メモリアルなMEMOたち

リアルタイムの雑多メモも やがてメモリアルに変わるかも

歌川国芳 -江戸後期の浮世絵師-

2012年04月28日 | 時事・芸能
浮世絵といえば、歌麿、写楽、北斎、広重のような
情緒あふれる作品が思い浮ぶ
一方、判じ絵(パズル絵)やユーモラスな戯画を描いて
大衆の心をつかんだのが歌川国芳

当時の評価は低かったようだ
が、近年再評価され、人気に火がついてるとのこと
特に後期の型破りで破天荒な作品が受けているらしい

人を束ねて人面を表現した擬似絵


猫をつかった当て字 「かつを」


ふつうの絵を暗転させ、別の絵を表現
たぬきと猟人から金魚へ


弁慶から人の横顔へ


そして国芳ミステリーと言われている謎絵
左側にある東京スカイツリーを思わせるひときわ高い塔
となりの櫓(やぐら)の倍ほどの高さだ


自分の死期を予知していた?
番傘に描かれた数字(1861番)が、西暦で数えた国芳の没年と一致



偶然か意図か!
当時、風刺絵が発禁になったり、
本当の意味を隠した判じ絵も多く、なんとも意味深な作品だ

その他、動物を擬人化させた絵が秀逸で、こちらの評価も高い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿