「政治を国民の手に」国民会議

政治を国民の手に取り戻すために、腐りきった菅政権や検察、裁判所などの実態、権力と癒着したマスコミの横暴を暴きます。

鳥インフルエンザと太陽黒点

2007年01月27日 | Weblog
鳥インフルエンザと太陽黒点
宮崎県で飼育中のニワトリが鳥インフルエンザにかかって大量死した。今のところ人に感染した例はないが怖いのは鳥インフルエンザが鳥から人へ、さらに人から人へ感染するタイプに進化しパンデミックと呼ばれる大流行を引き起こすことである。ところでインフルエンザの病原菌はウイルスである。

インフルエンザウイルスと人類の戦いは古くから存在していたが、ウイルスの存在が認識され始めたのは世界で2500万人が死亡した1918年のスペイン風邪である。その後1957年にはアジア風邪、1968年には香港風邪が1977年にはソ連風邪が世界的に大流行し数百万人の人が死亡した。

幸い医学の発展で死亡率は低下しているが、新しいワクチンが作られるとウイルスは進化し人間の抗体を攻撃するためなかなか撲滅は難しい。ところでウイルスの進化について1990年4月発行の科学誌「ネイチャー」は「ウイルスの突然変異と太陽黒点が強い相関を持っている」と発表している。

確かに過去の太陽黒点が多数発生した年は1957年、1968年、1977年、1989年とインフルエンザが大流行した年とは一致している。恐らく太陽黒点が発生し太陽活動が活発化すると、地球に飛んでくるX線やガンマ線がインフルエンザの遺伝子を突然変異させているのかもしれない。

一説にはX線やガンマ線はオゾン層の薄い極北に多く降り注ぐため極北でウイルスは進化しやすくなり、そのためシベリアなどに生息する渡り鳥の野鳥が感染し世界中に新型ウイルスがばら撒かれるという。この仮説が正しいなら現在進行している極北のオゾンホール拡大は、ウイルスの進化を加速し人類に脅威を与える可能性もある。