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2014年本屋大賞

2014年04月09日 | 時事・芸能

全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ
「2014年本屋大賞」が8日(火)、
和田竜(わだ・りょう 44歳)の歴史小説
「村上海賊の娘」(新潮社)に決まり、
東京都内で授賞式が開かれた


※4年かけてようやく出せた本で、
  過分なご褒美を頂いたという気持ちです
  日々、読者と接している読者の代表のような
  書店員の方に評価していただき、本当にうれしいです


氏は'03年に「忍ぶの城」で作家デビューし、
後に「のぼうの城」として映画化され、
その際には脚本を担当したそう


受賞作は史実である戦国時代の「石山合戦」を舞台に
村上水軍(海賊衆)の武将の娘が
一族の存亡をかけて戦いを挑むというような話で
これまた映像化されそうな「絵」になる作品か


文学賞や今回の授賞式の様子を
メディア等で見ていると
その挙動や発言が個性的な人が多いなと思う
去年、受賞した百田尚樹なんかはそのキャラが受けて
多方面で活躍しているようだし

正直、歴史小説はほぼ読まないので、
その魅力は十分理解してるんだけど
おそらく手にすることはないんだろな(苦笑


コンテスト系のメモ同様、
いずれ大ヒットする可能性がある
2位以下の作品も列挙しておくことにする

02位 木皿泉 「昨夜のカレー、明日のパン」(河出書房新社)
03位 辻村深月 「島はぼくらと」(講談社)
04位 岩城けい 「さようなら、オレンジ」(筑摩書房)
05位 万城目学 「とっぴんぱらりの風太郎」(文芸春秋)
06位 長岡弘樹 「教場」(小学館)
07位 柚木麻子 「ランチのアッコちゃん」(双葉社)
08位 いとうせいこう 「想像ラジオ」(河出書房新社)
09位 森見登美彦 「聖なる怠け者の冒険」(朝日新聞出版)
10位 中村文則 「去年の冬、きみと別れ」(幻冬舎)

よく未来がないといわれる最近の文化に
邦画、アニメ、家庭用ゲームなんかが挙げられている
共通するのは大人数で資金力が必要な点か
おそらく構造的な部分で綻びが生じてるんだろうな

ペンと紙と才能だけでなんとかなっちゃう
文学と漫画だけは
まだまだ先端を突き進んでほしいと願う。



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