細菌戦の系譜!!

2022-01-26 11:48:35 | Weblog

●『三光』     中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)

核時代39年(1984年)5月初版発行

 

善良な僧侶を警察の特務に
 
岡田袈裟二
吉林市警察庁保安科科員警尉補
 
<略歴>
本籍地 長野県小県郡
出身階級 富農
学歴 尋常高等小学校卒業
職業  小商人
所属部隊名
 旧新京2600部隊輜重37330部隊第1中隊第1小隊
被捕年月日場所
1945年9月12日 旧新京2600部隊(南領旧日本軍通信隊舎)
年齢 40歳
 
それはかつて私が中国の平和な美しい農村で、村人から尊敬され愛されていた1人の僧侶を警察の特務にしてしまった事実です。この僧侶が、今はきっとこの反革命分子のように毎日を苦しんでいるのではないかと考えると、私はどうしてもこのことを明らかにしなければならない気持ちに責められます。そして、このようなことは、中国を侵略した日本の軍隊や警察では、日常茶飯事のように行われていたことです。
 
 
 

2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)

 

 

 

    

 

 

    

●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!


日本の毒ガス


 

 

 

在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で米陸軍が化学、生物、放射線、核(CBRN)の対応訓練を予定していることに対し、厚木基地爆音防止期成同盟(爆同)など関連4団体が4日、同基地正門前で抗議集会を開き、訓練の中止を訴えた。

 訓練実施は1月28日に、日米合同委員会で合意。防衛省南関東防衛局が大和、綾瀬市に連絡した内容によると、訓練場所は、同基地を共同使用する海上自衛隊が管理する区域内にある滑走路南端の約2万平方メートル。今月5日から9月30日まで使用することで合意した。

 米側は訓練への参加部隊に関し米本土所属と説明しているが、参加人員や日程については知らせていない。危険物の持ち込みや騒音の発生はないなどの情報提供にとどまっている。

 CBRNへの対応訓練は同基地で過去に例がなく、周辺住民に不安が広がっている。

 今月4日には同基地正門前に爆同など住民団体から約60人が集まり「危険な訓練をやめろ」などと声を上げた。爆同の石郷岡忠男委員長は「昨秋には迎撃ミサイル訓練があった。米空母艦載機部隊の移駐後に空いた施設を使った新たな訓練場になることを危惧している」と強調。基地司令官宛てに、基地の機能強化につながる運用などに抗議する要請書を提出した。

 
*CBRNとはchemical weapon:化学兵器、biological weapon:生物兵器、radiation:放射能物質、nuclear weapon:核兵器を意味する。従来はCBRだけで用いられることが多かったが、近年は核兵器Nを加えてCBRN(日本語ではシーバーンと発音する)として用いることが多くなっている。
 

●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?

- 731 部隊関連資料の情報公開裁判の傍聴支援をお願いします ー 
 
 
 
 
(来年1月も証人調べが続きます)   
 
第33回:2022年1月14日(金)13時30分~  103号法廷 衛生学校図書室図書係2人の証人尋問予定
 
第34回:2022年1月24日(月)13時30分~    103号法廷 衛生学校彰古館担当者2人の証人尋問予定
 
 
 
日本の国家機密』(現代評論社刊 1972年初版発行)

            藤井治夫著

第2篇  自衛隊の機密

第1章 作戦用兵

2  統合戦略見積

統合年度戦略見積

 この点について久保防衛局長は、次のように答えているのである。

「統幕をはじめ制服の人たちが考えますることは、きわめて軍事技術的な観点から考えております 。・・・・できれば相手国の基地をたたきたいという思想は確かにございます。・・・・   この資料にもありますように、可能であれば、わが方もやるんだという原則論が書いてあるだけでありますけれども、さっきも申し上げましたように、制服はやや勇み足と申しますか、そういうことで、わが国の政策には反することです。したがって、最終的に取り入れられる防衛計画の中では、これはすべて米側に依存するというふうに書かれております」。

1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊

 

 

 

 


●『BC兵器』久保綾三著(1969年)

Ⅱ 自衛隊と生物・化学兵器―その思想と作戦

1、自衛隊の装備・訓練を探る

国会におけるBC兵器論争

 

(前略)

〇楢崎委員 細谷火工から買っておるんです。警察も買っておるんです。同じものを買っておるんです。何が警察と違うんですか。長官、どこが違うんですか。私はこの細谷火工まで行ったのです。全部見てまいりました。同じものですよ。どこが違うのですか。

〇増田国務大臣 私が次官以下を督励して調べたところによりますと、発注先は同じでございますが、内容は警視庁の使用しておるものと違うということでございます。どこが違うか、これはテクニカルな、専門的なことでございますから、政府委員をして答弁せしめます。

 
 
 
 
 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 


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