機械遺産という制度

2007年より設けられた制度で、
国内の機械の中でも特に我々の生活に大きな影響を与えた
機械・機器、関連システム、工場、設計仕様書、教科書などを
記念物として認定するもの

社会発展に貢献した機械であることが前提らしい
これまで認定したものでは

・初代新幹線
・日本発の旅客機
・ホンダのカブ
・自動改札機
・電気自動車

などがある

そして今年はTOTOの「初代ウォシュレット」がエントリーされた
画期的、革新的な機械であることは疑う余地もない
自分はもう手放せないレベルだし



壮絶な開発秘話はわりと有名かと思う
そして社運をかけ、満を持した当時のCM
「おしりだって、洗ってほしい」ってコピーのアレ
お茶の間では賛否両論で苦情の電話が殺到したらしい
「食事時にあんなもの流すな」と
しかしTOTOは次の文言を返し続けた

「食事と同じくらい排泄は尊い行為です
暮らしを快適にする商品です
自信と誇りを持って作っています」と
すると一ヵ月後にはパタリと苦情が止んだとか…

う～ん、このエピソードは知らんかった
時代を創った人たちにこういう『逸話』の存在はデフォな気がする。

※CM 戸川純 - 初号機は15万もしたのか…