細菌戦の系譜!!

2021-10-08 11:06:32 | Weblog

●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)

「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって 

本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。

 

 

第6部

資料・731部隊細菌戦裁判

第1審判決全文

第5 当裁判所の判断

(7) ヘーグ陸戦条約3条に関するまとめ

 しかるところ、ヘーグ陸戦条約は1907年(明治40年)10月18日に署名され(当時国44)、1910年(明治43)年1月26日に効力が発生し、我が国も1911年(明治44年)12月13日に批准書を寄託したから、遅くともこの頃までには多数の国家の行態の中に同条約に対する法的確信が確認されるに至り、もって同条約を内容とする国際慣習法が成立したものと認めるのが相当である。(後記(8)参照)。

 原告らは、ヘーグ陸戦条約3条の規定が被害者個人の加害国に対する直接の損害賠償請求を認めているとの解釈を前提に、同規定と同一内容の国際慣習法が本件細菌戦当時成立していたと主張するものである。しかし、上記の通りヘーグ陸戦条約を内容とする国際慣習法が成立するに至ったとは認められるものの、同条約3条の規定は被害者個人の損害賠償請求権を認めていないのであるから、結局、この点に関する原告らの主張は理由がないことになる。 

 
 
 

 

731部隊員が多く入った国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)や自衛隊などでの生物兵器の開発・研究も行われているのではないか?

     731部隊の行なった細菌戦


 

●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!

安倍晋三は何でこんな行動がとれるのだ??無反省のまま、ずっと生き延びられるのか??
安倍首相の731戦闘機試乗 「止まらない挑発」の非難

 

           

2013年5月12日、安倍晋三は宮城県東松島市の航空自衛隊基地を訪問して、機体番号が‘731’であるアクロバット飛行団訓練機の操縦席に座りサムズアップして写真に収まった。

           

731部隊全景(中国に於いて人体実験を繰り返し、細菌兵器を開発し、中国各地で細菌戦を行なった。)
旧満洲第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求めます!

731部隊新発見公文書の中身とは 細菌研究を明記

 

 

 

 

 日本の中国東北侵略から90年

●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』

 

 

「1931」斉藤準太郎の日記

 

二月十三日
想い出の話
僕は軍隊生活は決して嫌ではなかった。男であるが故に行ける所と思う時は、本当に嫌と言う心持よりもむしろ好奇心が多分に取持った。
軍隊生活のあこがれを胸に画いた事さえあった。しかし私は不幸であった。この晴れの満州入を控えて主家の変動にあった。本当に涙で入営前二三週間を暮らしたのを覚えている。死に直面しながら平然と私に心配かけまいとする主人の尊い心持を知った時、私は初めて人の情によって泣いた。
私が入営の祝いに作って頂いた紋付羽織が涙を誘う形見になろうとは 神ならねば知る由もなかった。
 
斎藤ー家の事は宜しくたのむぞ いろいろ御厄介になったなー
生死をさまよう時こそ人間の一番神聖な時ではあるまいか。
私には色々大きな空想的な希望に燃えた理性を持っていた。然し軍隊には必要ない。忽順の二ヵ年が過ぎれば今までよりも現実性に燃えた希望が生まれよう。
色々天を眺めたり、暗に光を探すようにして入営二ヵ年将来を皆一通り考えてみた。
 
 
 
軍都広島での物語

大江健三郎著

「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)

 挿絵カット 丸木位里・赤松俊子『ピカドン』(1950年86日ポツダム書店発行)より

 

Ⅶ 広島へのさまざまな旅


 
 さて僕は昨年夏の広島で、金井論説委員の原水爆被災白書の提案を聞いた時から、この運動に注目し続けたいと願ってきた。現在までそれは、少なくとも金井氏たちの努力の及ぶ限りでは着実に発展しつつある。僕はこのノートに原水爆被災白書のプランを紹介する文章を書いてすぐ、金井氏からの手紙を受け取った。それは昨年の秋の初めだった。この手紙はまず、金井氏がどのような心構えにおいてあの夏の三県連絡会議の原水禁大会に出席したかを端的に語っている。
 
 
 
 
 
 

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