●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)
「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって
本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。
●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!
安倍晋三は何でこんな行動がとれるのだ??無反省のまま、ずっと生き延びられるのか??
安倍首相の731戦闘機試乗 「止まらない挑発」の非難
「1931」斉藤準太郎の日記
一月十八日
晴 八日ぶりにて第二四下番。 日曜の昼にて中隊は非常に呑気なり 零下十八度
一日早められて下番だ 珍しく六時に起き帰る仕度をする。乗馬兵も帰っていった 中隊にゆけば一日位は休めるだろうよ。第二四列車で初めて首山の娘を見る中々立派だ。相変わらず中隊はよいね 娯楽室で半日遊ぶ 初めて故珍しい将棋 碁 自由な本
軍都広島での物語
●大江健三郎著
「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)
挿絵カット 丸木位里・赤松俊子『ピカドン』(1950年8月6日ポツダム書店発行)より
Ⅵ ひとりの正統的な人間
炎天下の重労働であがなった薬品を、腕の皮膚がセルロイドみたいに硬くなり変色するほど注射して、それこそ死んだように寝そべっている4日目の1日が、3日間の体の酷使を帳消しにしてくれるとは、やはり彼自身信じていなかった。青年は4日目の1日、少なくとも薬品を支えにして休養しているという心理的な安定感を持つことが出来るのみであったはずだが、ただそれだけの事の為に、彼は3日間、実際に自分の肉体を破壊しながら重労働していたのである。彼を愚かしいと呼ぶことは出来ない。青年はそのようなトリックによって、彼の内部の不安に抵抗していたのだ。やがて青年が港湾倉庫のの仕事をやめて長距離トラックの運転手になったという噂を聞いた。彼は益々ファナティックに、自分の肉体を追い詰め、わずかに不安を免れる≪4日目≫を求めているのだろう。
原爆初動調査 隠された真実
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