オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

マーヘレの跳ね橋

2016-09-24 23:07:53 | その他
FaceBook でちょっといい写真を見つけました。マーヘレの跳ね橋 あたりの航空写真です。
このあたりの地理は頭に入っているのですが、上空からの景色は想像したことありません
でした。なかなか素敵です。(^^ゞ。
 

(画像クリックで オリジナル画像 のページへ飛ぶようリンクしてあります)

大昔のことですが、当時のオランダ政府は、いまこの橋がかかるアムステル川にダムを築き
水を堰き止め、ユニークな市街地を作り上げました。市街地を縦横に走る運河による交通網を
含めてです。アムステル川にダムを築きシティーとしたということでこのシティーはアムス
テルダムと命名されたわけです。もちろんこのアムステルダムはこの人工のシティーのビジ
ネスの核となった、あの「東西インド会社」と共に発展したわけです。歴史背景は Google 等
で検索してみてください。とても分かりやすい解説が得られます。(^^ゞ

オランダは水を御する土木テクノロジーが大昔から盛んでした。そのテクノロジーは歴史上、
日本にも大きな土木工事を実践し大きな影響を与えています。あの1887年 (明治20年) に着工
された「木曽三川分流工事」が一番のものと思います。これも、ネットで検索にかければ簡単
に分かりやすい解説が得られますので、そちらにお任せします。(^^ゞ

オランダのデルフト市には世界有数の土木工学科を持つデルフト工科大学があります。多分、
日本では陶器の「デルフト焼き」で知られていると思いますが、とてもキレイで落ち着きの
ある大学街です。ハーグから近いこともあり、ハーグの友人達を訪ねた折に訪れるようにして
ますが、大好きな街です。アンティックの銀細工製品を売る店がいくつもあってとてもチャー
ミングです。可愛らしい小箱や小さなティースプーンセット等、アンティックの小物を何度か
買いました。オランダ国外の友人達へのギフトに! (^^ゞ

あっ、アムステルダムを語っていたのにまた話を飛ばしてしまいました。ごめんなさい。へへ。
で、この マーヘレの跳ね橋 と近辺のチャーミングさを見るには自転車でのサイクリングが一番
なんです。近くには古い「ダイアモンドの研磨工場跡」があったり、巨大なサーカス公演や大掛
かりなミュージカルを演じることができる「王立カレ劇場」があったりします。あ、忘れちゃ
いけない「市立オペラハウス」も徒歩7~8分の距離でした。

あと、この橋の下を通過してくれる観光ボートに乗っての遊覧も素敵です。普段目にしない水上
に浮かぶ船からの眺めは「これぞアムステルダム!」と言えるチャーミングさです。キレイと
いうだけでなく、人類の偉大さを感じさせてくれるんですよ! つまり人類による偉大な人工的な
創りものの風景を!   私の理解するアートとは人類が人工的に作り出した美しいもの。美味しい
いものも含まれます。微笑)


美味いもの!

2016-09-14 19:08:13 | 食べもの
10日ほど前の9月4日 (日)、夏の名残りの思い出にとブリッジのチーム戦を開催しました。
ネットのブリッジサイトで知り合った日本のブリッジプレーヤーが丁度オランダに滞在して
いる最中だったのでメインゲストとして迎えました。女性プレーヤーで、かなり上手いです。

トータルで8人、4人づつの2チームに分かれプレーしました。まあ、自宅でのこと試合中に
思い切り飲み物をサービスしちゃいました。皆さんいい心持ちになって下さり、とても楽しい
午後となりました。

結果、飲み過ぎたホストの私が率いるチームはこれ以上ないというほどの惨敗でした。爆笑)
いつも通り、結果発表の後はディナーパーティーになだれ込み楽しい時を過ごしました。過去、
ホストを何度もこなしましたから、8~10人くらいのもてなしなんて簡単です! えへへ。

  ♢

さて、タイトルの「美味いもの!」です。オランダ名物、鰻の燻製です。決してグルメの国
 

 
とは呼べないオランダですが、私にとってこの国で美味しいものを一つ挙げるようにと言われ
たら、迷わずこれを挙げます。正真正銘に美味しいものです。微笑)

これ、いただきものです。今回はいただいた翌日に2匹づつパックして冷凍してしまいました。
いずれ、解凍して酒の肴として登場した時に改めて写真を撮り記事に仕立てます。今回は上の
写真だけでご勘弁を。

  ♢

あ、この鰻燻製は今回も参加してくれた友、ヘニー = Hennie が手土産に持参してくれました。
 

 
前にも彼にこのブログに登場してもらいましたが、再度登場してもらいましょう。ご覧の通り、
大変な紳士です。私とはエライ違いだ!(爆)彼はこの地域で名を知られた燻製会社のオーナー
なんです...。なぜか、だいぶ昔の話ですが、最初に会った時からウマが合います。それと彼の
ブリッジのプレースタイルが好きなんですよね。

彼は彼の地元の古い教会の保存委員会の会長を務めています。さらにその教会の合唱団の一員で
テナーを担当してます。バロック音楽の造詣の深さには度肝を抜かされるのでした。(^^ゞ

  ♢

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これ、すごくいい!

2016-09-10 13:57:22 | その他
ここ何年も YouTube をはじめいろいろなサイトで音楽ビデオを楽しんでいます。でも、もう
少し音質をなんとかできないものかな~ ?!と、痛切に思っていました。殊にひどく汚らしい
低域の過剰さを。

で、Google のブラウザ Chrome の拡張機能として「Audio EQ」というのを追加し、その酷い
低音をイコライジング/修正して聞いていました。2週間ほど前に Chrome の新バージョンへ
のアップデートがありました。アップデート完了後 YouTube であるアーティストの演奏を楽し
もうとしたらひどい音です。アップデートで「Audio EQ」が効かなくなってしまったらしい。

まあ「Audio EQ」の成果に満足していたわけではないので、別の手段を探したところ Chrome
web shop で下のイコライザーソフトを見つけました。もちろん拡張機能として簡単に Chrome
にインストールできました。

Ears: Bass Boost, EQ Any Audio!

(画像クリックで Chrome web shop のページへ飛ぶようリンクしてあります)

で、使い始めてびっくり! 私の ミニBOSE が素晴らしい音を出してくれてるようになった。低域の
希望に沿った削減だけじゃなくボーカルがやけに生々しく聞こえるようになったんですよ。もちろん
いろいろいじくりまわした成果なんですが。へへ。新しいビデオだけじゃなくかなり古いビデオにも
効果的に働いてくれます。古い制作のオペラなんてすごく聴きやすくなった。

絵は変わらずですが、音量を上げ、ソファーに寝っ転がり目をつぶって馴染みのオペラを楽しむって
至福のことです。2時間以上連続で演奏してくれるしね~。時々は子守唄のように作用してくれます。

先ほどランチの後、心地よく昼寝をさせていただきました。(^^ゞ


おっ、2匹目!

2016-09-07 11:43:17 | その他
楽しい記事です。この夏以来、隣人ジョンの猫とは別の猫がよく私の庭に出没するように
なりました。隣人ジョンの猫と共存とはいかないのですが、お互い邪魔者がいない時を
狙ってガーデンチェアーに横たわり柔らかいオランダの陽を浴びてます。とても穏やかで
平和なシーンです。

さて、ジョンのところの猫は私の庭に来る猫として唯一の魚食猫でした。夏のある日の
こと、ジョンの猫の食い残したツナ缶を食べてる他の猫がいました。「おっ、2匹目!」
と、本日の記事のタイトルです。

以前 FaceBook でお付き合いのある獣医の伊藤さんから頂いた情報によると、自然界に
おいて野生の猫は水が苦手な動物で、魚を捕らえ食する習慣はほとんどなかったらしい。
それが、日本やイタリアの猫は人為的環境から好んで魚を食するようになったとか...。

まあ、私は熟年の日本人です。魚と野菜をメインの食材として食を賄っています。(^^ゞ
私の台所や倉庫、冷凍庫には魚がけっこうあります。ツナ缶なんていうのは常備品です。
いつでも10缶ほど置くようにしてます。気が向いたときに猫にやるには絶好ですし!

本日も、いつもと変わらず遅めにシャワーを浴びて階下に降りてきました。ふた月ほど
前に仕入れた NESPRESSO でエスプレッソを作り、飲みながら庭に出ました。あの猫が
いました。日本語で話しかけたら地上に降りゴロニャンと地面の上を転げ回って愛嬌を
振りまいてくれるのには嬉しくなっちゃいました。

前にも書いたことがあるのですが、猫はちょっと苦手な動物でした。今でもあまり馴染
みのない猫には距離を置いちゃいます。犬なら会ったその時から直ぐになかよしにな
れるのに...。

フッと昨日のランチのいい残りものがあるのを思い出しました。生食用ニシン! 半身が
一枚だけ残ってます。今は別に欲しくないので、猫にやることにしました。台所に戻り
適当にカットして大きめの皿に並べて与えました。ものすごい反応のしかた! この猫、
グルメです。興奮している様子が伝わってきます。でも、ちゃんと皿の中から一つづつ
食べてます。うん、お行儀はいいです。(^^ゞ

眺めているうちに写真を撮ることを思いつきカメラを持ち出しました。カメラは久しぶり。
焦点を合わせるとピー!っと合焦音がします。鋭い耳を持ってますから気になり食べるのを
やめちゃいます。なだめすかし食べ続けるよう促しますが、思うようにいきません。猫に
よるんでしょうが難しいです。ジョンのところの猫はほとんど気にしないのに! まあ、合焦
音を出さない設定ができますから次回は音なしにします。

で、撮った写真です。こういうのは訓練し慣れないといい写真は撮れませんね。これからは
 

 

 
時々撮ってやろうと思います。むしろ食物がない時に撮った方がいいかもしれません。

この猫、純白なんですよ。かなりの美形です。屋外で思い切り暴れ、人様を喜ばそうと
ゴロニャンと地面を転げ回ったりしているので、本来純白である毛並みが純白に見えない
時も多いのですが・・・。笑)

ヨーロッパ系白人にも時々見られますが、この猫、右目が青緑色、左目が金色の色違いなん
ですよ。この色違いの目のためと思うのですが、普通の猫より鋭い顔つきに見えます。で、
実のところ以前の私はこの猫にちょっと恐怖心を抱き、距離を置いて近づかないのでした。
近所でよく会ったのですが、この手の猫は絶対に避けたいというのが本心でした。

今は仲良しです。えへへ。

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