田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

伝説投手80人 - ベースボールマガジンの特集記事を読んだ

2014年12月04日 | スポーツ
先月に続き、今月も「ベースボールマガジン」を買ってしまいました。

ベースボールマガジン 2015年 01月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
ベースボール・マガジン社


往年の名投手が表紙に掲載されていますし、「プロ野球80年 伝説投手80人」という特集が気になったからです。
実は、似たような理由で先月号も買いました。先月号は打者編でした。

最近のプロ野球はテレビで放送していても、あまりずっと観ようという気がおきません。カープ戦は別ですけど...。
プロ野球をテレビで一番熱心に観たのは、小学生から中学生ぐらいだったかな。
田舎ですから、野球中継はすべて巨人戦。他のチームの試合なんて放送されませんでした。おまけに、終盤になると、「一部の地域を除き、野球放送を続けさせていただきます」と画面に出るのですが、見事にその「一部」に入るし。当時は民放が2局しかなかったので仕方がなかったのでしょうけど。

そんなわけで、昔は巨人が好きでした。長嶋監督時代で、当初はV9メンバーがまだかなり残っていた頃。その当時印象に残った投手といえば、堀内、小林、西本、加藤、定岡、藤城(確かドラフト1位だった)、江川、角だったかな(敬称略)。フォームが独特だった小俣とか、同じ左腕のライト(Wright)とかも印象が強い。たしか、「ライト」という名前を聞いて、「色々なライトがあるものだ」と思ったものです。今になれば、light、wright、rightなど区別がつくのですが...。

で、肝心な雑誌の特集記事の方ですが、やはり1位はあの400勝投手。そりゃあそうですよね。
田舎暮らしの私ですが、金田さんはかなり間近でみたことがあります。昔、ロッテの紅白戦を見に行ったとき、ファールボールが私の前列の女性を直撃し、しばらく苦しんでいたら、当時の金田監督が「大丈夫?」と観客席まで上がって来たのです。小学生の頃ですから、「この人でかいなあー」と。それだけがえらく脳裏に焼き付いています。

そうだ、特集記事だ。この80人の伝説投手はベースボールマガジンの独自の計算式で求めた数値に基づいてランキングしたそうですが、ちょっと気に入らないのが、巨人のエースだった西本聖、現在、ニューヨーク・ヤンキースで活躍中の黒田博樹が入っていないこと。おいおい、それはないだろう。巨人のエースで沢村賞も取ったことのある投手とヤンキースの大黒柱として活躍し続ける投手が漏れるとは...。

個人的な思い入れを言えば、読者のみなさんにもそれぞれの意見があるかと思います。「なんで、○○が入っていないだ!」とお怒りの人もいるかと。ま、でも、そんなに目くじらを立てる必要もないことですけどね。

昔のプロ野球のことを思い出すと(そんなに年食ってもいないんだが)、個性的な選手が多かったように思います。巨人を応援していた頃も、日本シリーズで対戦した阪急を観て、個性的な選手の多さに感心したものです。
アンダースローの山田と足立、酒にまつわる話が多かった今井、超がつくほどの剛速球を投げる山口高志、必ずといっていいほど盗塁に成功する福本、打てばヒットの加藤...。

今の野球選手は、年俸が高騰して、「そんなにもらって大丈夫」というほど成績と年俸が釣り合わない選手もいる。あの王さんや長嶋さんだって億の金額はもらっていない。そりゃあ物価は確かに違うけど、バブルの頃ですら「億」の金額を手にした人は限られていたはず。これだけデフレといっておきながら、それはないなあ。
当時の選手から感じたオーラや孤高な存在感というのが希薄になっている気がします(個人的な感想)。

もちろん、メジャーの野球選手も高給取りなのですが、黒田、上原、田澤、岩隈、川崎などが出ている試合は、ついつい観てしまうのですよね。何なんだろう、この違いは。


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