細菌戦の系譜!!

2020-08-24 10:02:33 | Weblog

●『三光』     中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)

 

焼け火箸ー拷問の挙句に斬首

佐藤五郎
分隊員 上等兵

(旧部隊名)第59師団第109大隊

 

 

死体は穴の上にまっすぐ伸びて、手足を痙攣させ、頭のなくなった体の首筋から、1 mぐらいの長さの血が吹き出ている。穴の脇に立てられコンクリートの壁は幅30 cm、長さ1.5 m ぐらいに吹き出た鮮血で染められた。隊長の青山は震える佐藤と高田を見ると「なんだ貴様 早くしねえか」人間を食った狼が真っ赤な口を開けて怒鳴った。「ハイ」震えた口調で返事すると、2人は死体に近寄り、痙攣する足を掴むと夢中になって穴に引きずり込んだ。

 

 

 2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)

 



●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!


日本の毒ガス

●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?

・731部隊関連の「情報公開裁判」に関する報告

和田千代子(731細菌戦部隊の実態を明らかにする会事務局長)

第3 『化学学校記事』裁判の問題点と争点

この点に関連し、故藤井治夫氏(軍事評論家)は、自身の著書の中で次のように述べていました。

即ち、「防衛庁図書館(国立国会図書館防衛庁分館)の毎年度の『図書目録』を見ていると、公刊資料が次々に姿を消しているのがわかる。68年度と69年度を比較してみよう。定期刊行物で目録に収録されなくなったのは、陸上自衛隊の『幹部学校記事』、『航空自衛隊幹部学校記事』をはじめ、陸自の『富士学校記事』『化学学校記事』、『会計記事』、『施設学校記事』、『衛生学校記事』、『武器』、『高射』、『通信電子』、『輸送』などで、いずれも月刊ないし季刊の公刊雑誌である。その多くはアメリカは勿論、韓国、台湾や、西ヨーロッパ諸国の軍隊にまで送付されているのである。目録から消えたばかりか、現物も図書館に置かれていない。教範類も完全になくなり、『防衛庁法規類集』さえ置かれなくなった。近頃では、陸海空自衛隊の『公報』さえも消えてしまった。書棚はガラガラで、戦記読物や大衆小説が並んでいるにすぎない。」(『日本の国家機密』(現代評論社、1972年10月、76頁)と指摘していました。

 

 

 

 

・次回『衛生学校記事』情報公開裁判(第26回)東京地裁419号法廷

10月15日(木)14:00~(定員19名・・・コロナ禍?)

・次回『化学学校記事」情報公開裁判も(第16回)東京地裁522号法廷は

未定になっています。




1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊



 


●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。

Ⅳ 安保体制下の生物化学兵器

 

1 自衛隊の基本戦略

 

生物・化学兵器の自衛隊における位置

 

1953年は、日本の再軍備史にとって画期的な年であった。アメリカの対中国封じ込め戦略が完成する中で、日本の軍事的責任を公然と要求しだす、ダレス発言(9月3日の記者会見で軍隊を持つことを強調)と、池田・ロバートソン会談(10月、アメリカは日本の軍事力として兵員32万5千を主張)が行われた。保安隊が自衛隊に改編され、自衛隊に「化学教育隊」が発足し、 CBR教範が制定されたのもこの年である。

 

 

 

 

 

 



●昭和天皇の戦争責任を問う!!

天皇万歳に浮かれる無責任国家  田中利幸より

重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。


 


 



●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)

吉田裕監修 

 

2001年ピュリッツァー賞受賞

 

 

 


※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!

戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!
  

     



13章 遅すぎた降伏

 保守的な共和党員のグルーは、昭和天皇を日本降伏の鍵を握る人物と見ていた。彼によれば、天皇は、「蜜蜂の女王のようなものであり・・・蜜蜂たちの注目を浴びているのである」。戦前、戦中にグルーは、天皇は軍国主義者の「傀儡」、立憲主義者、そして平和主義者であると繰り返し述べてきた。グルーは、彼が命名するところの天皇をとりまく「穏健派」が政策に持つ影響力を確信していた。大日本帝国の崩壊の終局が近づきつつある1945年春、グルーは、これら穏健派に「将来の政治構造の性格を主体的に決定」させようと考えていた。グルーは常に宮中のエリート・グループに働きかけていながら、日本という国家をまったく理解していなかった。

 

                    

 



731部隊員が戦犯免責され、ABCC(原爆傷害調査委員会)に協力した。その結果、アメリカの原爆投下を日本政府は問うことは無く、また被爆者は、ABCCに治療されることもなかった。そして日米安保条約の下、核兵器の廃絶に日本政府は後ろ向きである!

 

日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?

地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??米の原爆投下責任と核実験をしてきた国の責任を問う!!


●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書 2010年発行)

第2章 都市化と原発の膨大な排熱

 

最悪の地球加熱装置

―原子力発電所

 

 

この後、水蒸気に残った2/3の熱を海に捨てている。つまり海水で水蒸気を冷やして水に戻し、原子炉に送り返している。発電量の2倍の熱量を捨てなければならないのが原発ものである。この捨てられる熱水を温排水と呼んでいる。そればかりか、原発は東京や大阪の大消費地から遠方の地域に建設されてきたので、送電線によるエネルギー・ロスを大きく、〆て70%をエネルギーを捨てている。最もエネルギー効率悪い発電所である。 

 

 

 


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