オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

芍薬

2016-05-27 01:31:52 | 
芍薬が咲き始めました。まだ淡いピンクですが、2~3日のうちに純白に変わっていきます。まあ、
例年通りの咲き方です。大きな蕾がいくつも膨らんできてますから一週間くらいの間に満開になる
筈です。ただ、咲くと大きくて分厚い花ですから風雨にメチャ弱いんです。ほとんどのご近所の庭
では大きな網目のネットで巻いたりしてますが、私はこのやり方が好きじゃありません。面倒でも
茎一本づつに女竹の支柱を立ててやることにしてます。もちろんルックスはネットに比較したら
10倍以上いいです。えへへ。あ、コストは大したことありません。私が動けばいいだけです。

でも、女竹の在庫が切れているので、明日、園芸店へ出向き仕入れてくるつもりです。予報は晴れ
ですから芍薬にはダメージなく作業に入れると思います。

昨年より花が大きいように思えます。咲いてから更に大きくなるのですが、いつも同じではない
 

 

 

 
のでどれくらいの大きさになるのか見当がつきません。こんなのも楽しみのうちです。(^^ゞ
 
逆サイドにある赤い芍薬です。まだ咲くとは言えませんね。でもなかなかいいブッシュに育って
 

 
くれてます。このフロントガーデンは初夏の新緑で溢れています。紫陽花が蕾を膨らませています。
こちらの紫陽花は咲き始めると晩秋まで咲き続けてくれるんですよ。欧州の紫陽花はシーボルトが
日本から持ち帰ったものの末裔です。この話は来月に紫陽花が満開になってから、もう一度とり上
げたいと思います。・・・。
 
さて、裏庭の薔薇花壇に大好きな大根花を植えてみました。オレンジの可愛い花をつけ、とても
 

 
キレイな葉っぱを幾重にも重ねてます。私、こういう花が大好きなんです。えへへ。焼き鳥の串
みたいなものがこの花の周りにいっぱい刺さってます。近所の猫たちがここをベッド代わりにして
横たわってしまうんですよ。この大根花の匂いが好きらしいのです。追い払うのですがまた直ぐに
戻ってくるので、仕方なく意地悪爺さんをやってます。あ、ここに横たわりたい猫は4匹います。
私の庭に来てくれるのは歓迎ですが、花の上に寝転がるのは困ります。怒りはしませんけどね。

  ♢

明日からの週末は 苗屋のヤン のところへ出かけ、庭の空いているところに植える苗と鉢に植える
苗を仕入れます。けっこう大量になります。園芸店からは支柱をはじめ土や肥料をいろいろ仕入れ
ます。好天と気温に恵まれそうですから作業は捗ると思います。(^^ゞ

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クリーム色のバラ

2016-05-22 13:47:22 | 
クリーム色のバラが咲いてます。これはこの色の最初の花ですが、たくさん蕾が膨らんでいるので、
来週末には既に咲いている赤いバラと合わせ華やかなことになりそうです。楽しみです。

クリーム色と書きますが、今年は赤みをだいぶ強く感じます。ただ、この赤みの強さが今年のこの



バラの健康状態を表しているように思えます。とても強靭に見えます。育成している園芸家としては
とても嬉しいことです。もっともこの赤みは時間の経過とともに淡いものに変化していきますから、
例年のクリーム色が見られることにはなりそうですが。

  ♢

昨日もブリッジの客があり、ディナーのための買い物や準備で大わらわで庭仕事ができませんでした。
本日は日曜日、苗屋さんはお休みです。明後日の火曜日くらいから苗を仕入れ、今年の庭の完成に勤し
みたいと思ってます。先ずは十分な休養で体力の温存です。飲み過ぎは厳禁ね。

  ♢

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今年最初のバラ

2016-05-18 08:25:50 | 
先週末から急激に気温が下がり本日もまだ寒いです。今年植える予定の苗はまだ購入できません。
前庭に直接植える予定の苗と鉢植えにする予定の苗の両方とも手つかずです。この寒さの中でやる
のは好ましくありません。根付きがいいわけないですから...。

とはいえ、さすがにオランダでして、天候を舐めることはしませんね。5月半ばというのに夏用の
苗はまだ園芸店の店頭に並びません。店の人と話をしたら、今週末に気温が上がってくる予報が
出ているので、それに合わせて仕入れると言ってました。苗の生産農家も出荷を控えていますね。
まあ、待つしかないです。

そんな中、今年最初のバラが開き始めました。もうちょっと開いてからにしようと思いましたが、
 

 
待ちきれずに写真を撮りアップすることにしちゃいました。(^^ゞ  今年は枝ぶりがよく良質の蕾が
たくさんついてます。クリームやピンクのバラも今週末には咲いてくれそうです。

本日のまだ蕾と呼んだほうがいいバラは先週末の寒さの訪れの前にこんな↓姿でした。これなら
 

 
すぐに開くだろうとたかをくくっていたのですが、5日間も待たされました。待ちついでにもう
2日ほど待つともっといい写真が撮れるんですけどね。えへへ。

  ♢

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すずらん

2016-05-13 09:47:16 | 
裏庭のすずらんが咲いてます。毎年5月半ばくらいに咲いてますから例年通りです。植えた頃は
「自宅の庭にすずらんが咲く!」という感じで、ちょっと驚きの嬉しさがあったのですが、今は
すっかり慣れてしまい、日陰で咲いている小さな花に「全然目立たない...、地味な花だな~!」
なんて冷ややかな態度が見られます。勝手なもんです。えへへ。

とはいえ、この花はクローズアップで撮るとなかなか味のある写真になります。思い切り脇を締め
 

 

 

 
ブレないように撮りました。裏庭の花壇にそびえる大きな常緑樹の根元に植わっています。写真に
撮るとそのひっそり感が悪くありません。(^^ゞ
 
日陰で育ち美しい葉っぱと高貴な花色と咲き方を見せてくれる「日本原産」のギボウシです。この
 

 

 
時期のギボウシの若芽は「ウルイ」なんて名前の山菜として日本では親しまれていますね。けっこう
美味しいと思います。

日本の山野の清流と言える水をたっぷり吸ったウルイなら食欲もそそりますが、山のないオランダの、
それもアムステルダムの建ってから100年を越す家の庭に育つウルイを口にする勇気はありません。
私はほとんど使いませんが、どんな化学物質が庭の土壌に含まれているかしれませんからね~。へへ。

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ヒディンクさん

2016-05-11 00:31:37 | その他
カリブの旧オランダ領ではなく、オランダ本土出身の投手 バンデンハーク がとんでもない
記録を作りました。

彼はオランダ南部のアイントホーフェン市の出身です。このアイントホーフェン市は大阪の
門真市のような存在の市で、オランダ家電メーカーのフィリップスの本拠地です。門真市に
松下電器/パナソニックが本社を置くのととてもよく似てます。

 バンデンハーク投手

 写真は Full-Count のページからお借りしました。画像クリックで Full-Count オリジナルの ページへ飛ぶよう
 リンクしてあります。(^^ゞ


  ♢

このアイントホーフェンはオランダ_サッカーリーグのチーム、PSVアイントホーフェンの本拠
地としてよく知られています。このチームは今年のオランダリーグの優勝を数日前に決めました。

バンデンハーク投手はこの優勝決定戦のライブ放送を奥方と一緒に見たいとチャンネルやウェブ
サイトで探したようですが、見つからなかったようです。で、ラジオの実況中継をキャッチして
聞いたらしいです。出身地のチームですからもちろんサポーターをやっているそうです。(^^ゞ

優勝の瞬間もラジオの実況で聞き、歓喜の瞬間を全てのサポーターと一緒に享受したらしいです。
こんな人達は世界中に散らばってます。世界スケールで見ればあまり大切でもないリーグ優勝に
夢中になれるっていいもんです。えへへ。

で、ここでやっと本題に入ります。このチームを過去何度かに亘り扇動して優勝に導いた有名
ですが、アブナイ監督がいます。私、大好きなんですよ、この人。あの 2004年 の日韓ワールド
カップで韓国をベスト4に導いた「フース_ヒディンクさん」です。彼はこのアイントホーフェン
に自宅を構えてるんですよ。この日韓ワールドカップのあとたくさんの旅行者がヒディンクさん
の自宅のあるアイントホーフェンを訪れ、写真を撮ることがあの当時流行ったそうです。(^^ゞ

あのワールドカップの後、アムスのセントラルステーションで、韓国から来た若者グループ達を
何度アイントホーフェン行きの列車に乗せてやったことでしょう! セントラルステーション界隈
は旅行者にとってあまり安全なところではありません。私、その当時は髭を生やしていなかったし
とても人相がよかったんですよ。えへへ。乗るべき列車の出発ホームへ何度も案内しました。あっ、
そうだ! ほとんどの場合、私はケアンテリアのトニーを連れていたのでした。犬連れの人相の
いい熟年なら危険じゃない!と頼ってくれたようでした。へへ。

バンデンハーク投手は日本でプレーする前の2年間、韓国でプレーしてましたね。彼の出身地の
アイントホーフェンは韓国の人たちにはヒディンクさんの自宅がある町として、一種の聖地に
なっていますから、歓迎されないわけないですよね。だいぶ、いい思いをしたようです。(^^ゞ

それから、彼は小さいころ、王さんとハンクアーロンの作ったリトルリーグのような組織に属し
ていたそうですね。12~13歳の頃に日本を訪れ試合に参加しているようです。ソフトバンクは
王さんのチームです。このバンデンハーク投手、大きな身体なのにとても純な少年のような雰囲気を
漂わせています。奥方も同じ感覚のものを持っているみたい!です。このへんのことは日本の方が
情報収集がより詳しくできそうですね。

そういえばこの間、プレミアリーグのレスターの優勝が決まった「トットナム対チェルシー」の試合、
チェルシーの指揮をとっていた監督は、昨年暮れ近くに暫定監督を引き受けたヒディンクさんですね。
岡崎選手の嬉しそうな顔の写真を見ながら、間接的にヒディンクさんに感謝したものでした。笑)

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紺碧の空

2016-05-09 12:09:08 | 
「紺碧の空」というタイトルを書き思わず笑っちゃいました。小学生の頃にこんなタイトルの少年
少女小説を読んだっけと思い出しながら。内容はぜんぜん憶えていないのに、この「紺碧」という
のが読めなくて、一番上の姉に読み方を聞いたのを鮮明に思い出したからです。

先月4月21日の記事「やっと蕾が」で取り上げたライラックが咲いています。笑っちゃうほど雲
 

 

  
一つない快晴の青空をバックに写真を撮りました。花を撮るには陽光が強すぎたのでサングラスをかけ
て撮ったような写真になっちゃいました。まあ、いいでしょう。(^^ゞ

順調に庭仕事が進んでいます。庭仕事=雑草取りと冬の間にダメージを受けた宿根草の整備や植え替え
が主です。部分的に一年草で彩りを加えます。この一年草で彩りを加えることで毎年違った庭にできる
のがとても楽しいです。へへ。

今週末は気温がだいぶ下がるようなので、新たな苗はまだ仕入れません。来週になってからです。じっ
くり計画を練ってやると秋まで楽しめる一年草が育ちますからね。歳をとり気が長くなりました。

  ♢

裏庭のバラが順調に育ち、蕾をたくさんつけてます。今年は今までで一番の生育で質のいい花が咲いて
 

 
くれそうです。昨年晩秋に大手術を施したクレマチスが順調に蔓を伸ばしてます。剪定のやりすぎという
感じもするのですが、いい花を咲かせてくれそうです。でも今年の花数は少なめになりそうな気がします。

  ♢

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庭でランチ

2016-05-05 12:39:54 | 食べもの
本日はオランダの終戦記念日。というより「ナチからの解放記念日」と言った方が正しい
かもしれませんね。極上の天気に恵まれ、オランダ中でいろいろな祭典が催されます。

私の家の近くの大きな公園で子供たちのためにいろいろあるようです。こんな好天の日に
庭仕事と決め込み朝から大張り切りです。膝の調子もいいし...。

この好天を見込んでランチは裏庭のガーデンテーブルでと思い、こんなのを昨日のうちに
買い準備しておきました。写真に撮り記事にしてみます。(^^ゞ

トルコの店で買ったベーグルです。店頭で焼いています。トルコのベーグルは初めて買い



ました。普通にはユダヤのパンというイメージがついて回るのですが、今やイスラム国の
トルコでも一般化していて大人気だそうです。東欧のユダヤの人達が広めたベーグルより
だいぶ色濃く焼き上げられています。焦げたたっぷりの白胡麻が豊かな香りを発散して
ます。

このパンに組み合わせるものはこれ↓と決めました。他の店へ行かなければ買えません。
 

 
レバー_パテにクランベリー_ソースを添えたもの。レバー_パテはポークレバーから作ら
れています。ユダヤの方々もイスラムの方々も「ポークは不浄の動物の肉!」としており
口にしません。こんなに美味しいのにネ! (^^ゞ

あまり大きな声で言わないほうがいいのですが、宗教的には完全フリーのブルには禁断の
ものなんてありません。食べないものは「嫌いとか、気持ち悪いとか...」の理由だけです。
えへへ。

けっこう強い日差しのもと、たいへん美味しいランチになりました。こういうものは実に
ビールと相性がいいです。ベルギービールの大きいのを2本飲んじゃいました。

さて、庭仕事を再開です。終えたらシャワーを浴び、清潔にしてから中華街へ行こうと
目論んでいます。このまま連休モードのまま週末まで続きます。来週からは気持ちを入れ
替え色々夏の準備にかかります。これって一年で一番楽しい時なんです。へへ。


逆方向から

2016-05-04 10:08:49 | その他
下の記事をアップした翌日、センターに用事ができました。ちょっと思いついたことがあり、いつもと
違うルートで出かけてみました。思いついたこととは、いつもの中央駅裏の発着場からのフェリーを使
わず、もっと私の家に近いフェリー発着場から乗ることにしました。中央駅裏のフェリーよりだいぶ小
さなフェリーで、本数もずっと少ないのであまり利用しないのですが。

今回このフェリーを使ったのは、下の記事「こちらオランダも」の写真の奥に写る豪華客船の停泊する
埠頭近くに到達できるからでした。下の記事の写真とは違った、逆の方向からフェリーを撮りたくなっ
たからです。(^^ゞ

思った通りの写真が撮れましたからアップしておきます。目の前に停泊している姿がありました。後ろ
 

 
の客船は下の記事にメインで写っている客船です。目の前にこれだけ大きい船がありますと、さすがに
ズームレンズが必要でした。あまりズームレンズを使うのが好きではないのですが、便利なものです。

もう1枚写真を追加しておきましょう。南欧からの若いカップルがレンタバイクを駆ってやってきて
 

 
自撮り棒で撮ってました。ここはハーバーに架かる橋の上です。アムステルダムの普通の風景です。
私はここへは滅多にこないんですけどね。えへへ。

  ♢

いい陽気、天気が続きます。さてこれからフロントガーデンの整備/掃除をしようと思います。多分
顔を陽で焼くことができそうです。酒灼けのピンクっぽい髭面に逞しさを加味してやろうと思います。
わはは。



こちらオランダも

2016-05-02 19:40:42 | その他
日本はゴールデンウィークの真っ最中ですね。こちらオランダも先週からゴールデンウィークとでも
呼べる日々が続きます。子供達は2週間の春休みとなっているはずです。国王の誕生日から始まり、
メーデーやら終戦記念日やら、キリスト教の祭日やらで今週いっぱい休日のモードです。

  ♢

本日は昼頃までに20℃くらいまで気温が上がりました。友人とセンターでランチの約束がしてあり
出かけました。先週末から寒い日が続いていたので、天の恵みと重い冬物を脱ぎ捨て出かけました。
暖かな空気の助けもあり膝の調子がいいので自転車で出かけました。やはり気持ちいいです。

中央駅の裏を流れる水路沿いを行こうと辿り着いたら、対岸の船着場に特大の豪華客船が2隻も停泊
してました。もちろんカメラは持っていましたが、昼前のことで船の辺りは逆光で撮影はあまり面白
くありません。適当に切り上げ客船の写真は帰りに撮ることにし、目的のランチも出してくれる運河
沿いのカフェへ向かいました。

久しぶりのサイクリングに、喉が渇きましたが、ビールで喉に潤いを得つついいランチをいただき
ました。友人は女性で、あまり飲みませんでしたが、陽気のせいもあり話が大いに弾みました。

カフェのある場所が中華街に近かったので、友人と別れてから買い物をしました。和食の材料も買え
るので助かります。

  ♢

さて、大きな豪華客船2隻です。狙い通りほぼ順光になっていました。もう何年もこの船着場に停泊
 

 

 
する客船を見てきましたが、これだけ大きな客船が2隻同時に停泊しているのを見るのは初めてです。
オランダの春の花と、歴史背景を見せるためにほぼ20年ほどかけて整備を重ねてきたアムステルダム
市を観光するためにやってきた観光客を乗せてきたのですね。へへ。

上の写真を撮ったところから右に振ると、アムステルダム中央駅の北口 (裏側) です。写真のほぼ中央に
 

 
見えるのは私と自転車を運んでくれたフェリーです。このフェリーは国道扱いで、誰でも無料で乗れる
のですよ。まあ、税金はそれなりに高いオランダですが、こういう快適なサービスが付いてますから
私は喜んで払います。えへへ。

予報によると今週末はさらに気温が上がり夏日 (25℃以上) になるかもしれないということです。(^^ゞ
膝の調子がいいので庭仕事にかかろうかと思います。来週は気温が下がってしまうような予報なので、
苗屋のヤンがもう少し待て!なんて言いそうな気がします。・・・・・・。

  ♢

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