オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

試合会場...

2012-07-22 10:50:46 | ブリッジ
本日午後より夏休みの間に私の家で開催するブリッジの「ブル・トーナメント」が始まります。
毎回参加者は8人です。毎週日曜日の午後に行います。ほぼ毎回、私と私のパートナー以外は
メンバーが変わります。8月最後の日曜日が最終です。トーナメントなんて銘打ってますが、
ほぼお遊びです。

8月半ばくらいに英国からの参加もあります。ヨーロッパではブリッジが盛んです。音楽の楽譜
みたいな感じで、システムAとかシステムBでやろうと、少しの打ち合わせで一緒にプレーが
できます。ま、こんなことが「ブリッジが国際的なゲーム」と呼ばれる所以なんでしょうね。

でも、試合中に写真を撮ったりすることはしません。試合中に写真を撮られるのが嫌いな人も参加
しますから...。どちらかというと、私も試合中は写真を撮られたくないです。^^。けっこうマジで
厳しい顔をするらしいですから...。

  ◇

昨日の中に裏庭をキレイに掃除しておきました。まだブリッジテーブルの準備はしておりません。
このところ天候が不順です。雨が降ったり降りそうだったりのときは室内が会場になりますから。

午前10時、ほぼ快晴です。私はガーデンパラソルを持ってません。参加者は全員直射日光を浴び
ながらブリッジをすることになります。日本の夏の直射日光などとはくらべものにならない柔ら
かい日差しですから、皆さんよろこんで日光浴気分でなさいます。庭の小屋にある冷蔵庫から
冷たい飲み物を自由に取って飲んでいただきます。

試合の後は皆で食事です。食事は私が作ります。本日のメイン・ディッシュは日本のカレーです。
日本のカレー同様、インスタントのパックが買えるタイカレーを作ることもあります。それと
もう一つの定番メニューがあります。日本で言うところのビーフシチュー。これはこちらでは
「グーラッシュ」と呼ばれてます。あの有名な「ハンガリアン・グーラッシュ」ですね。この
グーラッシュは決して高級な食いものとは扱われれません。いわゆる「ごった煮」ていどのB級
グルメの食いものです。ビーフが安いですからね。^^。こんなモノを出すだけですから、気楽に
参加してもらえるのです。

  ◇

では、午前10時過ぎに写真を撮っておきましたから、ご覧いただきましょう。あ、テーブル周りを
飾る花の写真です。十分大きくなりました。花も十分付けています。

白いマーガレットの大鉢を4つ用意してあります。表庭には白いフロックスが満開です。こちらの
  

  

  
裏庭ではマーガレットが白を担います。このマーガレットという花はスゴイですね。晩春から晩秋
までこの写真にあるような、ほぼ満開の状態が続きます。それ故かもしれませんが、これだけの
大鉢に植える苗(これ鉢に1本です)は安くないです。でも、それだけの価値が十分にあります。
  
逆サイドの花です。バラがあるのですが、ちょうど花が終わったところで、新芽を出させるために
  

  

  
大胆な剪定をしたところで、花がありません。こちら側にも鉢花ががたくさん。ブリッジテーブルを
設置するときにアレンジを変えます。客の中にはこういうことが大好きなステキな熟女が必ずいらっ
しゃる。私の彼女達へのささやかなギフトみたいなものです。鉢花のアレンジの楽しみを!  ^^。

まだクレマチスが咲いてます。もう終わりの花で、後は散っていくばかりです。今年も大いに楽しめ
  

  
ました。今年は昨年の蔓から出た新芽で咲かせましたが、来年は思い切った剪定をする積もりです。

  ◇

では、つぎまで。

フロックス 2

2012-07-16 02:47:01 | 

前回の記事ではまだ3分咲きほどだったフロックスの開花が6分ほどまで進みました。この6分咲き
くらいというのは切花にするのにとてもいいタイミングです。先日亡くなった旧友のために手向けの
花として飾ってやろうと思います。彼は英国人ですが、奥方は日本人なので、この手向けの花の感覚は
理解してくれるものと思います。^^。

  ◇

フロントガーデンの2ヶ所に植えてあるのですが、日当りの関係でこちらのフロックスが1週間ほど
   

  
早く咲きます。今夏で植え付けてから3回目の開花です。最初の夏は1メートルほどの背丈で咲いて
いましたが、2年目の昨夏からは予想通り、1.2メートルくらいの背丈になってます。花の房が大きい
ので、背丈があったほうが見栄えがいいです。強風で倒れることがあるので、軽く支柱でサポートして
やることがあります。殆どの場合、不要ですけどね。

この写真の奥に他所に植えてあるフロックスが写っています。まだ開花はわずかです。
   

   

   

   

   
今月中に第1花が終わりますが、切り戻しをしてやると2週間くらいの中に第2花が咲き始めます。
こちらの8月は半ばを過ぎるともう秋の気配が強く漂います。そんな空気の中でゆったりと第2花を
咲かせていきます。10月半ばくらいまで咲いてます。ピンクのアジサイもほぼ同じ時期まで咲いて
います。秋のアジサイは空気が冷たくなったところで咲くので、色に寂しげな透明感がありなかなか
いい風情を見せてくれます。

  ◇

おまけです。近所の熟年女性の家の庭に住み着いてしまった青鷺です。残り物のパンで餌付けした
   

   

   
そうです。日本ではあまり人間に懐かない鳥と考えられているようですが、意外と人なつこいようです。

おまけ2。思い切り近づいてみました。私を見てますが、ぜんぜん怖がっていません。勝手に撮れば!
   

   
という感じでした。最近はズームレンズで撮りません。この日も単焦点レンズしかありません。寄って
撮るしかズームの手段はありません。モデルに恵まれ、ゆったりと撮れました。^^。

  ◇

では、つぎの記事まで。

フロックス 1

2012-07-11 10:43:52 | 

フロントガーデンのフロックスが咲き始めました。まだ3分咲きくらいですが、この花が咲き始めると
本格的な夏の到来です。白いフロックスは一番好きな夏の花です。

今週は曇天続きで少し肌寒いです。でも、この花を見ていると夏の予定は当初の計画通り揺るぎないものと
しようと、決心が強まります。2週間ほど前に友人に不幸があり、少し気落ちしておりました。・・・・。
それにしてもいいタイミングで咲いてくれたもんだ!と考えています。この白いフロックスを亡くなった
旧友への手向けの花にしてやろうと考えてます。もう少し咲きそろったら、切花にして花瓶にいけてやろう
と思ってます。私ひとりのパーソナルな儀式です。^^。

こんな風に考えていると、落ち込みからうまく回復出来そうです。楽天的なブルの真骨頂です。^^。

この2つの房は全開ですが、他はまだほとんど蕾のままです。奥に咲いてるピンクのアジサイとの色の組み
  

  

  
合わせを狙って植えておいたのですが、大体いいと思います。咲きそろった頃にもう一度とり上げるつもり
です。その頃は、花のボリュームが大きくなり過ぎるかもしれませんけどね。なかなか適量で抑えることが
出来ません。見てキレイなのは、足らないかな?と思えるくらいの量なんですけどね。

こちらは玄関に向かって撮りました。玄関へのアプローチからのビューは、私にとって最も重要なものです。
  

  

  

  
ハングギング・ジェラニュームです。この花はヨーロッパのどこにでもたくさん見られます。オランダにも
多いですが、私にはウィーンのジプシーカフェの2階からハングされているのを見るのが一番です。そこに
ジプシーの奏でるバイオリン音楽でも加わったら、もう言うことなしです。昨年も同じ花を植えましたが、
深紅でした。深紅のほうがよりジプシー音楽のデカダントさに合いそうです。・・・・・。

  ◇

裏庭の鉢植えが大きく育ち、満開とは言えませんが華やかさが増してきました。来週から私の庭で毎週の
  

  
ように、8人の試合があります。毎回メンバーは変わります。毎年恒例の行事となりつつあります。2つの
ブリッジテーブルを設置して周りに鉢花を飾ります。こんなことをやりたいので、花作りなんです。^^。

  ◇

では、また。