木野鳥乎さんのことは昔から知っている。
お互いにまだまだ駆け出しのころ、同じ雑誌でよく仕事をしていたのだ。
ぼくが書いたコラムに合うイラストを、木野さんにお願いして描いていただくこともよくあった。
その後、ぼくと木野さんは別々の道を歩み始めたのだけれど、駅のポスターなどで特徴のある彼女の絵を目にするようになり、こりゃあ負けてられないなと発奮した。
それからしばらくすると、木野さんは絵本を作るようになり、その作品は海外でも高く評価されるようになってゆく。出版社任せではなく、自分で製作し、国際的なブックフェアに出品し、その成果を自作に反映させる。言うのは簡単だけど、行うのは大変なこと。忙しい仕事の間隙を縫い、そんなことをやってしまう木野さんは、やっぱりおもしろい人だ。
木野さんを絵本製作に駆り立てたものは何だろう。
どういう作品を作ろうとしてきたのだろう。
これから先、何を描き、発表しようとしているのだろう。
彼女にとって絵本とは、絵本を作るとは何だろう。
なかなか会う機会がなく、尋ねられなかった事柄を、「本の家」でじっくり聞いてみようと思います。木野さんはかつて、納得できる絵本作りをするために、高遠にある「美篶堂」に製本を依頼したことがあるそうで、それ以来の高遠だそうです。
「開店1周年の節目。見て、読んで楽しめる展示にしたいですね。トークは絵本作りの魅力だけでなく、発想から完成までの具体的な話になると思います」
皆様、ぜひ聞きにきて下さい。どんな話になるか、ぼくも楽しみにしています。(北尾)
※トークイベントについて詳しくは「本の家」のサイトをごらんください。
お互いにまだまだ駆け出しのころ、同じ雑誌でよく仕事をしていたのだ。
ぼくが書いたコラムに合うイラストを、木野さんにお願いして描いていただくこともよくあった。
その後、ぼくと木野さんは別々の道を歩み始めたのだけれど、駅のポスターなどで特徴のある彼女の絵を目にするようになり、こりゃあ負けてられないなと発奮した。
それからしばらくすると、木野さんは絵本を作るようになり、その作品は海外でも高く評価されるようになってゆく。出版社任せではなく、自分で製作し、国際的なブックフェアに出品し、その成果を自作に反映させる。言うのは簡単だけど、行うのは大変なこと。忙しい仕事の間隙を縫い、そんなことをやってしまう木野さんは、やっぱりおもしろい人だ。
木野さんを絵本製作に駆り立てたものは何だろう。
どういう作品を作ろうとしてきたのだろう。
これから先、何を描き、発表しようとしているのだろう。
彼女にとって絵本とは、絵本を作るとは何だろう。
なかなか会う機会がなく、尋ねられなかった事柄を、「本の家」でじっくり聞いてみようと思います。木野さんはかつて、納得できる絵本作りをするために、高遠にある「美篶堂」に製本を依頼したことがあるそうで、それ以来の高遠だそうです。
「開店1周年の節目。見て、読んで楽しめる展示にしたいですね。トークは絵本作りの魅力だけでなく、発想から完成までの具体的な話になると思います」
皆様、ぜひ聞きにきて下さい。どんな話になるか、ぼくも楽しみにしています。(北尾)
※トークイベントについて詳しくは「本の家」のサイトをごらんください。