徒然なるままに修羅の旅路

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【正直今回は微妙】要するに詰め込みすぎなんだよね

2016年03月20日 20時32分06秒 | 日記・雑記
 大阪モーターサイクルショーに行って来たんですが……
 人が多すぎて写真を取るに撮れないですね。とりあえず女性の胸の谷間を鑑賞するならなかなか悪くない催しでしたけど。
 与太話はさておき、今回は1号館と2号館しか借りてなかったので、どうにも狭いスペースにいろいろ詰め込み過ぎな印象を受けました。せめて3号館もさぁ……
 
 正直なところバイクにまたがってる人が途切れないので写真を撮るに撮れなかったんですけどね。
 とりあえず個人的にホンダ党なので、CB400SFを探しに行きました。


 CB400SFスーパーボルドールの限定版。現時点では公式には未発表のコンセプト扱いの様ですが、ホンダの説明員の方たちのお話では市販予定車です。
 

 フロントタイヤ周りのアップ。
 ブレーキキャリパーは相変わらず横向きのマウントです。ちなみに、ラジアルマウントキャリパーをアダプターを介して取りつけている車両をたまに見かけますが、アタッチメントは結局横向きなのでラジアルマウントの利点である高剛性は発揮されません。
 フロントアクスルの周囲に見える放射状にスリットの設けられたリング状の部品は、ABS用のホイール回転数のピックアップです。速度センサーとしても使えますが、現時点ではABSはあくまでオプション装備なので、おそらくこれをメインにした速度の検出は行ってないのではないかと。


 ヘッドライト。上下のリフレクターの仕切りに相当する部分に上下方向にLEDが埋め込まれており、それぞれロービームとハイビームの役割を果たします。
 ハイビーム時はロービームとハイビーム、両方のリフレクターが同時に点燈する様です。ま、そのほうが視界が広がりますからねえ。
 以前LEDライジングの記事のときにロー、ハイ、パッシングの画像を載せたのを覚えておいででしょうか?
 NC39の場合、パッシング動作時はロービームとハイビームが同時に点燈するんですよ。でもハイビームに切り替えると、ハイ側のフィラメントしか点燈しません。要するに当時は車検がハイビーム計測だったので、ローハイが同時に点燈すると計測の邪魔だったんでしょうね。


 メーター周り。トップブリッジの下側に下向きに設置したホーンが見えてます。ひとつだけの様です。
 左側に小物入れがあります。カウルつきは好きじゃないけど、収納の豊富さはうらやましくなりますね。



 リアタイヤ周り。黒いダンパーがかっこいいです。
 このとき説明員の方に最近のホンダ車は充電制御に対応しているのかという趣旨の質問をしたんですけど、どうも皆さんご存じ無い様でした。
 ちなみに充電制御というのはここ七、八年の間に急激に普及した手っ取り早い自動車の燃費向上策のひとつで、バッテリーが満充電に近い状態のときにオルタネーターの充電を止め、ローターの抵抗を無くすことで燃費の低減を行うものです。
 最終的には三人の説明員の方が調べてくださったんですが、どうも残念ながらホンダの現行車は充電制御には対応していない様です。いろいろ調べてくださったお三方には申し訳ないです。そしてこれを呼んでる皆さんの中に今日のモーターサイクルショーでホンダブースの説明員をなさってる身内の方がいらして、その方が現行車の充電制御やらウィンカーのリレーの有無とか、そういった話で面倒な質問をされたと愚痴ってたら、それはたぶん俺です。
 現行車が八十万円くらいらしいので、この限定車は百万以下に収まる値段でしょうかね。
 丸目バージョンもあるそうなので、カラーリングはかっこいいからそちらに期待ですね。
 それはともかく充電制御、スズキはしてるみたいなんですけどね。あとはカワサキとかがターボをつけてたりとか。



 江沼チェーンの上位ブランド、ThreeDスリード
 特に右側の黒とゴールドがかっこいいです。
 EKチェーンは自分で使ったことは無いですが、レッドバロンの提携がEKチェーンだったので仕事では何度か扱ったことがあります。近所だったからかもしれませんけど。

 ちなみに同じブースにしゃぼん玉の展示もありまして、ブラックスコートという金属の表面処理のサービスを行っている様です。そのうちまたスプロケを交換することになったら試してみましょうか。
 今度はアルミ製のやつをやめて、リヤスプロケは純正に戻そうと思ってます。
 アルカードが作中で述べてた通り、社外品のスプロケはほぼアルミですしね。あと、ドライブスプロケットを変えたほうが、スプロケ交換の効果はわかりやすいのです。
 計算はアルカードがしてくれましたが、ファイナルを変えるならドライブスプロケの1T変更はドリブンスプロケの3~4Tぶんの変化があるのです。
 そして供給元がサンスターでも、社外品として出てるドリブンスプロケはアルミ製しかない。対して、ドライブスプロケは鋼鉄製しかありません。
 というわけで、ドリブンスプロケは高耐久性の純正スチールスプロケを使用し、ドライブスプロケを社外品に替えた方がコスパは高いのです。ドリブンスプロケのT数を増やすとなると、外周が長くなるってことでチェーンの長さも変わり、チェーンの必要なコマの数も変わってきますしね。
 なお、ドライブスプロケで加速に振ったときはT数が減るのでチェーンのコマを増やす必要はありません。ただスプロケの外周が若干短くなるので、そのぶんチェーンがちょっとたるんで引き代が取りにくくなる可能性は考えられます。
 ドリブンスプロケではなくドライブスプロケでファイナルのギア比を調整すると、加速に振る場合はドライブスプロケのT数が減り、速度に振る場合は逆にT数が増えます。でもドライブスプロケによるファイナル調整の場合、実際のコマの増減が小さいので、標準より極端に長いチェーンを購入する必要が無くなります。
 そう言えば、RKエクセルのチェーンは出品されてなかった様な……?


 T-REVのブース。
 ブローバイガス還元装置に手を加え、エアクリーナー側からの逆流がエンジンの負荷になることを防ぐワンウェイバルブの一種です。
 ブローバイガスというのはピストンリングの隙間を抜けてクランクケース側に入り込んだ混合気や水蒸気、高熱で蒸発したエンジンオイルの蒸気などの混じったものでこれらはエアクリーナー側に導かれてサージタンクからマニホールドに流し込まれ、再度燃焼されています。
 クランクケース内部にはピストンの上下動によって圧力変化が生じていますが、この圧力変動によってエアクリーナー側からブローバイガスや空気が吸い込まれるのを防ぐのがT-REVです。
 以前バイク用品店が潰れる前に、即売会をやってたのでそれで買いました。
 ほかはよくわかりませんが、シフトのタッチは感触が変わりましたね。

 なお、このブローバイガスのわかりやすいのがRA1のプレオで、エアクリーナーのエレメントにブローバイガスが直撃する構造になっており、ブローバイガスに含まれるオイルや水分が結露して濾紙が汚れやすいです。ぶっちゃけ欠陥レベルだと思います。


 伊丹に拠点を置く第三十六普通科連隊のブース。連隊内の偵察用二輪車が展示されていました。
 千歳にもあったんですけど、あっちは完全に偵察隊レコンは別部隊でしたね。機甲師団がまるまる駐屯地に納まってるので、役割分担は割とはっきりしてました。



 ハーレーのブース。
 一枚目はローライダーS、二枚目はCVOプロストリート・ブレークアウト。
 モーターショーのときの写真にもありましたが、非常に特徴的なLEDヘッドライトです。
 点燈した様子を見たかったので係員の方にお願いしてみましたが、バッテリーを抜いてあるので要望は聞いていただけませんでした。







 Ducatiもあったんですけど、正直最近のデザインが好きになれないんですよ。
 DucatiはS2RとかS4Rが一番格好いいと思います。それ以降のは、あんまり……というか、あのヘッドライトのデザインが馴染まないんですね、つまり。





 ヤマハのレーサーモデル。モンスターってカワサキだけじゃなくヤマハにも出資してるんでしょうか?




 カワサキのブースにあったやつ。



 ホンダのブースにあったクラシック。
 LEDヘッドライトはこんな感じです。
 
 あとホンダ車ユーザー向けにHonda Moto Lincというスマホ向けアプリがありまして。四輪用のInterNaviの二輪版です。でもナビ機能自体は有料です。
 車両登録が必要なんですが、天候情報等も取得出来るタイプみたいです。
 車両登録画面でホンダ以外のバイクも選択出来たので、他メーカーでも使えるのかも。

 カタログのたぐいはもらわなかったんですが、Nプロジェクトで軸部分にベアリングを仕込んだリプレイスのレバーが展示されてました。回転が滑らかなので試してみたいんですが、俺のCBブレーキのマスターシリンダーが別物なのでセット売りされてると買えないのよね。(CBR900RR用のセミラジアルマスターシリンダーに交換してあるのです)

 面白かったのがPeoのアクスルシャフト。シャフトを交換するだけで車体の動きが軽くなるというんですが、実際動かしてみたらかなり軽く感じました。ホイールベアリングを交換すること無くアクスルシャフトだけであの動作の軽さを実現してるなら、たいしたものだと思います。
 そのうち試してみたいですね。

 あと目を引いたのがテクニックスのabbaスカイリフト。これさえあればフロントタイヤをはずしての作業も楽々余裕です。一台ほしい……
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