●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)
「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって
本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。
第6部
資料・731部隊細菌戦裁判第1審判決全文
被告の主張 (別紙4)
第5 条理に基づく請求について
3 原告らの引用する裁判例について
原告らは種々の裁判例等を引用するが、以下に述べるように、いずれも原告らの主張の根拠になり得るものではない。
(3)東京高裁平成10年7月13日判決は、いわゆるBC級戦犯として処罰された控訴人らが被控訴人(国)に対し損害賠償請求等を請求した事案であるところ、同判決は、原告らが引用する判示部分にある通り、条理に基づく国家補償請求を否定したものである。この点に関し原告らは、上記判決の判断基準によっても、原告らの主張する被告の加害行為について補償すべきことか条理にまで高められていると主張する。
731部隊員が多く入った国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)や自衛隊などでの生物兵器の開発・研究も行われているのではないか?
●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!
731部隊全景(中国に於いて人体実験を繰り返し、細菌兵器を開発し、中国各地で細菌戦を行なった。)
五月二九日
衛兵勤務 晴 風少し 温度高し 明日は下番 五月の勤務は分遣二五日間 集会所五日間 中隊一日
あきれてものも言えない。
童らは今日もアカシアの花の下
飛ぶ鳥に香り落ちくるアカシアかな
見る花にあらず手折るアカシアかな
街路樹の香を拾うアカシアかな
和歌・・・二首
むしり取る 無心の罪よ 小供らの アカシアの花 こぼる紅葉手
異の国の 沈む夕日に 丘の我 アカシアの香 胸をつくなり
軍都広島での物語
原爆詩集
峠三吉
・・・一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれつつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧ぐ。
微笑
のこされた唯一の薬のように かけつけて囁いた
わたしにむかい
あなたは 確かに 微笑した
呻くこともやめた 蛆まみれの体の
睫毛もない 瞼のすきに
人間のわたしを 遠く置き
いとしむように湛えた
ほほえみの かげ
" target="_blank">原爆投下
" target="_blank">原子爆弾投下後の広島市内(1946年3月21日撮影)
" target="_blank">封印された原爆報告書
日本政府は、原爆が投下された後、その威力調査を行ない、その結果をまとめて、戦後、アメリカへ英訳して渡した。被爆者の治療は殆どされず、人体実験迄行われた。
日本政府は、原爆が投下された後、その威力調査を行ない、その結果をまとめて、戦後、アメリカへ英訳して渡した。被爆者の治療は殆どされず、人体実験迄行われた。
" target="_blank">原爆初動調査1
1945年9月に被爆地に残留放射線があったにもかかわらず、日米両政府は戦後それを隠蔽してきた。
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