またまたヌカカの季節（この８年ほどブヨだと思っていた虫、実は「ヌカカ」という虫らしいことが、保健所の調査でわかった）。
今年の出だしは少なかったから、「これまでの対策でいいかな」と思っていた矢先、風呂場の換気扇から大量に侵入してきた。引っ越してきて3年目頃に、風呂場の換気扇が侵入口の1つと判明したため、それ以来、台所用換気扇のフィルターを流用していたのだが、今年買ってきた製品は、やや薄く、目が粗かったようだ。まるで、何もないかのようにヌカカが一気に侵入してくる。
家に入り込んでくるだけで何もしないのなら、さほど害はないが、なにしろ、身体のあちこち、特に指の関節付近や足の指あたりを噛まれるものだから、かゆくて仕方がない。大体一週間前後かゆみが続く（時々ぶり返したように）。
数日前に風呂場の換気扇フィルターをさらに確実に留めるために、フィルター受けを自作した。もちろん、フィルターも厚めの製品に買い替えた。
そのフィルターをセットしてから、浴室への侵入はほぼゼロになったが、今度は台所の換気扇の微妙な隙間から入り込んできた。台所の天井には、ヌカカがぶんぶん飛び回り、食事どころではなかった。
驚くべき事に、このヌカカたちは、目の細かい網戸もすり抜ける。新築２年目にして、ほぼすべての網戸を張り替えた。その当時、ホームセンターで入手可能な最も細かい目（確か「24番」）にしたのだが、風がやや強め（強風のときには吹き飛ばされてしまうらしい）のときには、網戸に吹き付ける風とともに室内に入ってくる。
２日前に、夕方涼しかったので、うっかり網戸にしていたら、私の部屋はブヨだらけだった。
「新兵器」のコロコロローラーで一網打尽（まあ、実際には数十回転がしたが）にはしたものの、
高いお金を払って買ってきた「瞬間凍殺」はほとんど効かなかった。裏の注意書きを読んだら、「3秒以上噴霧すること」と書かれていた。「温暖化ガス使用」と書かれているので、さすがに毎回3秒噴霧するのは気がひける。
わずか10分程度でこれだけのヌカカが捕れることがある。多い日には、２回、３回とテープを剥がす。
拡大した写真
らっきょうの収穫時期は、いつもヌカカ対策の時期になってしまう。どうにか退治できないものか。ちなみに、網戸の張り替え以外にも、網戸用殺虫剤、殺虫灯、換気扇フィルター、虫除け剤など、考えつく方法はすべて試してきた。早くヌカカの季節が終わって欲しい。それにしも、ずっと「ブヨ」だと思ってきたものが、実は「ヌカカ」という虫だったなんて...。