ネタばれになってしまいますが、”パニッシュド”ヴェノム・スネーク、すなわちTPPの大部分で主人公として活躍するビッグボスは、本物のビッグボスではありません。
彼はGZ終盤のムービー中、パスの体内に仕込まれた二個目の人間爆弾の爆発から身を挺してビッグボスをかばった衛生兵 で、整形手術と洗脳、もともと持ち合わせていた極めて高い能力によってオリジナルに準ずる戦闘能力を持ち、本人も本物であると信じきる影武者 となったのです。
しかしそうなると、冒頭のムービーがよくわからなくなってきますけどね。実際には整形前の顔を決めてたわけですが、『どんな顔がいい?』って聞く必要は無い気がします。
ダイアモンド・ドッグズの面々の大半は、エンディングを迎えたあとはすでにこの事実を知っているんですが、ダイアモンド・ドッグズがそのままアウターヘブンにスライドしたとすると、ミラーはどのへんで組織を抜けたんだろう。
ミラーは影武者計画 に納得できておらず、エンディング後のオセロットとの遣り取りの中で『子供 』とともにビッグボスを斃すことを語っています。
しかしヴェノムは最終的にアウターヘブンでソリッド・スネークと戦い、敗死しています。つまり、子供たちと一緒にビッグボスを討とうというミラーの誘いは拒絶したわけです。
だからこそミラーはヴェノムとも袂を分かったわけで。
ミラーは訓練教官 としてFOXHOUND部隊でソリッド・スネークを育て上げていますが、そのFOXHOUND部隊の司令官であるビッグボスはのちに新人隊員ソリッド・スネークをアウターヘブンに送り込み、結果ヴェノムを失っています。
また、MG2でもミラーはソリッドの支援を行っています。
つまり、ミラーがソリッドの教官だったら、ソリッドが独り立ちするまで、すなわち『メタルギア(無印)』の直前まではビッグボスの下で働いてたことになるんだよね。
ところで、ミラーはこの時点で隻腕隻脚、ついでに視覚障害も持っているのですが、それでよく訓練教官なんか出来たなあ。
あと小説版では障碍の話なんか一切触れてなかったというか、むしろサンドバッグをぼこぼこ殴ったりして健康そのものだったと思うのですがそれは。
まあ要するに、これだけで終わらせるにはストーリーの補完が足りないと思うのです。セーシェルのマザーベースとアウターヘブンでは場所も違うしね。
なにしろ第二章『種 』ときたら、先にも述べたとおり全体の2/3が焼き直しミッションという糞仕様なので、ストーリー的にはスカスカなのです。
実際問題、第二章はストーリー滅茶苦茶ですしね。
Episode 32知りすぎた男 ……CIAに情報を流していたソ連兵の回収
Episode 35ジャングルの遺留品 ……ルフワ渓谷の洋館に放置してきたコードトーカーの研究資料の回収
Episode 38異形の調査報告 ……調査員の残したフィルムの回収
Episode 41終わりなき代理戦争 ……CFA機甲部隊の撃滅
Episode 43死してなおも輝く ……声帯虫のアウトブレイクの抑え込み
Episode 45静かなる消失 ……クワイエット失踪
Episode 46世界を売った男の真実 ……回想シーンからアウターヘブンにおけるヴェノムとソリッドの決戦直前まで
このように、全体的にストーリーつきのエピソードだけをとってもEpisode 43以降がまるでつながってないんですよ。
特に45の次が46の内容ってあたりに、まるで脈絡がない。
これでは確かに、ストーリー性のある作品としては未完成品の誹りを免れますまい。ゲームデータ上は、第三章も存在してるみたいですしね。
ソロキャンペーンはストーリーを楽しむものだと俺は思ってるので、これは正直大いに不満の残る出来です。
あとねー、バグなのかなんなのか、FOB建設してからスタッフマネジメントの機能がおかしいんですよ。
敵兵を回収すると、まず営倉に入ります。そこから説得に成功すると各班のスタッフとして配属されるか、もしくは余剰人員は待機室に送られ、待機室が満杯になると能力ランクの低いものから順に解雇されるのですが、うちのTPPは余剰人員が待機室に送られることなくそのまま解雇されています。
これだと回収した人間の能力ランクにかかわらず回収したのと同じだけ解雇されるので、捕虜などの能力ランクのさほど高くないNPCを回収した場合に元からいた高ランクスタッフが解雇され、場合によってはマザーベース全体の能力が低下します。
Sランク兵もごろごろ出てくる様になってきたけど、それでもやっぱり気になりますね。
これじゃFOBの増設どころじゃないよ。まともにバグとり出来てないんなら、そんなもん強制的に着けさすのやめてくれません?
彼はGZ終盤のムービー中、パスの体内に仕込まれた二個目の人間爆弾の爆発から身を挺してビッグボスをかばった
しかしそうなると、冒頭のムービーがよくわからなくなってきますけどね。実際には整形前の顔を決めてたわけですが、『どんな顔がいい?』って聞く必要は無い気がします。
ダイアモンド・ドッグズの面々の大半は、エンディングを迎えたあとはすでにこの事実を知っているんですが、ダイアモンド・ドッグズがそのままアウターヘブンにスライドしたとすると、ミラーはどのへんで組織を抜けたんだろう。
ミラーは
しかしヴェノムは最終的にアウターヘブンでソリッド・スネークと戦い、敗死しています。つまり、子供たちと一緒にビッグボスを討とうというミラーの誘いは拒絶したわけです。
だからこそミラーはヴェノムとも袂を分かったわけで。
ミラーは
また、MG2でもミラーはソリッドの支援を行っています。
つまり、ミラーがソリッドの教官だったら、ソリッドが独り立ちするまで、すなわち『メタルギア(無印)』の直前まではビッグボスの下で働いてたことになるんだよね。
ところで、ミラーはこの時点で隻腕隻脚、ついでに視覚障害も持っているのですが、それでよく訓練教官なんか出来たなあ。
まあ要するに、これだけで終わらせるにはストーリーの補完が足りないと思うのです。セーシェルのマザーベースとアウターヘブンでは場所も違うしね。
なにしろ第二章『
実際問題、第二章はストーリー滅茶苦茶ですしね。
Episode 32
Episode 35
Episode 38
Episode 41
Episode 43
Episode 45
Episode 46
このように、全体的にストーリーつきのエピソードだけをとってもEpisode 43以降がまるでつながってないんですよ。
特に45の次が46の内容ってあたりに、まるで脈絡がない。
これでは確かに、ストーリー性のある作品としては未完成品の誹りを免れますまい。ゲームデータ上は、第三章も存在してるみたいですしね。
ソロキャンペーンはストーリーを楽しむものだと俺は思ってるので、これは正直大いに不満の残る出来です。
あとねー、バグなのかなんなのか、FOB建設してからスタッフマネジメントの機能がおかしいんですよ。
敵兵を回収すると、まず営倉に入ります。そこから説得に成功すると各班のスタッフとして配属されるか、もしくは余剰人員は待機室に送られ、待機室が満杯になると能力ランクの低いものから順に解雇されるのですが、うちのTPPは余剰人員が待機室に送られることなくそのまま解雇されています。
これだと回収した人間の能力ランクにかかわらず回収したのと同じだけ解雇されるので、捕虜などの能力ランクのさほど高くないNPCを回収した場合に元からいた高ランクスタッフが解雇され、場合によってはマザーベース全体の能力が低下します。
Sランク兵もごろごろ出てくる様になってきたけど、それでもやっぱり気になりますね。
これじゃFOBの増設どころじゃないよ。まともにバグとり出来てないんなら、そんなもん強制的に着けさすのやめてくれません?
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