で見つけた庚申塔の数々。右端の石碑に「青面金剛王」って書いてあったんです。「青面金剛(しょうめんこんごう)」は庚申講の本尊だそうで、一身四手だそうです。「青面金剛」という文字は初めて見たんですけど、一身四手の像はどこかで見たかも…今後気を付けてみることにします。
庚申塔のお導きかどうかは知りませんけど、こんなところに出ました。
泉中央公園…実はいずみ中央駅からここを目指していたんですけど…ちゃんと下調べしないから。
またしても意味不明なモニュメント…
泉小次郎馬洗いの池。その名の通り、泉小次郎さんがここで馬を洗ったと言い伝えられている池。泉小次郎こと泉親衡は、鎌倉時代の御家人で、源頼家の遺児を擁立して北条義時の打倒を図ったものの、計画が露見し、混乱に乗じて逐電(姿をくらますこと)、その後は不明…だそうです。
これって空堀?…と思ったら、後で調べたところやっぱり空堀で、公園そのものが中和田城の跡だそうです。そんなことどこにも書いてなかったような…
そして空堀の中で…スリスリ! シーサイドラインをたどった時以来ですね。
和泉川に戻ってきたんですけど…川がないのに橋らしきものが。
そのすぐそばで合流してる…ってことは…暗渠かな。
川沿いの道なんですけど…水がないのに、橋らしきものがここにも。
ここも。道の両サイドにちょっとした橋らしきもの…あと、なぜか鳥かご。
「旧和泉川跡地」…という石碑がありました。
ここで旧和泉川沿いの遊歩道と、現在の和泉川と二手に分かれてるみたいですが…
現在の和泉川沿いを歩いていずみ中央駅に戻ってきました。
…というわけで、今回は泉警察署前停留所をスタートして、近くの高台から富士山を眺め、金子山停留所を通って和泉川沿いに進み、いずみ中央公園に立ち寄った後、再び和泉川沿いに進み、泉中央公園にたどり着き、旧和泉川跡地沿いを歩いて、いずみ中央駅に戻ってきました。
アタマが白くない富士山が見られたこと、泉中央公園が中和田城の城跡だったこと、空堀でリスさんに会えたこと、あと旧和泉川跡地の痕跡を見つけられたこと…とにかく思いもよらぬ発見の連続でした。泉区は横浜とは思えないローカル感満載な場所なので、何度でも歩いてみたい…と言いたいところですが、今回も暑くてシンドかった…
さて次回は…って、実は今回…ダブルヘッダーなんですよ…