オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

計量所

2012-10-23 13:42:42 | 日常の
先週の初めから2週間の予定でダイエットをしております。今週末には終了の予定です。成果は
だいたい満足のいくものとなる筈です。お腹周りに肉がつき過ぎたので、それを削ぎ落します。
ビールを思い切り飲みながらの、割と楽なブル式ダイエットです。(^^ゞ

  ◇

本日、中華街へ買い物に行きました。ダイエットが終わったあとに始める新たな食生活のための
買い物です。あれも、これもと、少々買い過ぎました。まあ、いいでしょう。カメラを持参し、
中華街の先にある広場の写真を撮りました。ご覧ください。

古い古い建物をカフェ・レストランにしている「De Waag」です。この建物は1488年に建て
   

   

   

  
られました。当時のアムステルダム市への入り口、関所のようなものだったようです。1488年と
いうと、まだコロンブスはアメリカに到達してませんね。到達は1492年です。アムステルダムの
もっとも古い建物の一つです。

その後の経過はあまり詳しく知らないのですが、17世紀になってこの建物は計量所としてこの
広場の重要なものとなっていったようです。ここは「ニューマーケット」という名のけっこう
大きな広場です。名前の「De Waag」は、オランダ語でそのまんま「計量所」を意味します。

この時代、正確な重量の計測は簡単ではなかった筈です。生産業者達はここへ生産物を運びこみ
正確な計量をしてもらい売価を決めていたのだと思います。建物のなかには当時の秤がいくつも
展示してあります。中に入って見ましたが、あまり感心出来ないコレクションでした。こんな
計量所跡はオランダ各地にあります。他のもっといいコレクションをそのうちご紹介しますね。

さて、ちょっと思いついて1488年の煉瓦のクローズアップを撮っておきました。その後の色が
   

   
均一な赤煉瓦とはだいぶ違いますね。とてもプリミティブ=原始的な感じのする煉瓦です。でも、
歴史=気の遠くなるような歳月が創りだしたものはスゴいですね。強烈なオーラを発しています。
こういうものはとてつもなく美しいですね~。

  ◇

本日は北ヨーロッパの晩秋、典型的な暗~いモノトーンの一日でした。帰りのフェリーも灰色の
   

   

   
空や水に溶け込んでいました。こんなのも、なかなかキレイだと思うブルです。いよいよ冬の
到来です。冬だって大好きです。(^^ゞ

  ◇

では、次まで。

跳ね橋

2012-10-20 13:40:03 | その他
私の住む地域からセンターへ行くには、中央駅裏にある大きな水路を越えなければなりま
せん。この水路は Het Ij と呼ばれています。この名前をこのブログでは出したことはあり
ませんでした。カタカナ表記がとても難しいからです。笑)

強いて言えば「ヘット_エイ」くらいなんですが、普通にカタカナ的に読んで発音したら、
まず、通じないと思います。いえ、構わないんです。英語圏からの人達が発音したって
同じようなものですから。オランダ語の発音はムズイのです。多分、フランス語と並んで
世界の一・二番を争えるくらいにね。(^^ゞ

おっと、こんな名前のことを記事にする気はなかったのに...。

普段の生活で、センターへ行くためにこの Het Ij を越えるには、この水路の下を通っている
水底トンネル を車かバスで走ります。或は自転車で中央駅の裏の埠頭を発着するフェリーに
乗ります。私としては自転車が好みです。

  ◇

前振りはこれくらいにして、この写真をご覧下さい。奥に見えるのは上であげた水路の上流に
  

  

  
架かっている橋です。東京隅田川にかかっているカッコイイ「勝鬨橋」の一部が、昔、こんな
風に跳ねて開くことがあったんですよね。大昔のことですが、私はこれを見るのが大好きでした。

この写真の跳ね部を含む橋は大掛かりですが、オランダにはまだまだこんな跳ね橋がいくつも
あります。もっと小規模な掘り割りに近いような小運河に架かる跳ね橋も含めてね。

この写真で跳ね橋が開いているのは大型帆船を通過させるためでした。大型帆船とは個人所有の
大型ヨットのことです。笑)車の皆さん、文句も言わずのんびりヨットの通過を待ってます。

あ、説明が漏れました。写真手前はボートハウスの繋留場です。水上生活の好きな人たちは
こんな船の中で生活してます。夏は素晴らしいですよ。(^^ゞ

  ◇

では、また。

耐寒性フクシア

2012-10-15 22:38:19 | 
夏に咲くフクシアが好きです。大鉢に植え楽しんでいるのですが、越冬するだけの耐寒性がないので、
冬の間は家の中に置いてやるとか、けっこう手間をかけてます。買ってもそれほどの金額ではあり
ませんから、毎年新たな苗で仕立て直してもいいのですが、姿のいい大樹仕立てにするにはやはり
数年かかります。

この8月に、サイクリングで出かけた地域で「耐寒性フクシア」を発見しました。耐寒性フクシアの
  

  
ことは知っていたのですが、これほど大きなブッシュで普通の家の庭に咲いてくれるとは思いません
でした。なかなかっこよくキレイでした。

来年の春に大きなガーデンセンターを訪ね、ぜひ手に入れたいと思ってます。楽しみです。


夏のわき役

2012-10-06 11:26:37 | 
今年の夏の思い出です。ブログに使わなかった裏庭の写真を何枚かご紹介しましょう。この写真の花たちは
どちらかというと脇役で、裏庭でコーヒーやランチ、読書、コンピュータ-ワーク等で過ごす時、いい気分に
してくれました。昨年から新参入の薔薇を主役と呼びたくはないのですが、黙っていても深紅の薔薇ってのは
主役になっちゃいますね。でも、気楽に楽しむにはこんな脇役と呼べる花たちが好きです。(^^ゞ

  ◇

一枚目は花ではありませんが、いい木陰を作ってくれました。ヘンデルの「オンブラ_マイ_フ」ですね。^^。
  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  


裏庭の脇役たちでした。

  ◇

では、次まで。