4月18日(土) 木登り

2009年04月18日 | 練習日記
4月18日(土)
 我々人間は動物から進化してきたはずなのに、チーターよりも速く走ることが出来ず、まぐろよりも泳ぐのが遅く、猿よりも木登りが上手でない。
 
 今日の練習では木登りを行った。この木登りはきちんと行うと拳の握りや足の裏の力のこもり方が、以前とは比較にならないほどみなぎってくるようになるから不思議だ。
 木登りの練習をさせると、「どこそこの位置が登りやすい」と楽なポイントを見つけて登ろうとする者もいる。登ることが全く出来ない者なら、初歩的にこういう方法も良いだろうが、慣れた者がこのようにやっていては遊びである。

 本当は「木『登り』」なのだが、それが難しい者は固着、もとい、掴まらせるようにしている。これがまずかったか、登るためにつかまるのではなしに、掴まることが目的となってしまったようだ。具体的には木のつかみ方がダッコちゃんになってしまった。手のひらや足の裏だけでつかむのではなく、腕全体、足全体でつかまる、といった様子である。そのことに今回気付き、特に足の裏できちんとつかむことを指導した。