オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

時計草

2018-06-20 09:29:04 | 
本日も暑くなりそうです。まだ朝の早い時間帯、日差しが強くなる前の水やりをしている最中に、時計草
が咲いているのを見つけました。だいたい例年通りの開花です。3輪咲いてます。最初に3輪も咲いたの
は初めてです。毎年、最初の花はポツンと1輪だけで、ほとんど目立つことなく咲いていました。今回の
3輪は目立ちますからすぐ目につきました。微笑)

この花を庭に持ってから、まだ5年ほどですから完全に意識の中に定着しているとは言えないのですが、
今朝の3輪の開花は「本格的に夏になったな~!」と思わせてくれました。6月は一年中でもっとも雨の
少ない時です。日本のと比べるとちょっとドライで、しっとり感が不足なんですが、新緑に溢れてます...。

日本の新緑は雨季の中で育つ緑ですから、比較しないほうがいいですね。日本の新緑はホントにきれいだ
と思います。ことに冬に極寒の時を過ごさなければならない地域の新緑がね...。微笑)

いちおう今年最初の時計草の花と、写真を撮っておきました。ブログの更新です。笑)


 

 


来週末から毎年恒例の「夏のブリッジトーナメント」を始めます。まだ、あまり写欲が湧かないのですが、
試合場になる裏庭に植えた花の苗は順調に育っています。大鉢に植えたものが沢山ありますから移動可能
です。

毎年参加してくれる女性群に2つあるブリッジテーブル周りのデコレーションをしてもらうことにしてま
す。お茶とお菓子を楽しみながら大花鉢を使いフラワーアレンジメントをしてくれます。まあ、みなさん、
こんなことは大好きらしく、ああだ! こうだ! と真剣に討議しながらやってくださいます。とても楽しそ
うにね! 私はニコニコしながら見ているだけです。これも、ブリッジトーナメントを主宰する楽しみです。
いいもんです。へへ。

ケルセン '18

2018-06-16 20:48:26 | 食べもの
ランチの後、自転車でセンターへ出かけ、帰りに家から遠からぬ広場に青空市が立っているのを思い
出し寄ってみました。この時期に欲しいものがあります。(^^ゞ

ありました! 今年もオランダ産のチェリー (蘭語=ケルセン) が買えました。到着した時間がちょっと
遅く、明日は日曜日ですから市はありません。残りものを売り切るため、半額セールをやってました。
ラッキー! この青空市は昨日の金曜日と本日土曜日のオープンです。

でも、残り物のせいか、なんとなく型が悪く鮮度が悪いような気がするので、味見をさせてもらった
らとても美味しい! 500グラムと思ったのですが、半額なら1キロ買っちゃえ!と大人買いしちゃ
いました。この味なら私一人で全部たいらげられます。えへへ。

写真からもわかると思いますが、日本でも売られているアメリカンチェリーと同じ種類だと思います。
正直、日本ではあまり美味しいと思いませんでした。アメリカでも都市部では日本とほぼ同じ味でし
た。産地に近いところで完熟まで置いて収穫したものをすぐに食べれば素晴らしく美味しいんですけ
どネ! 他の果実や野菜とと同じく、早い収穫をして輸送中や倉庫の保存期間に熟させるなんて姑息な
ことやってるので、仕方ないのかもしれません...。

オランダは小さい国ですから、すべての地域がチェリー農園から数時間以内の距離です。早期の収穫
なんてしなくてもいいんですよね。まあ、完熟させると表面が柔らかくなるので傷がつきやすいみた
いですが、それを知っている消費者はあまりルックスにこだわりません。私もそのスタイルが身につ
いてます。

いくつか食べたのですが、写真に撮れる量が残っているうちに撮影してブログに上げることにしまし
た。笑)午後8時半を回っていますが、夏至が近いので日本の午後3時くらいの太陽の位置です。グ
ラスカーテンを通して西日が強く当たる室内で撮りました。



ちょっと翻訳の仕事をこなさなければいけないので脳を活性化しておかなければいけません。アルコ
ールはなしです。このチェリーで脳へエネルギー補給です。甘いですけど、砂糖の甘さではないので
好ましいです。

  ♢

いい週末です。微笑)

今年の赤い花

2018-06-14 13:15:32 | 
今年の裏庭に咲く赤い花です。ちょっと撮りためた写真を使います。ほんの数種類にすぎない花
でも、なかなか同時に咲いてくれませんから...。赤い花を取り上げた理由は私の個人的な心境か
らです。苦しい心情と言えます。

この裏庭の赤い花は2種類あります。私はあまり詳しくないのですが、デジタルカメラにおいて、
赤い色はいわゆる色の飽和を起こしやすいようです。赤い花を撮り、普通に現像するとほとんど
の場合ハレーションを起こしたようなひどく醜い画像になります。

それを写真ソフトで修正するのですが、これがなかなか難しいデス。まあ、目で見た印象に近づ
けながら修正するわけですが、印象というあやふやな記憶を再現するのって本当に難しいです。
その難しさが楽しいのですが、けっこう繊細な作業になりますから時間がかかります。

同じような状況/環境で撮った写真は、1枚目の写真の修正に全力でかかります。ああだ、こう
だと、自分の中でいろいろ討議しながら修正を進めて行きます。まあ、これくらいで満足として
おこうという妥協の連続なんですけど。苦笑)

で、写真ソフトにはその修正をコピーし記憶させることができます。つまり同じ状況/環境で撮
った写真にボタン一つのクリックで同じ修正を施すことができます。これはやはり便利です。何
枚も撮った時でも、同じ状況/環境で撮ったものであれば、2枚目からは簡単に修正できます。
その上でさらに若干の修正が必要になることもあるのですが、基本的にはこの更なる修正は難し
くありません。では2種類の赤い花の写真を見ていただきます。もちろん修正をかなり施してあ
ります。

最初は赤いバラです。3本の違った株に咲いた赤いバラですが、赤の色のニュアンスがけっこう
 

 

 

 

 

 

 
異なります。同じ状況/環境で撮っても花の色のニュアンスは3つともかなり違いますから色ご
とにさらなる修正が必要です。この更なる修正の作業は私にはとても面白いです。で、ここで肝
心なことなんですけど、私は赤い花を撮り現像し、記憶に残っている印象で修正して画像を完成
させているのですが、これがある程度のレベルでできるのは自宅の庭に咲く赤花しか撮らないか
ら可能なんです。何回も何回も花のところへ行き、確認しながらやっています。これが実に楽し
い! 爆笑) 赤花を散歩の途中でなかなか撮る気になれません。記憶力が乏しいからな~。へへ。
 
 
次の赤い花はゼラニュームです。この花はバラより難しいです。形状の破壊が色つぶれが起こる
 

 

 

 

 

 
前から始まります。ちょっとでもハレーションのような現象が現れると、もはやゼラニュームで
あることが判明できなくなります。葉っぱは割と鮮明に撮れますからゼラニュームであることは
判りますが...。笑) 写真ソフトによる修正の話は終わりにします。

今年のゼラニュームは新種らしく気に入ってます。ものすごく地味なんですよ。葉の色さえ地味
です。だけど、あまり横に広がらず直立とでも言える姿でシンプルな単衣の花を咲かせています。
この花色は今までにない色でとても品があり凛とした佇まいを見せます。このゼラニュームのお
かげで、裏庭が例年より美しく見えるような気がします。^ム^)。

  ♢

庭全体の満開には今月末くらいまで待たなければいけませんが、育てる側としてはそこへ到達する
プロセスの期間が一番楽しいです。幸い、今年の夏は好天が続き、庭で花を眺めながらお酒やコー
ヒーを飲むことが度々です。時々はランチも。。。微笑)

ティラミス

2018-06-09 08:56:32 | 食べもの
熱波は去り、普通に26℃の気持ちいい夏日に戻りました。庭はまだ花で満たされていませんがバラ
がそこそこ咲いていますし、紫陽花はけっこう色づきはじめています。つまり、この時期の庭は希望
に満ち溢れています。(^^ゞ

一昨日の木曜日、隣人のジョン/ディアナ夫妻と近くのショッピングセンターで会いました。熱波も
去り過ごしやすくなったので、金曜日の午後に庭でコーヒーでも飲みませんかと誘いました。美味し
いものをご馳走できると思うから...と一言漏らしておきました。微笑)

ジョンはビールが大好きだったのですが、ここ数年、体調を崩しアルコール類は避けているのでした。
この家へ越して来てからの付き合いですから10年程なんですが、もっとずっと大昔からの知り合い
と感じています。

で、美味しいものとはケーキの類いです。砂糖が苦手な私なのに自作します。砂糖は使わず蜂蜜を使
います。蜂蜜なら美味しいと感じます。いろいろ自分勝手で面倒臭いんです、私。えへへ。

で、木曜日のうちにこんなの↓を作って冷蔵庫で冷やしておきました。ティラミスです。上にかかって
 

 
いるチョコレートパウダーは、テーブルに置いて、ジョンとディアナの目の前で振りかけました。彼等
には以前にもこれをご馳走したことがあります。甘さを抑え上質のマルサラ酒を効かせてあるので大人
の味です。マルサラ酒は熱々のエスプレッソと併せて使ってますからアルコールは飛んでますね。

大きく切り取り、熱々のコーヒーと一緒に提供しました。大人の男女が甘いものに子供のような反応
 

 
をしてくれるのを見るのは楽しいものです。私も蜂蜜味ならと、けっこう大きなのをいただいちゃいま
した。いろいろな話題で盛り上がり楽しい午後となりました。バラに詳しいジョンからいろいろ助言を
もらいました。

最初の画像、丸いティラミスの容器は8人前くらいです。残ったものは直ぐ冷蔵庫に戻しておきました。
2皿目を勧めることはしませんでした。で、彼等にその冷蔵庫に戻して置いたティラミスを帰る時に容
器ごと持っていってもらいました。そのオファーをした時の2人の嬉しそうなお顔!  ^ム^)。


ご近所の風景

2018-06-07 11:55:24 | その他
先週末に花苗をたくさん購入し、フロントガーデン/バックガーデンとも仕上げました。あとは暑さで
乾燥したら水やりをしてやるくらいでOKです。まあ、雑草駆除は頻繁にやってやらなければいけませ
んが、生え始めた時にやれば軽い仕事です。監視をしっかりしましょう。微笑)

熱波が来ているので30度くらいまで気温が上がります。今朝は強い日差しが当たる前にと、たっぷり
水を花達にやりました。今月末くらいに花が満開となり美しい庭になる筈です。来月早々からブリッジ
の試合を組んで楽しい戦いを開始するつもりです。^ム^)。

水やりを終えたあと、ご近所の緑がキレイなので写真に撮っておこうとカメラを持ち出しました。久し
ぶりの撮影です。

家の前の通りから左を向き撮りました。いい緑の大樹が道を挟んで2本あります。熱波の強すぎる陽光
 

 

 
を和らげてくれます。ありがたいです。熱波の時はネ。普通の夏日の25度強くらいの時は日陰を作りす
ぎるんだよな~!なんて人々の不興を買うこともあるのです。ホンに人間とは勝手な生き物です。爆笑)

家の前の通りを右に50メートルほど行くと割と大きな運河にぶつかります。ここは大きな樹木が運河の
両脇に連なりますから、素晴らしい緑が見られます。同じく熱波の時は嬉しい木陰を作ってくれますが、
普通の夏日には光量不足の原因になりかねない陰を落としてくれちゃうことになります。この近くの家々
のフロントガーデンは明らかにその悪影響を受けてます。で、日陰に強い植物を植えて凌いでいますね。

でも、バックガーデンには十分な陽光を得られるようデザインされているので、苦情は出ていないようで
す。このビレッジは120年ほど前にアムステルダム派と呼ばれる建築専門家グループによってデザイン
されたそうです。私が好んで取り上げる中央駅裏の大きな水路沿いにいくつもあった造船所に働く人々の
ための住宅、私の家はそのエンジニア達のためのものだったようです。微笑)

運河の緑多き風景写真です。キレイな柳が何本も植わっているのですが、私のカメラと技量ではなかなか
その美しい全体像を捉えることができません。日本の柳に比べると巨大なんですよ。

この柳は若い小型のものです。対岸に植わってます。これだと運河の広さの距離でも全体像を撮れますが、
 

 

 
もっと大きな普通サイズ以上の柳ですと、こんな風にアングルをつけて撮っても収まりが悪いです。いい
被写体だと思うのですが、いい全体像を撮ろうとすると高価なレンズが必要になるんですよね。そんなの
買う気ありません。爆笑)

おまけです。運河のあたりから家へ戻る時、アオサギが私の家の前の棟の屋根に舞い降りていました。
 

 

 
アオサギが私たちの家の屋根や庭に舞い降りるのはやはり珍しいです。いい被写体ですから撮りました。
見ていたら羽虫でもいるのか、けっこう時間をかけてあちこちをつつきクリーニングに専念してました。
これをするから美しい姿を保てるのだと思いますね。まあ、人間も同じようなものですね。

気温は30度くらいまで上がって来ました。ランチはソーメンでも茹でようと思います。^ム^)。