【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

果てなき宇宙への夢は_学究達=307/高橋有希(16/19)

2022-03-26 05:35:53 | 浪漫紀行・漫遊之譜
 
ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年03月26日<ⰧⰊⰧ

☆★ ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンにとって運命の日(1827年・楽聖忌)。 話は変わりますが、庶民が結束してパリ市街のいたるところにバリケードを築いて市民であると自己主張(1871年 - パリで革命政府パリ・コミューン誕生)。☆★ 別居状態だった東西パキスタンが血で血を洗う争いの果てに、正式離婚する(1971年=バングラデシュが独立)。 &so、1971年 - 多摩ニュータウンで第一次入居開始。☆★ 『総力報道!THE NEWS』、リアルタイムを道連れに無理心中(2010年)。

本日記載附録(ブログ)

2012年5月、国際宇宙ステーションに補給物資を届けた宇宙船。開発したのは宇宙ベンチャー企業、SPACE_X社

物資だけでなく、将来的には宇宙飛行士を運ぶ計画もあるという。このSPACE_X社で働いていた日本人エンジニアがいた

【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

高橋有希(16) /  第6回 米国宇宙ベンチャー最新レポート モハベ宇宙港編 =3/3=◆◇

機体のエンジン部分は、テストスタンドでの燃焼試験を繰り返しており、かなり完成度が上がっているようだ。燃料タンクと液体酸素タンクはごろんと横に転がっていた。おそらくこのまま使われるのだろう。機体のかなりの部分を燃料と酸化剤で占めるのは、ロケット推進で飛ぶものの宿命だ。機首とコックピットの部分は、モックアップ(模型)が置いてあった。

 衝立で隠しているだけあって、秘密の開発続行中であり、モックアップ以外は写真撮影禁止。広報用の写真や燃焼試験の動画などをどうぞ。

 こういった宇宙機を従業員たかだか40人の会社で開発している。社員は完成したリンクスに搭乗する権利があるということで、それは9万5000ドル分のストックオプションを行使するのと似た、あるいはそれ以上の価値があるのかもしれない。

 印象的だったのは、ハンガーの一角をしめる工作室(マシンショップ)だ。

 いわゆるCNC(コンピュータ数値制御)による工作機械が2台導入してあり、エンジンの部品を1つずつ削りだしていた。他にもやや古いタイプの数値制御旋盤などの工作機械がいくつもあり、ボルト1本に至るまで手作りなのである。部品には、いわゆる「1点もの」が多くなるのだろうから、その方が安価かつ信頼性に責任が持てるということなのだろうが、エンジンの設計をした人とやはり「同じ屋根の下」で、部品づくりから組み立て、燃焼テストまで一緒に仕事をしているのは「物作り」の原点に近いものを感じた。現時点において、このような「町工場」でつくるロケットというのは王道なのである。

 広報を統括する立場の役員であるアンドリューは、こんなふうに述べていた。

「ロケット推進については熟成した技術になってきているよ。1960年代にはもう確立していた。ただ、ノズルの形状など最近になってからの進歩も多い。小さなロケットで、信頼性、安全性の面では、この会社がトップレベルだという自信がある」

 事実、XCOR社はNASAや国防省の依頼で10を超えるロケットエンジンの開発を行ってきた実績がある。また、リンクスのような水平離着陸機で、宇宙にはいかない「ロケット飛行機」、EZ-Rocket(イージーロケット)、X-Racer(エックスレーサー)の開発元だというとピンとくる航空ファンもいるかもしれない。ぼくはそのあたり、詳しくないのだが。

次回は“第7回 米国宇宙ベンチャー最新レポート パサデナ編”に続く

■□参考資料: NASA = NASAの宇宙飛行計画= □■

NASAは21世紀初頭までに150の有人宇宙飛行を含む多数の宇宙計画を成功させてきた。中でも著名なのは、11号による史上初の月面着陸を含む、一連のアポロ計画である。スペース・シャトルチャレンジャー号コロンビア号の事故により、14名の搭乗員全員の命が失われるという大きな障害に見舞われた。シャトルはロシアの宇宙ステーションミールとのドッキングを果たし、現在はロシア・日本カナダ欧州宇宙機関など世界の多数の国々が共同参加している国際宇宙ステーションへのドッキングが可能である。

無人飛行計画もまた多数行われており、太陽系の7つの惑星(水星・金星・火星・木星・土星・天王星海王星)はいずれも少なくとも一度は探査機が訪れ、1997年に打ち上げられたカッシーニ (Cassini) 探査機は2004年の半ばに土星の周回軌道に乗り、土星表面やその衛星を探査している。

カッシーニはNASAのジェット推進研究所と欧州宇宙機関による、20年以上におよぶ国際協力のたまものであった。またパイオニア1011号およびボイジャー12号の4機は太陽系を離れた。NASAは現在の所、小惑星帯を越えて太陽系の外側へ探査機を送り込んだ唯一の宇宙機関である。いくつかの小惑星や彗星にも探査機が接近し、NEARシューメーカーは史上初の小惑星への着陸を行った。

火星探査

火星に対しては、生命の存在や地質気候についてを観察をする目的で多数の探査計画が行われてきた。火星探査機はすべてカリフォルニア州パサデナのジェット推進研究所で作成されている。マリナー計画バイキング計画に続き、1996年に打ち上げられた「マーズ・パスファインダー」 は翌年に火星に20年ぶりに着陸し、同時期に打ち上げられた「マーズ・グローバル・サーベイヤー」は上空から火星を観測した。

2001年に打ち上げられた「2001マーズ・オデッセイ 」は2011年初頭時点でも火星上空から観測を続けていて、2003年に打ち上げられた「マーズ・エクスプロレーション・ローバー 」 のローバー「スピリット」と「オポチュニティ 」は、2004年の初頭以来グセフ クレーターメリディアニ平原 で当初予定していたより17倍もの長期間に渡って運用され続けている。2005年には「マーズ・リコネッサンス・オービター」が打ち上げられ、2011年初頭時点でも火星上空から観測が続けられている。2007年には「フェニックス」が打ち上げられ、2008年5月25日に火星の北極付近に着陸し、同年6月のロボットアームによる土壌掘削調査により土壌中から氷らしきものを発見した。

2008年5月25日、「豪腕」「改革屋」の異名を持つ科学ミッション部門の副長官アラン・ステムが辞任した。伝聞によると在任中の4月11日、アランは「2001マーズ・オデッセイ」 および「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」 の予算のカットを指示したが、グリフィン長官に覆されたとのことである。この削減案は、マーズ・サイエンス・ラボラトリーにかかる経費の超過を相殺するためのものであった。アランは「自分が辞任する理由はMERに関わるものではない」とし、「MERの予算をカットしようとした人間は自分ではない」とも述べた。

彼は1年ほどの勤務の間に、「NASAの重要な科学実験計画を再建し、大きな変革をもたらした」と評価されたが、辞めた理由は「健全な計画や、政治的に微妙な問題を含むような基礎研究が中止されることを避けるためだった」と語っている。グリフィン長官は基礎研究のような地味な部分の予算を削りたがる傾向を持っており、それを拒否したことがアランを辞任に導いたのではないかと言われている。

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【宇宙】まるでSF!最新の火星探査は生命の痕跡を直接探る!

動画のURL:  https://youtu.be/p_ibd-W4YP8    

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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