細菌戦の系譜!!

2021-06-07 10:08:36 | Weblog

●『三光』     中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)

核時代39年(1984年)5月初版発行

 

日本鬼子(リーベンクイズ)

強制労働

殺人長屋に押し込めて酷使

 

大西馨(おおにしかおる)

大尉

 

〈略歴〉

本籍 愛媛県

学歴 高等小学校卒業

出身階級 貧農

所属部隊名 第42野戦道路隊

年齢 47歳

戦友の無残な殺され方に、憤怒と憎悪に煮えたぎる様な感情を込めて突っ立つ捕虜の前に立って私は、「今後再び逃亡する前には、必ず今日のことを念頭に置いておけ」と言い残し、死体の後始末を指示せず、将校室に引き上げた。

 このような労働をさせ、わずか半年ばかりの間に、私は、大昔から代々受け継いだ豊かな土地に平和を願い、親子兄弟睦まじく暮らす人々を、無残にも21人も殺害したばかりか、50余人を廃人同様の体にして第45野戦道路隊に引き継いだのです。

 

2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)

 



●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!


日本の毒ガス


在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で米陸軍が化学、生物、放射線、核(CBRN)の対応訓練を予定していることに対し、厚木基地爆音防止期成同盟(爆同)など関連4団体が4日、同基地正門前で抗議集会を開き、訓練の中止を訴えた。

 訓練実施は1月28日に、日米合同委員会で合意。防衛省南関東防衛局が大和、綾瀬市に連絡した内容によると、訓練場所は、同基地を共同使用する海上自衛隊が管理する区域内にある滑走路南端の約2万平方メートル。今月5日から9月30日まで使用することで合意した。

 米側は訓練への参加部隊に関し米本土所属と説明しているが、参加人員や日程については知らせていない。危険物の持ち込みや騒音の発生はないなどの情報提供にとどまっている。

 CBRNへの対応訓練は同基地で過去に例がなく、周辺住民に不安が広がっている。

 今月4日には同基地正門前に爆同など住民団体から約60人が集まり「危険な訓練をやめろ」などと声を上げた。爆同の石郷岡忠男委員長は「昨秋には迎撃ミサイル訓練があった。米空母艦載機部隊の移駐後に空いた施設を使った新たな訓練場になることを危惧している」と強調。基地司令官宛てに、基地の機能強化につながる運用などに抗議する要請書を提出した。

 
*CBRNとはchemical weapon:化学兵器、biological weapon:生物兵器、radiation:放射能物質、nuclear weapon:核兵器を意味する。従来はCBRだけで用いられることが多かったが、近年は核兵器Nを加えてCBRN(日本語ではシーバーンと発音する)として用いることが多くなっている。
 

●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?

●「衛生学校記事」情報公開裁判(第 回) 6月23日(水)15:00~103号法廷

●『化学学校記事』 情報公開裁判(第 回)  8月  4日(水)11:00~703号法廷

 

 

◎「衛生学校記事」「化学学校記事」その他自衛隊に関する

情報をお持ちの方は下記のアドレスまでご連絡ください。

 

連絡先:exhibition731@yahoo.co.jp

 

日本の国家機密』(現代評論社刊 初版発行)

            藤井治夫著

第一章 国家機密と軍国主義

3 「機密」概念の曖昧性

軍国主義のバロメータ

 戦争を始めるかどうかの決定に、もはや国民は全く参加することができない。戦争準備は極秘裡にすすめられ、ある日突如として戦争の火ぶたが切られる。国民はただ肉弾としての運命を甘受するほかなかったのが、かつての軍国主義日本であった。いや、政府や参謀本部の決定さえなしに、関東軍が勝手に戦争をおっばじめ、その「既成事実」をいやおうなく追認させられつつ、破滅的な侵略戦争にエスカレートしていったのであった。アメリカのベトナム戦争もまた、そうであった。

 

1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊

 

 

 

 


●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。

 

Ⅲ 日本における生物・化学兵器の歩み

 

1、 生物・化学兵器の開発の歩み

爆発赤痢事件

集団赤痢の病原は、大牟田市の清里第3水源井であるという当時の調査団の報告に対する挑戦は「水道水をもって罹患原因と認め得ざる理由」という塚本さんの秘メモをもとにして現在まで続けられている。当の塚本さんは、①水道水から赤痢菌が検出されなかったこと、②水道汚染の決め手とされた水源井番人の子ども田中広稔ちゃん(1936年2月生まれ)は、赤痢患者ではなく単なる消化不良であることが後日明らかになったこと、③水道水を飲用している全家庭から赤痢患者が出ていないし、三井三池染料工業所(戦時中、毒ガスを製造していたと言われる工場である)の周辺の住宅街のみに赤痢患者が集団発生していた、④しかもこの工場で赤痢の集団発生前後にしきりに爆発事故があり、その負傷者23名が直ちに羽犬塚伝染病院へ極秘裏に運び込まれていることがわかった。などの自らの追跡調査の資料を基に爆発赤痢の原因追及に生涯を捧げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ●昭和天皇の戦争責任を問う!!


天皇万歳に浮かれる無責任国家  田中利幸より

重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。


 


 




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