一昨日のW杯コートジボワール戦。
日曜日の午前中という応援しやすい時間。
珍しくプロジェクターを引っ張り出して、一人でテレビ観戦。
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ワントップは予想(期待?)通り、大迫選手。
なっといっても、南さつま市出身だし、市内ではパブリックビューイングもあるし、やはり先発で出場してくれるのが一番です。
前半からどうもパスミスが多い。大迫選手も、何度か相手にパスを奪われ、カウンターを食らう場面があり、ヒヤッとしました。ひょっとして、雨の降りしきる中、派手なユニフォームを着た大柄の選手たちの方が視認性が良かったのかな?テレビの画面では、コートジボワールの選手の方が視覚的によく目立ってましたから...(素人考えなのでしょうが)。
前半はリードして折り返したので、応援する側にも多少の余裕があったものの、後半は、時間が進むに従って、なんだかボールがすぐ奪われることが増え、かなり押され気味。「ドイツワールドカップのオーストラリア戦みたいだなあ」と思い始めた矢先、あっという間に逆転され...。
そういえば、2006年のドイツワールドカップのときも、開幕前の強化試合でドイツ相手に善戦し、期待させましたよね。
それはさておき、昨日はなかなか良い場面でフォワード(岡崎、大迫)にボールが入りませんでしたね。ちょっとした親善試合などとは違い、しっかりと合宿して、戦術確認しているのでしょうが、見ていて、どうもちぐはぐ。相手に研究されていることは承知の上だったのでしょうが、フォワードまでえらく距離が離れていたり、さっと寄せられて苦し紛れのパスを奪われたり...。
数少ない機会に、岡崎がうまく入ってきたり、フリーになって手を上げていてもボールが来ない。
大迫もいいポジションにいたり、スペースに入って行ったりするのですが、ボールが来ない。
香川選手も見ていて歯痒かった。
スポーツニュースでは、本田の得点シーン、内田のキーパー正面へのシュートなど、非常に限られた場面だけが何回も流れていましたが、他にも得点につながりそうな場面はありましたね。
前半20分あたりは2点目を奪うチャンスだったように見えました。
大迫が左からセンタリングを上げたら、岡崎がスペースに走り込んでいたのですが、吉田(かな?)がヘディングで方向を変え、つながらず。
直後の内田のシュートシーンも確かに惜しかったのですが、中央には岡崎がフリー。その横には大迫も詰めていました。
前半21分あたり、岡崎がエンドラインに沿ってゴールに向かっていったとき、大迫がうまくディフェンダーをかわしてキーパーの前に走り込んでいたのに、岡崎はちょっと離れた香川へのパスを選択し、相手選手がカット。このときの大迫選手の悔しがり方が凄かった。テレビの解説では、スルーされてましたけど、私には結構印象的でした。大迫選手は「もらった!」と思ってうまく走り込んだつもりだったのでしょう。確かに、録画映像を見返すと、何とも絶妙のタイミング...。
後半も15分頃までは、大迫選手や岡崎選手が手を上げて、中央でボールを要求する場面が数回あったものの、パスミスなどでボールは渡らず...。出しても、カットされていたのかなあ。
ワールドカップのときって、短い期間に強豪国同士の試合をたくさん見られるので楽しいのですが、同じスコアの試合でも、緊迫感や満足感が全然違いますね。コートジボワール戦は、かなり消化不良の試合というか、点差以上の実力差を感じる試合でした。逆転されて後半40分過ぎたら、露骨な時間稼ぎなので、「あー、終わってしまった」と感じてしまいました。
ドイツワールドカップのオーストラリア戦もこんな感じだったかなあ。あのときは、ブラジル戦がもっと凄いことになりましたけど。
どことなく、対戦相手の感じがあのときに似ているような。クロアチア、ブラジルに対し、ギリシア、コロンビア。二の舞にはならないように、思い切りの良いところを見せて欲しいです。
オシムさんの本によく書かれているように、リスクを冒して、ゴールを奪いに行ってください。
試合後のインタビューで、あーすれば良かった、こーすれば良かった、というのは聞きたくないなあ。「全力を振り絞ったけど、相手が強かった」という方が後味すっきりしそう。
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交代枠の関係で出場は難しいかもしれないけど、齋藤学選手がドリブルで果敢に挑んでいく姿を見てみたい。
大久保選手が磨きをかけたミドルシュートも見てみたい。
大迫選手も、1本もシュート打たないまま帰るわけにはいかないでしょう。出場機会があること、シュートを打つ機会があることを願っています。出場は監督が決めるにしても、シュートは自分で打たないとね。
船頭さんが何人もいたら、船はどちらへ進むかわからなくなるので、強力なリーダーシップで意思統一をはかってほしいものです。誰かな?長谷部選手かなあ。
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