LOVE - GOLDEN APPLE

投資とフィギュアスケート、映画とドラマに政治、その他諸々。
自分の興味ある事を勝手に綴っているブログです。

パトリック 謝罪する

2013-03-24 22:41:43 | フィギュアスケート
フィギュアスケートの採点は、主観的な部分が多く占めるので、どうしても1+1=2のように、明確な点数がつけられません。
そのため、今も昔も、様々な憶測が生まれています。

つい最近も、先日の世界選手権で優勝したカナダのパトリック・チャンに対する非難があがっている、というニュースが流れました。

たしかに、2回も転倒して、あの点数で、また2位のデニスとは1点ぐらいしか違わない、というのも、出来レースのような印象を得てしまいます。

キムヨナ選手も確かに上手ではありますが、点数が高すぎて、特に主観的な部分の点数がかなり高いような印象なので、なんだかな、と思ってしまいます。

オリンピックに向けて、水面下でいろいろな事が起きている感じですね。

パトリックのニュースはこちらです。


点数には関係ないのですが、次回はロシアのソチでのオリンピックにも関わらず、ロシアは男子では1枠しか獲得出来ていません。女子は2枠です。
昔はスター選手がたくさんいたのに。。(ペアとアイスダンスは別にして。)
どうしてしまったのでしょうか。


アルゴ

2013-03-24 10:06:57 | 映画
久しぶりに映画の話題です。

今年のアカデミー賞作品賞に輝いたアルゴです。
この映画、昨年、日本公開されていたようですね。
でも全然知りませんでした。田舎では公開されていなかったかもしれません。

とにかく、作品賞を受賞したという事で大変見てみたかった映画ですが、近場では劇場公開もされておりません。ですが、最近、iTunesでレンタル可能になった事を発見。
早速見てみました。

🍎🍎🍎  三つ です。

最初から最後まで全く飽きる事のない映画でした。
この映画は実際の事件をもとに制作された映画です。その事件を淡々と描いていて、誰それがとても素晴らしかったという事ではなく、映画全体が印象に残る作品でした。

事件が起きたのが1979年と、既に30年くらい時間が経っています。私自身もパーレビとかホメイニとかどこかで聞いた名前ですが、こういう事件が起こっていたという事は全く知りませんでした。
ですから映画の冒頭に、紙芝居みたいに、その頃の世界情勢を描いてくれたのは非常に良いイントロダクションだと思いました。
また人質のメンバーにあまり名の知れていない俳優さんたちを使ったという事も、一人の有名人に特別感情移入する事もできないので、全員を人質としてみる事ができ、映画としての効果を考慮すると大変良かった点ではないでしょうか。ドキュメンタリーを見ているような感じでした。

ですが、この映画はどのような境遇にあっても、アメリカ人は同胞を救うのだ、救えるのだという事を強調しているような感じを受け、その点は、アメリカ人ではない他の国の人が見れば、「ふーーん、だからどうなの」と思うかもしれませんね。

まあ、事実を非常にサスペンスの様に仕立て、観客を飽きさせる事もないように仕立てた点で、私は🍎🍎🍎としました。

アメリカ賞賛のような映画ですが、やはりというか、イランがこの映画の制作者を訴える準備をしている、という事です。またイラン人からみたこの事件を、映画にするそうです。どうなるでしょうか。
事実をもとにした映画って、国と国、それも争いがあった国の事件を扱う場合というのは難しいですね。