ブナムシ日記

山形は上山を拠点にロックフィッシュ、トラウトを求めて釣り歩き。そしていつも北海道へ思いを馳せるブナムシのブログ。

出会い

2011-08-20 22:56:19 | I am a troutist

今日もここから。 トリップ中、車中泊だったぼくは夜が明ける前から車内で落ち着かない。

そしてこの日はかねてより道東の釣り情報を提供していただいていたhokkaobiさんと釣りができるということでことさらに興奮していた。 彼は北海道と本州を股にかけて多彩なジャンルの釣りをこなす熱いアングラー。 つい、あこがれてしまう。

そしてhokkaobiさんに同行していたasaさん。 彼もボクと同じように本州から通っているトリップアングラー。 そのスタイルにとても親近感を感じ、強くリスペクトした。

せっかく一緒に釣りができるのだからお互いにいい思いができればいい。 初っぱなから飛ばしたのはhokkaobiさん。しばらくしてサクラを咲かせた。

どうも昨日の午後から濁りがきつい。 なのでボクは隣の河口サーフに浮気。 移動してからまもな、ボクにもまたサクラが咲いた。そして今回最大となった59cmアメ、大満足。

濁りがあったりなかったり。 南十勝のサーフでは離岸流を見つけることができない。 しかし、逆に沖合の綺麗な水が岸まで流れ着いている、離岸流とは逆になる潮目をよく目にする。 そして数回、ルアーが届く距離をゆっくりと泳ぐ海獣を目にした。これも本州の海にはない楽しさである。

朝マズメでhokkaobiさんとは別れ、陽が高くなる前にまたボクは十勝観光へと出かけた。 

道東での典型的な流れ。

教えて頂いた河川をいくつか見て回ったが、やっぱりボクには釣れなそう。 本州でボクがやる河川トラウトといえば、明確なポイントが連続する渓流域がメインになっている。 しかし道東の河川は至ってフラットな流れが続き、攻め方がイマイチわからない。

ボクには今回たくさんの試したいことがあった。 その一つは河口周辺にこだわらなくてもアメを釣ることができるのだろうかということ。

そして、思い出深い十勝川。 あれほどのキャパシティーを持つ十勝川の河口周辺は激熱だろう。 しかし十勝川河口は両岸ともに広大な禁漁区域を持つ。 だから近そうだけれども結構な距離があるサーフへと入ってみた。 が、結果はバイトすらなしの惨敗に終わった。

今日もかなりの距離を移動した。 ボクには十分すぎるほどの釣果、さらに新たな出会いに胸いっぱいである。 疲労感と満足感に満たされた状態で見る夕日は目に焼き付くようだった。