TVの情報番組で
「10円カレー」の話題を掘り下げていて、
「あぁ、そんなのあったなぁ」と思って見ていたら
意外と知らないことが多かったので
メモしておくことにした
そもそもこのチャリティーは
日比谷公園内にある老舗レストラン
「松本楼」が単独で行っている恒例行事だということ
毎年9月25日に開催していて、
今年で41回目になるということ
始まりは1971年の放火により炎上した松本楼が、
全国からの励ましにこたえ、
1973年9月25日にレストランの再オープンに併せて
「10円カレーチャリティー」を実施したということ
当時、2代目となる小坂哲瑯社長はこのとき
「人生は運と縁で成り立っている」と感銘を受け、
以来、このチャリティーを続けているそう
通常850円の「ハイカラビーフカレー」が
先着1500名に限り、10円で振る舞われる
頂いたお金は全額、日本ユニセフに寄付されるため
10円と謳っているものの、それ以上払うのが通例らしい
度々メディアに取り上げられるようで、
単純に「宣伝じゃん」とも受けとられがちだ
それでも小坂社長の意気込みと思い入れ、
客へのおもてなしが感じられるエピソードとして
・毎回、4日間煮込んで1日寝かせる
こだわりのレシピをスタッフ総出で行う
・先着1500名限りとなっているが、
じつはさらに300~500食多く作っている
等々、けっしておざなりではない姿勢が窺える
なかなかまねできることじゃないよなと思う
「伝統行事」になってしまったとはいえ、
それを続けることは大変なことだろう
11時からスタートした当日の日比谷公園内の様子
常連客の中には前日から並んでいる人もいるとか
行列に並んで外食することに
嫌悪感すら覚えてしまう自分だけど
つい、来年あたり挑戦してみようかなと考えてしまう
ほっこりとなった情報でした。
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