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振り込め詐欺の新名称

2013年05月13日 | 時事・芸能

「振り込め詐欺」の新しい名称を一般募集していた警視庁は12日、
約1万4千件の応募の中から、最優秀作品として
「母さん助けて詐欺」を選んだと発表した
優秀作品には「ニセ電話詐欺」と「親心利用詐欺」を選出

統計などには「振り込め詐欺」の名称を使い、
3作品は今後、主に防犯イベントやポスターなどで使用して、
被害防止を図っていくという



そもそも最近の「振り込め詐欺」は
手渡しで現金を受け取る手口が多く、
名称と実態が合っていないとして
新たな名称を募集していたという経緯がある

「母さん」てえらく限定しちゃったな
命令長だった「振り込め」に変わって
やわらかい印象になっちゃってるのも良くない

これだけ社会現象になってるのに
被害が拡大してるのはより複雑化、巧妙化して
人の心理を見事に逆手に取ってるからなんだろう
ま、それが「詐欺」という犯罪なんだけども

その戦略としては
「電話の相手(親族)が困ってる」→「頼られてる」
→「力になりたい」→「秘密裏に自分の力で解決できるなら」
と、たたみ掛けるように流れを持っていくようで

だったらもっと大局に見て、
その接触のスタート地点である
「電話詐欺」「テレフォン詐欺」で良いだろと思う
「その電話を疑え」である

でもなぁ
そのとき「疑う感覚」があれば
詐欺に引っかかることはないワケで…
ちょっとでもワンクッション置ければ良いんだよな

「電話を切ったあとに急いで現金を用意して
その現金が赤の他人の手に渡る場合は
一回、○○に知らせることを義務化」法案

なんて通らないだろうしな。



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