1937年12月13日
南京陥落!!
●南京大虐殺
河村・石原両氏の発言には全くあきれる!!
<河村・名古屋市長>南京事件否定発言 橋下・大阪市長「慎重にすべきだ」
河村市長発言:大村知事「一刻も早く収拾を」
河村・名古屋市長:南京事件否定発言 「誤解招いた」--釈明会見・一問一答 /愛知
河村市長:南京事件発言 現地市民は深い失望感
<河村市長>南京事件否定発言 中国・江蘇省が渡航禁止通達
史実を守る会は、河村市長に以下の抗議文を送りました。
抗議文
名古屋市市長 河村たかし殿
(1)貴殿は2012年2月20日午前、表敬訪問に訪れた南京市の共産党市委員会常務委員の一行に対し、「南京事件はなかったのではないか」と発言し、その後も同趣旨の発言を繰り返し、その結果、南京市は名古屋市との交流を一時停止、中国国内でも大きな反発を呼ぶなど、大きな問題に発展している。
(2)貴殿の今回の発言をまとめると、南京事件を否定する根拠として、①終戦後、下士官だった貴殿の父上が南京市において手厚くもてなされた、②目撃者がいない、という2点を挙げている。
しかし、根拠①は、当時の蒋介石政権の「以徳報怨」政策(国共内戦を見越しての日本軍宥和政策)に基づくものと解されるが、そもそも、この様なことが大虐殺を否定する根拠となるはずもない。これを根拠に大虐殺を否定するなどというのは、父上に対して温情を示した南京市民を裏切る暴論である。
また、根拠②は、事実に基づいていない。まず、その前提として指摘するが、南京市の地理の広さ、事件の期間の長さを考慮すれば、大虐殺の全体像を「目撃」することは不可能である。したがって、ここでの「目撃者」とは個々もしくは一定集団に対する虐殺の目撃事例ということになる。
そこで目撃の一例を挙げるならば、夏淑琴さんのケースがある。夏さんは、当時7~8歳だったが、2家族13人の内、11人が殺害されたことを目撃している(※1)。
一方、 独立工兵第1連隊第2中隊の岩崎昌治伍長は、捕獲した敗残兵を殺害したり、「城内に居った支那人を約二千名」を「全部殺してしまった」と陣中書簡に書いている(※2)。
また、ロイター通信社のスミス記者は、揚子江の桟橋で、「一千人の中国人を」「脆かせ、後頭部を撃ち抜く」という処刑の光景を目撃している(※3)。
この様に南京事件は、被害者も加害者も、また第三者でさえも虐殺の模様を「目撃」している。貴殿が言うところの「目撃者がいない」とは、単に「目撃事例の資料を知らない」ということでしかない。
(3)貴殿の「根拠」は根拠たり得ないものであり、それをもって「南京事件はなかったのではないか」などと主張するのは、非科学的主張としか言いようがない。
あまつさえ、表敬訪問に訪れた被害国の要人に向かい、この様な非科学的主張によって被害事実を否定するなどということは、誹謗中傷と受け止められても致し方ない。
即刻、「南京事件なかった」という暴言を取り消し、日中双方の国民に向かい、自身の不明を詫びることを求めるものである。
2012年2月26日
南京への道・史実を守る会
fact_keeper@yahoo.co.jp
http://jijitu.com
※1 笠原十九司『体験者27人が語る南京事件』(高文研、2006年)P132-146
※2 岩崎稔『或る戦いの軌跡』(近代文藝社、1995年)P23-80
※3 石田勇治他『ドイツ外交官の見た南京事件』(大月書店、2001年)P44-50
南京大虐殺否定発言にその場で反論せず、受け流したのはけしからぬ!ネットで批判高まる―中国
南京での山下さん柔道教室など中止に
<日本人が見た中国>公の場では不適切、名古屋市長の「南京事件なかった」発言
南京事件「生き証人」の証言を残せ、口述史分会を発足へ―江蘇省南京市
「ノブの日記」(seesaaブログ)に寄せられたコメント
河村は本当に馬鹿な男だ、数年前実名で河村に抗議したが返事なし、30万は毛沢東の宣伝で過大だが蒋介石は3万人以上と国連に報告、虐殺は有った、私は中国から復員してきた友人の父親の軍医から聞き15年前南京を訪問現地の資料をみて恐ろしくなった。(sakai)
河村市長:「礼儀欠いた」 中国の批判報道に戸惑い
河村名古屋市長:南京事件発言 SKE48公演に影響も
石原都知事:「河村君正しい」 南京事件否定発言を擁護
南京事件発言、河村市長を大村知事が批判
藤村官房長官「非戦闘員の殺害、略奪行為あった」 村山元首相談話の踏襲表明
<河村市長>南京事件否定発言 撤回の考えないことを明言
「河村名古屋市長の父は南京大虐殺を知るはずない」=中国報道
中国南京市が名古屋市との交流停止、河村市長の発言に反発
河村市長「南京大虐殺なかった」…中国訪問団に
河村市長発言に中国側が不快感
南京大虐殺74周年、日本は沈黙
「南京事件」から74周年、市内各所では追悼式典を開催―南京
“南京事件”…犠牲者名簿に新たに1万人を追加=中国
南京大虐殺、新たな証拠品
南京大虐殺 日本の住職、資料を寄贈
南京大虐殺74年で追悼式典 未解決の歴史問題浮き彫り
2月14日・・・大本営、中支那方面軍・上海派遣軍・第10軍の戦闘序列を解く(松井石根、司令官を解任)。
18日・・・南京安全区国際委員会、日本当局の要請により、名称を南京国際救済委員会と変更。
23日・・・国際委員会ラーベ委員長、南京を離れる。
【南京事件:笠原十九司著:岩波新書より】
「この事実を・・・・」
(「南京」市民に仕えた宣教師証言集:章開沅/編 加藤 実/訳)
(発行:ストーク、発売:星雲社、定価2200+税)
※『日中歴史共同研究』(2010年1月31日公表)でも明らかなように、日中戦争は日本の侵略戦争であり、南京大虐殺は歴史事実である。私達日本人は、南京大虐殺の「この事実を・・・」を謙虚に読むべきだと思う。
南京でどんなことが起こっていたのかをもっと日本人は知る必要があると思う。
今でも多くの被害者の方々はPTSDに悩んでいる!!
フォースター
夫人への手紙
(1937年11月23日~1938年2月13日)
僕たちまだ南京の町に閉じ込められているんで、通るのを許される河川は限られていて、鉄道が幾分かは軍に使われているそうだけど、日本軍は自動車道と飛行機とによっている。軍の許可がないと、僕たちどこへも行かれないんで、その許可がまたたやすくは下りないんだ。先週、アメリカにイギリスにドイツ3国の大使館の代表が許されて、南京にやって来た。僕たち大喜びしてその人たちに会い、何とかここでお役人たちと、通じ合えるようになった。日本の当局は、兵士らのほしいままな略奪したり燃やしたりで、大いに面子をなくしている。日本大使館と外国大使館の告示が、市内の外国人の住居や資産区域に、貼り出されているのに、兵士らが依然として入り込んで略奪している。大使館員がそうしたところを巡視するときに、しばしば兵士らが見つかるんで、略奪や焼き払いは中国の兵隊や民間人がやってるんだといった、なすり付けのしようがなくなっている(前はいつもなすり付けようとしていた)。けれども全体としては、情況は好転してきていて、多くの部隊が、ほかの地域へ撤収している。それでも僕たちは、まだ人々を家に戻す(彼らの家がまだあったとして)のや、僕たちが面倒見ている人たちを、テクサス石油会社の住まい何ヶ所かや、その他のところに残すのは、安全でないと感じている。僕たちの内1人がまだ、昼間に見張りをしていて、1人が夜、住まいの1ヶ所で眠ってるんだ。町が広範囲に燃やされていて、まだ日に日に火災事件が起きているんだ。
12月17日 南京入城式
『南京城頭日章旗翻る』&『南京入城式』
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・映画やテレビの時代劇ではクライマックスにチャンバラシーンがあるが、斬られた方のその後の苦しみ・悲惨な光景は省略されることが多い!!日中戦争でも多くの捕虜や市民が日本刀による「据えもの斬り」にされ、殺された。最近のテレビでは日本刀を伝統文化だといって取扱っている番組があったようだ!!恐ろしい!!
・なぜ南京軍事法廷では皇族の朝香宮(当時上海派遣軍司令官)は皇族ゆえ裁かれなかったのか?
南京戦犯裁判軍事法廷の設立と経緯
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南京大虐殺マギーフィルム)1
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南京大虐殺
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日中戦争 (1937-1938)
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南京大 ( Nanking Massacre )
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兵士たちが記録した南京大虐殺1
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●「南京!南京!」が見られる映画サイト
映画「南京!南京!」日本語字幕版全編1/14
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日本の戦争 2
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南京大虐殺
南京大虐殺
南京大虐殺
日本は唯一の被爆国であり、広島・長崎では核兵器廃絶のアピールが毎年盛んに行われていたが、今度はその日本が、放射能汚染の加害国になってしまった!!
原発輸出反対!!
日本政府は、先の侵略戦争を真摯に反省し、アジア・日本の被害者に対し謝罪すべきである!!
遺棄毒ガス兵器の処理を急げ!!
きけ!!「マルタ・アジアの被害者」の悲痛な叫び!!
「怨」
No More 731!! No More Nanking!!
No More Noborito!! No More War!!
No More Fukushima!!
武器よ!原発よ!さらば!!
沖縄の米軍基地撤去!!
「日の丸」・「君が代」反対!!
(侵略のシンボル)(天皇賛美の歌)
9条を世界に!!
新しい日本!!
世襲の天皇制から選ばれし大統領制へ!!
昭和天皇の戦争犯罪・戦争責任を問う!!
政府は戦史資料を全面公開せよ!!
原発・軍事偵察衛星・次期主力戦闘機・リニア・スパコンは要らない!!
税金を震災復興に回せ!!憲法9条が泣いている!!
※リニアモーターカーは膨大な電力を食い(原発3基分)、福島第1原子力発電所の事故ではスピーディー(スパコン)で計算されたデータは全く生かされなかった!!
沖縄を米軍の基地にしたのは誰なのか。
城山三郎著『落日燃ゆ』には広田弘毅が、南京大虐殺当時の外相として事件の処理にあたり、軍部に対しても強く抗議した模様が描かれているが、外相・首相と務めれば日本軍が中国で何をやっていたかを熟知していただろう!!もちろん731部隊の残虐な実験や作戦についても!!東京裁判では広田は何も弁明していないが、日本がアジア諸国に及ばした加害の事実はよく知っていたのではないのか?
広島・長崎の原爆の詩は、日本軍が中国・アジア太平洋で行った残虐行為を受けた多くの被害者の方々にも当てはまる!!
峠三吉の詩『にんげんをかえせ』
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
福島に限らず放射能汚染に悩む全世界の人々の悲痛な叫び!!
ふるさとを返せ!!自然を返せ!!
日常を返せ!! 脱原発!!
日本は、“平和を愛した?”「昭和天皇」・“原子力の未来を明るく描いた”「鉄腕アトム」・“アメリカと結託して原子力を推進した”「中曽根・正力」・“今現在でも原子力を推進しようとする「石原」に騙され続けているのでは?と強く思う!!
「原爆報告書」は、毒ガス戦・731部隊の隠蔽と国体護持のために、アメリカに少しでもいい心証を与えるために国策として作られ、当の苦しんでいる被爆者には活用されなかった!!なるほど、天皇は原爆忌に広島・長崎には行けないわけだ!!
731部隊を隠蔽する目的の取引!NHKスペシャル 封印された原爆報告書
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封印された原爆報告書
731部隊と山下俊一
福島1万人余外部被ばく量推定(2月20日 21:00更新)
【170】 医療崩壊か? ... 医師の自重を求める / 武田 邦彦 NHKスペシャルより。
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番組では、広島・長崎への原爆投下を巡る日本側の動きを克明に追う。情報を掴みながら、なぜ多くの人々が無防備のまま亡くならなければならなかったのか…。原爆投下から66年、その問いに初めて迫る調査報道である。
*SPEEDIの情報をつかみながら住民の避難に生かさず見殺しにした民主党政権は、戦時中の大本営とまるで変わりありません。
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20120211 原爆投下 活かされなかった極秘情報
米原子力規制委 事故直後の議事録(2月22日 13:00更新)
【169】 セシウム...再飛散の恐ろしさ ( 瓦礫と同じ新しい危険 ) / 武田 邦彦
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“セシウム花粉”の恐怖…濃度は原発“汚染土”の3倍 (zakzak)
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☆原発事故、海外専門家から厳しい指摘
汚染水タンク1000基「原子炉建屋の地下もタービン建家の地下も漏れたって見えない だからただただ放置されてる」小出裕章
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ハンフォード、マヤーク、マーシャル諸島(ロンゲラップ島)、チェルノブイリ等の深刻な核汚染状況について
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2012年2月27日 東電どうなる? ツケは国民にまわされる・たね蒔きジャーナル
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巨悪は守られる(`・ω・´)
官邸の介入、リスク高めた=前首相ら300人聴取―民間事故調報告書・福島原発事故
120212 広瀬隆さん講演会「収束宣言の嘘を暴
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120212 広瀬隆さん講演会「収束宣言の嘘を暴
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「原発のウソと真実」 小出裕章さん
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●731部隊
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第2部
浜中の脱走
「いないかァ!どうだ」
などと叫びかわす声がし始め、1時間もたつと、みなそろそろ、業を煮やし出したようだった。
そのうち、他の班の者や雇員たちも起きてきて、部隊内は時ならぬ騒動となった。
私達が一巡りして官舎の前に来たとき、近江属が懐中電燈をちらつかせながらやってくるのにであった。
「何をぼんやりしてやがんだ。まぬけ!こんなところを探したってどうなるんだ。・・・・俺と一緒に来い!貴様らにも責任があるんだぞ」
と、ものすごい剣幕だった。営外へ出たとすれば、夜警はもとより、部隊としても一大事なので、みな血眼になって探していた。
それからまた1時間あまり、私達はいくつかに分れて、入り込めそうな建物の中や、土塀のきわ、草原のほうを探し歩いた。
空はすでに青く明けて、地上も人の顔かたちがはっきり分るほど明るくなっていた。
丁度、土塀に沿って進んでいた組が両側からであいそうになったとき、
「いるぞ!おおい!こっちだ、こっちだ!」
と叫ぶ声がした。人々は、そのほうへ一斉になだれ込んだ。
塀に近い草丈の高いところに、石のようにじっとうずくまっているのは、まがいもなく浜中であった。
※アメリカは中国における日本軍の情報を集めていた。
南京大虐殺・重慶などの都市の無差別爆撃、毒ガス戦・大規模な細菌戦などの残虐行為に対して、今度は報復に出た。
東京大空襲の写真 大量に発見
※満州の満人をはじめ、農安県でも731部隊は細菌をばらまき、多くの人々を殺し、家々を焼き払った。これも、細菌が自然発生したように見せかけた謀略であった。
フェル・レポートによればPX(ペスト菌を保菌しているゲオプスネズミノミという兵器)を使用した細菌戦は12ケ所で行われ、一次流行したら二次流行と続き多くの犠牲者を出した。
今現在でも中国でこの細菌戦の調査が行なわれている。また、他の病原菌を使った細菌戦やゲオプスネズミノミ以外のペストノミを使用した細菌戦もあったようだ!!(『731資料センター会報第2号』を参照・・・ノブ)
※・・・加えて、フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領が、1943年には、日本の細菌兵器及び化学兵器による攻撃を非難する声明を出した。ルーズヴェルトは、「日本の武装勢力によって中国の様々な場所で有毒ガスが使用されているとの信頼すべき報告が当政府に届いている」と言明した。彼は次のように警告した―。
もし、日本がこの非人道的な戦闘方式を、中国に対してでも他のどの連合国に対してでも採用し続けるならば、当政府はそのような攻撃を、アメリカ合衆国に対して行われたものとみなし、全身全霊をかけて最大限の報復を日本に対してなすであろうことを、間違いなく明確にしておきたいと心から願うものである。
ルーズヴェルトは、彼の警告を以下の言説で締め括っている―「我々は完全な懲罰を強制する準備をしておかなければならない。日本には(国際)責任が発生するであろう」
(『死の工場』シェルダン・H・ハリス著、近藤昭二訳 P139)
【お知らせ】
2・29院内集会
「シンポジウム細菌戦実施を示す新資料・金子論文を読む」
日時 2012年2月29日(水)午後3時~5時
会場 衆議院第二議員会館第2会議室(地下1階)
昨年発見された元731部隊員で陸軍軍医学校防疫研究室(途中から9研兼務)の金子順一執筆の細菌作戦に関する論文は、日本軍が中国各地で細菌戦を実施したことを裏付ける決定的な証拠です。現在、金子論文をフェル・レポートや井本熊男業務日誌と対照し731部隊による細菌戦の事実を確定し、細菌戦被害者への謝罪と賠償を実現することは緊急の課題になっています。
発言 吉見義明さん(中央大学教授)
(著書:『731部隊と天皇・陸軍中央』岩波ブックレット)
その他、金子論文を発見した奈須重雄さんや
国会議員からも発言を頂く予定です。
※『金子順一論文集(昭和19年)』紹介
731部隊員の証言 1
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731部隊 究明なるか 年明けにも3カ所目の調査
細菌戦の新発見資料について
精魂塔(表)
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精魂塔(裏)
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精魂塔(これは一体誰を供養しているのだろうか?裏側は何か消したようにも見える!!)
731部隊・細菌戦(731部隊・細菌戦資料センターのホームページより)
黒い太陽731部隊
殺人工廠(1)
731の最後 死亡列車0
「前事不忘 後事之師」(前の経験を忘れず、後の教訓とする)
“戦争を語る”人々
戦犯たちの戦後
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証言ー侵略戦争1
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北朝鮮による拉致も大きな政治課題だが、戦時中に日本軍が行なった大規模な強制連行(拉致)に対しては戦後日本はきちんと対応したのであろうか?
中国人強制連行1
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●全国各地で奮闘する語り部たち
(相模湖・大久野島・花岡・・・・で戦時中何があったのか?)
必見!!「戦争を語り伝える人々」のガイドブック!!
『ルポ 悼(いた)みの列島』 あの日、日本のどこかで
室田元美
もう過去のことなんて、いいんじゃない?と思う人もいるかもしれないが、私の胸のなかには、石川啄木が「韓国併合」のおり詠んだ「地図の上朝鮮国にくろぐろと墨をぬりつつ秋風を聴く」が常に引っかかっている。(「はじめに」より)
毒ガス島歴史研究所
大久野島と毒ガス
大久野島戦争遺跡の案内
毒ガス貯蔵庫
アジアとの友好のために(1)
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消えた日の丸1
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●731部隊と天皇
欧米の帝国主義にならって、日本も中国侵略を真剣に考え、実行していった。
当時、天皇は現人神であり、日本国においては絶対の存在だった。日本人は、小さい頃から、家庭や学校で天皇を拝み、学校では教育勅語が奉読され、天皇のために死ぬことが最高の価値のように教えられた時代でもあった。当時植民地であった朝鮮や台湾の人々を二等国民とか三等国民と呼び、中国人をチャンコロと呼んで蔑視していた。また、軍医になって中国に渡れば、731部隊に所属しなくても生体解剖は当たり前のように行われていた。
日本の傀儡政権が満州に成立すると、早速、陸軍軍医少佐の石井四郎は、満州の背陰河で人体実験を重ねながら、安くて強力な兵器(貧者の核爆弾)の開発を目指した。
1936年、天皇の認可の下に中国ハルピンの郊外平房の広大な敷地に研究施設を作り、東京の陸軍軍医学校やその他多くの石井のネットワークと連携しながら、中国人・朝鮮人・ロシア人・モンゴル人などをマルタと称して生体実験・生体解剖などをし、試行錯誤を重ね、より強力な細菌兵器の開発を目指した。
1938年(昭和13年)の5月には国家総動員法が発令され、京大や東大の研究者なども上司の勧めや説得により、731部隊に派遣された者もいる。731部隊は国家的プロジェクトだった。そこで開発された細菌爆弾(陶器爆弾)は中国の都市で実戦された。ペスト菌で多くの被災者を出し都市は混乱した。
研究成果は思ったよりも上がらず、兵器の開発を急いだが、時すでに遅く、ソ連の参戦を許してしまった。
ソ連が参戦するや否や、軍部・天皇はいち早く731部隊の証拠隠滅をはかり、建物を爆破し、収容されていたマルタを全員殺し、731部隊員を急遽日本へ戻した。
これも戦争犯罪がばれると、天皇にもその責任が問われることになるからだ。
731部隊にも三笠宮をはじめ何人かの皇族が行き来し、実際731に係わっていた皇族(竹田宮)もいた。東条も足を運び、大元帥昭和天皇の耳にも731についての情報は入り、実際細菌戦の命令も出していた!!
莫大な予算をかけ、全国の優秀な医学者(京都帝大・東京帝大医学部が中心)を集めて作られた731部隊は、軍部・天皇がもっとも期待していた部隊であった!!
マッカーサーは、軍人であった。軍事戦略に長けていた。日本軍の731部隊の細菌戦や、そこで行われている人体実験、また、アメリカ人捕虜に対する残虐行為などの情報はある程度知っていた。しかし、マッカーサーが占領統治に当たって重視したのは、そのようなことを裁くのではなく、円滑に日本統治をすすめ、将来的には日本が、アメリカの傘下に入って、共産主義と対峙する国にしようとしたのではないか?
そのためには、日本人がその当時も今もかもしれないが天皇教に洗脳されていることを利用し、昭和天皇をそのまま在位させて、その力を統治に最大限活用した。
そして、国家的プロジェクトであった細菌兵器の開発や、731部隊で行われていた人体実験のデータを極秘裏に集め、自国の遅れている生物兵器開発に役立てようとした。
そのためアメリカは、731部隊員に戦犯免責を与える代わりに731部隊のデータ全てを独占して買い取り、また、上級部隊員をアメリカ軍に協力させ、朝鮮戦争やベトナム戦争に開発した兵器を使用したようだ。
このような流れの中で、アメリカは東京裁判では731部隊の事は取り上げず、731部隊のことに関しては報道管制を敷き、天皇はじめ731部隊関係者が法廷に立つことはなかった。
結果、天皇の戦争責任は問われることはなく、日本の生物戦の戦争犯罪も一切問われなかった。
そして、東京裁判は、形式的なのものになってしまった。
アメリカ大使館での昭和天皇(1945年9月27日フェレイス撮影3枚中の1枚)
日本政府及び天皇とアメリカは、一緒になって、731部隊の隠蔽を図り、これが東京裁判で裁かれない様にし、その残虐な事実が国民の前に公表されないようにした。(昭和天皇とマッカーサーとの会談は極秘裏に戦後11回行われた。新憲法が制定された後でも、「象徴天皇」という新たな憲法上の地位に“制約”を感じることもなく「政治的行為」として、マッカーサーと「トップ会談」がなされていた。それも、当時の政府を飛び越えて行われていた。この「トップ会談」の「公式記録」はこれを所管する宮内庁・外務省が正式に資料公開すべきである!!)
その結果、裁判で国民の前に731部隊の情報が公開されなかったし、追及もされなかったものだから、大元帥昭和天皇の戦争責任を問う声は国民からはあがらなかった。日本政府は戦争の加害の事実に目をつぶり、隠ぺいし続けているが果たしてこれでよいのであろうか?
※パウエルの記事と森村の本は、日本で政府が見解を出さざるを得ないほどの騒ぎを巻き起こした。政府は国会で731部隊の存在と、731部隊の戦争犯罪について初めて認めた。議論の中で政府は、石井の細菌実験について知りながら石井にかなりの軍人恩給を給付していたことを全く偶然に露呈してしまった。【 『死の工場(隠された731部隊)』:シェルダン・H・ハリス著、近藤昭二訳 193頁】