【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

今日(狂)の狂言 : 06月10日(月曜日) & 旅と文化の足跡が野帳

2024-06-10 05:10:12 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 

◆ 日本書紀の天智天皇10年(671年)の事績に曰く『弧を描きながらちょろちょろ流れる液体を動力とした時計が動き始め、決まった時間に鐘や太鼓を鳴らす』。よって、本日は時の記念日。入梅でもある。 ◆ シンシナティ・レッズのジョー・ナックスホールがメジャーデビュー。15歳10ケ月11日のメジャーリーグ史上最年少記録(1944年)。 ◆ 『君の名は』の舞台となった川を埋め立てて、屋上を道路にしたビルが出来る(1959年)。東京都の何処の区に存在するかはお察し下さい。

◎ ◎ オフィスに出勤は時代遅れ?「デジタルノマド」という選択肢 =後節= ◎ ◎

- - -海外を旅しながら仕事をする究極のリモートワーク - -

=National Geographic Journal Japan 〉ニュース〉旅&文化〉 /  究極のリモートワーク=

・・・・2020年 09月29日 / 文=Jackie Snow/訳=山内百合子・・・・

  最初に知っておくべきこと

   もちろん、パンデミックのために入国の手続きは複雑になっている。バミューダやバルバドスでも、新型コロナウイルス感染症検査で陰性であったことが要求されるほか、入国時に健康診断が行われる。しかし、こうした方法では移動中に感染した人や無症状感染者の入国を防ぐことはできないと、米バージニア工科大学の疫学者で公衆衛生倫理の専門家のリサ・リー氏は指摘する。

 リー氏によれば、理想的なのは、新型コロナウイルスの潜伏期間に相当する14日間の隔離期間を設けることだ。実際これに成功している国の例として、リー氏は、隔離期間中電子ブレスレットの装着を義務付けているヨルダンや、隔離中の人をチェックするために警察官を派遣するカナダを挙げている。

「実行は可能ですが、多くのリソースが必要になります」  この14日間という期間は、大抵の人の休暇より長いが、長期滞在なら現実的になるだろう。たとえ強制隔離はされなくとも自主隔離期間を設け、その後も社会的距離を保ち、マスクを着用し、室内で集まることは避けることをリー氏は推奨する。これまでのところバミューダでもバルバドスでも感染者が急増してはいないものの、デジタルノマドなら気をつけるべきである。疫学者が今秋に次の感染の波を予想していることを考えれば、なおさらだ。

「島では、文字どおり1人が2人に感染させるだけでエピデミック(感染症の地域的な大流行)が発生します」とリー氏。「誰だって、病気を持ち込み住民に大打撃を与える元凶になりたくは ないでしょう」  

   海外で仕事をする際に起こりうる問題  かつてデジタルノマドにとって最大の課題は、高速で信頼性の高いWi-Fiを見つけることだった。現在では多くの場所でインターネット接続が改善する一方で、別の問題が生じている。  社内の人や顧客と定期的に会議をする必要のある人にとって時差は厄介な問題だ。

 多くの企業がVPN(仮想プライベートネットワーク)を構築し、フィッシングメールの見分け方などについて定期的なトレーニングを実施してはいるものの、作業データの安全性が確保されるかという懸念もある。

 重要な情報を扱う従業員については、企業の法務部が渡航を許可しない可能性もある。過去にハッキングされたことのある国で従業員がリモートワークをすることについては、慎重な態度を取る企業もあるだろう。

 米ノースカロライナ州の調査会社ハウスメソッド社の最高戦略責任者、デビッド・キュージック氏は、この種の問題はパンデミックの発生当初から見られたと話す。「従業員は、時差は問題ではないし、観光ビザも平気だと言います。しかし法的責任となるとどうしようもありません」  キュージック氏によれば、同社は仕事が長期的にどのようになっていくのかまだ整理している途中だが、リモートワークという選択肢を続ける方向に傾いている。

従業員からも好評だし、オフィスにかかる費用を削減できるチャンスでもあるからだ。従業員が海外に行きたいのなら、喜んで検討しようと言う。 「社員が『どこへ行く予定であり、それはなぜ合法であり、自分は何をするか』をまとめた資料を提出してくれれば、実際に熱帯のオアシスに飛べる見込みはずっと高まりますよ」

  持続可能にするには  2014年以来様々なデジタルノマドのための旅行を手配してきたハッカーパラダイス社のマーケティング部長、ミカエラ・マレー氏によれば、新型コロナウイルスが現れる前から多くの国が、より多くのデジタルノマドを惹きつける方法を知りたがっていたし、今でもそのような旅行者が来ることを望んでいる。 「世界中の国が、デジタルノマドのブームに備えています」  バリ島やイタリアのベネチアのように、すでにオーバーツーリズムの問題に取り組み、訪問者の数を抑えるための課税を検討している所もある。

しかし、マレー氏によれば、持続可能な観光という考えが広まるにつれて、ケニアのキリフィなど、人があまり行かない場所への関心が高まっているという。 「スロー」な旅にすることも、持続可能なものにするためのひとつの方法だ。旅行者は訪れた場所を深く知ることができ、飛行機からの二酸化炭素排出も減らせる。ゲリー・イザベル氏は、2017年に会社を辞めてフルタイムのデジタルノマドになり、旅行の手配と旅行記事の執筆で生計を立てている。

イザベル氏は、旅行することで本物の経験がしたいと考え、自分が学んだことを「Dominican Abroad」というウェブサイトで記録している。 「デジタルノマドとして、自分が与えるインパクトは絶対に考慮すべきです」  イザベル氏が得た重要な教訓は、旅行ガイドはデジタルノマドのために書かれたものではないということだ。休暇が10日しかない家族なら、ある場所を雨期の間に訪れるような危険を冒したくはないだろうが、デジタルノマドには、悪天候が収まるまで待ち、人混みを避ける時間の余裕がある。

 閑散期の地域社会の観光収入を増やし、安い料金で旅行し、長期間の旅行ならではの本物の経験を楽しむこともできる。 「スピードを落とせれば、地元での関係を築き、伝統の豊かさを味わうことができます」

・・・・・・・・おわり  

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