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2015年本屋大賞

2015年04月09日 | 時事・芸能

全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ
「2015年本屋大賞」が7日(火)、
上橋菜穂子(うえはし なほこ・52歳)のファンタジー小説
「鹿の王」(KADOKAWA 角川書店)に決まり、
東京都内で授賞式が開かれた


※本屋さんは、子どもの頃からの欠かせないもの
  人生で初めてのアルバイトは書店でした
  ですので、書店の皆さんが本を読んでくれて
  『面白かった』と投票してくれたのが本当にうれしい


氏は1989年に「精霊の木」で作家デビュー
'14年に国際アンデルセン賞(作家賞)を受賞

そして「守り人」シリーズの「精霊の守り人」が
2016年より、綾瀬はるか主演で
NHKのドラマ化が決まっているそう


受賞作は
厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、
父(ヴァン)と子(ユナ)を描いたファンタジーもの


メモを始めて3度目でふと気づくと
大賞には全て上下巻の「長編」という共通点がある

やっぱりその作品世界に入り込み、
ページを操る手が止まらず、
読後に心地よい満足感を得るには
はしょらずとも飽きさせない絶妙な
「ある程度の長さ」が必要ということか

もちろん作家の手腕ありきが前提で
経験上でもそれは納得できるかな


尚、2位から10位を以下に列挙

02位 西加奈子 「サラバ!」(小学館)
03位 辻村深月 「ハケンアニメ!」(マガジンハウス)
04位 柚木麻子 「本屋さんのダイアナ」(新潮社)
05位 月村了衛 「土漠の花」(幻冬舎)
06位 吉田修一 「怒り」(中央公論新社)
07位 米澤穂信 「満願」(新潮社)
08位 阿部和重・伊坂幸太郎 「キャプテンサンダーボルト」(文藝春秋)
09位 伊坂幸太郎 「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎)
10位 川村元気 「億男」(マガジンハウス)


「すでに売れてるじゃん」という意見がある
確かにそうだ
ただ途中でも書いたけど
「本当に面白くて薦めたい本なんです」
という書店員の純粋な気持ちを汲んであげたい

無名の良作はその世界の専門家に任せるとして。



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