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鎌倉殿の13人  私は政子のようにはなれません。 & 政子がいないと鎌倉時代は続かなかった❓

2022-12-18 21:40:00 | ドラマ
鎌倉殿の13人

最終回を見終わりました。
なんか、余韻が残る終わり方、、、。
こういう終わり方もあるんですね、、、。






義時の死、実際はどうだったのか本当のところはわかりませんが、吾妻鏡では 暑気あたりと脚気で長らく体調不良で、それがもとで亡くなったと書かれているという事です。そのほかにも、今回のドラマに描かれているように、奥さんに毒を守られて殺された、という説もあるそうです。
吾妻鏡に書かれていることが正しいとしても、義時の死に方としたら、どうもドラマにはならない死に方ですね。ドラマ、ということを考えたら、今回の義時の亡くなり方、とってもドラマチックだと思います。
それに、政子を絡ませる、ということに、一つの時代が終わったなあ、という意味も含まれているように感じます。

政子が頼朝と出会わなかったら、北条一族を争いの場に引き摺り出すこともなかっただろうし、13人もの死を経験することもなかっただろうし、自分の子供や孫も死なすこともなかっただろうし、泰時が立派に大将としての役割を果たせるようになった今こそ、自分で自分達の時代の幕をおろそうと思ったのかもしれない、あとは泰時に、という政子の決意を思わせる最後でした。
頼家が殺されたということを知った今こそ、もう、こういう次代は終わらせよう、という思いが強くなったのかもしれません。


政子の最後まで続く慟哭に、その悲しみと哀しみが滲んでいるような感じです。
余韻が残りますね。。

それにしても、政子って今までは悪女のように言われていたようですが、そうには思えない。かえって、とてもとても彼女の真似はできない、と思ってしまいます。
というのも、折角の頼朝様との鎌倉幕府なのに、夫に先立たれ、子供にも孫にも先立たれ、それも酷い死に方で、実の親とも会えなくなり、その他の近しい人たちも大勢亡くなり、それでも尼将軍という立場でトップの近くで頑張る、というようなことなんて、とっても自分にはできないなあ、と思ってしまいます。
自分の近しい人たちがどんどんと亡くなっていくんですよ。自分の子供が亡くなっても、強い気持ちでいられるのでしょうか❓
なによりも頼朝様が作った鎌倉幕府、という気持ちがあったから出来たこと❓そうであっても、私にはとてもとても、と思ってしまいます。

女は強い❗️

やっぱり、政子がいたからこそ続いた鎌倉幕府、と思わせるような最後でした。
結局、主役は政子だったのかしら、このドラマ。政子が守った鎌倉時代、でもいいかも。
結局この後、鎌倉時代は100年以上も続くのですから。

日本史の中で一番嫌いだったこの鎌倉時代。が、ドラマが教科書になりました。

サブタイトルの

報いの時

がピッタリの内容の最終回でした。

歴史にもしもはありませんが、、

もしも 


 承久の乱で官軍が勝っていたら


今の日本はどうなっていたでしょう。武士の時代は無くなってしまっていたのでしょうか❓

その承久の乱、ドラマではあっという間に終わってしまったのですが、あれだけ❓という感想。ですが、焦点は義時なので、承久の乱の詳しいことはあまり必要ないのかもしれません。

ネタバレです。



      
いっそのこと、後醍醐天皇に滅ぼされるまで、鎌倉時代の大河ドラマを作って欲しい、と思ったのでした。




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