「本の町プロジェクト」ブログ

日本にも「ヘイ・オン・ワイ」のような本の町があったらいいな、から始まった物語。高遠での活動を経て次のステップを準備中。

仙丈岳

2008-08-13 11:20:11 | Weblog
遠かった南アルプスも高遠からは裏山感覚(言いすぎ)。

今は伊那市にある南アルプス北部の仙丈岳(3032.6メートル)。地元長谷村のみなさんには自分たちの山として愛着があるようです。昨日店番を別のスタッフに任せて登ってきました。
今シーズン初登山がいきなり3000メートル級という無謀さです。みなさんは真似しないようにしましょう。


定休日の月曜日、昼頃まで仕事してから車で仙流荘まで約20分。
14:00のバスで甲斐駒/仙丈登山口の北沢峠までは小一時間の道のりです。
この間約1000メートルほど高度を上げていく間にも鋸岳や甲斐駒ケ岳、中央アルプスの姿を見ることができます。

町中は30度を越える暑さでも標高2000メートルのこの峠は涼しい風。このあたりは原生林が残っていて、山に登らなくても充分よい景色を楽しめますので、登山の装備が無い方はキャンプだけとか山小屋(このあたりの小屋は要予約)泊まりで一日中本でも読んで過ごす、っていうのも充分アリです。

北沢峠に着いたのが15時頃だったので、この日はそのまま長衛小屋前のテント場に直行。このテン場はひらけた渓流沿いで水も豊富なうえに適度な木陰もあってすごしやすいところです。

翌日は5時頃に出発。尾根づたいの直登ルートは以前登ったことがあるので、今回は別ルートを選択。一度大平山荘まで下り、數沢(やぶさわ)という渓流に沿って登るルートです。
どちらを使っても頂上までは4時間のコースタイム。

數沢経由はいきなり山荘まで下るのでややめげるのと、最初の樹林帯の登りが結構急。
ただし、馬の背に出たところで一気に展望が開けるのがなかなかいいです。あと、この尾根からはずっと仙丈岳の特徴であるきれいなカール(写真)を正面に見ながら歩くことができます。渓流沿いなので水が豊富なのもいい。

尾根を伝って小仙丈岳経由のルートは、距離が短いのと最初頑張って尾根に出てしまえば横に北岳や富士山、鳳凰三山などを眺めながら贅沢な稜線漫遊を楽しむことができます。ただし水場が全く無いのでご注意。

この日は仙丈小屋のちょっと下あたりで雷鳥の親子にも会えたし、天気も最高で山頂からは北アルプスや中央アルプス、乗鞍に御岳、塩見、赤石の南アルプスや八ヶ岳などオールスター揃い踏みの贅沢な景色でした。

雷鳥は小仙丈から少し仙丈の山頂寄りのあたりにもいます。どちらのルートで登っても会う可能性はありますので、見たい方は岩やハイ松の隙間などを探してみてください。


ドロカップ2008

2008-08-10 10:55:31 | Weblog
いよいよあと1ヶ月と迫ってきました、今年のドロカップ

といっても伊那の方でも分かる人はあまりいないんじゃないかと思いますけど、要は水を張った田んぼの中でサッカーをやってみよう、という無茶な企画です。
しかも主催は公的機関っいうのが結構オドロキ。

高遠から更に奥、南アルプスのふもとあたり、この時期は甲斐駒や仙丈岳登山口として賑わう旧長谷(はせ)村。現在は伊那市に統合されていますが、そこの商工会が主催で数年前から毎年開催。

今年ははじめて2日間にわたり開催だそうです。
9月6日(土)が「楽しくやろう」というエンジョイ・リーグ
9月7日(日)は勝負にこだわったガチンコ対決とのこと。


昨夏、前の「本の家(現高遠長藤文庫)」でケーブルテレビを見ていたら丁度中継をやっていて、楽しそうだなと思っていました。
というわけで、こっちに住み始めた今年は参加します。

毎週土曜日の朝に地元の方とユルい感じでサッカーをやってます(朝8:30~、常時参加者募集中)ので、そのチームで参加申込みしました。
私含めてほとんど初心者。一人経験者がいますが既にメタボ体型になってますので本気勝負じゃなくて一日目のエンジョイ・リーグに出て楽しくやってきます。

興味のある方、まだ参加チーム募集中だそうですので上記商工会のサイトにアクセスしてみてください。




伊那祭り 第二夜

2008-08-04 01:00:30 | Weblog
こんな夢を見た。

ではなくバリバリ俗物ですが・・・。
昨夜に続き伊那市の街中まで出て花火をみてきました。

市役所横の橋の上の歩道にゴザを敷いて悠々の鑑賞。花火は最大10号玉まで使って1時間半に渡り次々と打ち上げられます。火薬の燃えカスが降ってくるほどの至近距離なのに全然混雑してなくてゆったり見られるのはとても贅沢でした。

全国的な知名度はあるとは言えない伊那の花火ですが、市内に住むものとしてはこれだけの規模の花火大会を間近に見られるのは有り難いことです。

帰る頃には気温も下がり、夏も終わりの雰囲気さえ漂っていました。
でもまだまだ夏休みは続きます。

夏休みは是非長野に来てください。


伊那祭り

2008-08-03 09:57:26 | Weblog
「本の家」がある高遠町は昨年合併して伊那市になりました。
でも、以前から高遠に住んでいる人は行政区域としては統合されても伊那とは別の町、という考え方をする方が多いようです。

昨日今日(8月2、3)は伊那のお祭り。そんなわけで、高遠から行く人は少なそうですが「ローメン横丁」なる出し物に魅かれてちょっと行ってきました。

ローメンというのは全国的にはあまり聞きなれないと思いますが、伊那の名物とされている料理です。
見た目は焼き蕎麦に激似。ただ、具はキャベツとラム肉(だけ、っていう店が主流)。通常焼き蕎麦に入れる玉葱や紅生姜、青海苔などは使いません。にんにくを使ったりして味付け自体もかなりこってりした感じで、わりと好き嫌いがはっきりするかも。
でも、こちらのほうでは学校給食に出るらしく昔から親しみ深い味ということで人気があります。
私自身もこれまで食べたローメンはちょっと微妙な感触だったので、最近は外食してもあまり注文しなくなっていました。

ただ、地元の知人はみんな旨いって言うし、店によって全然味が違うからもっといろいろ食べてみろ、という言葉に従って昨日は「ローメン横丁」で再チャレンジっていうつもりでした。


高遠から伊那はおよそ10キロ。結構遠い。でも車で行くと飲めない。祭りでビール抜きとかありえないし、かといってバスは高遠行きの最終が休日ダイヤで19時半(笑)。使えない。
仕方ないので黄色いママチャリでGO!

高遠のほうが標高が高いので行きはすいすい30分で到着。
伊那のメインストリートは人で一杯です。この通りを使ってたくさんのグループが趣向をこらした衣装で登場。いろんな踊りを披露してくれています。
人が多いといっても程々ですからわりとゆったり見れます。あと、警察や警備の方々の規制もギスギスしてなくて、「こっちは通れない」だの「あっちへ廻れ」だのマイクでわあわあ怒鳴り続けていた隅田川花火のようなことはないので雰囲気壊されないのもよかった。

で、結局ローメン横丁じゃなくて駅の近くの昔からある居酒屋っぽい「うしお」というローメン屋さんで食べました。固めの麺と甘すぎないソースで美味しかった。大盛頼んだのにちょっと物足りない量だったので、次回は「超盛」っていうのを試してみます。
あと、ツマミのイカ刺にワサビじゃなくて辛子がついてきたのが新鮮。このあたりはそうなのでしょうか?

覚悟していましたが、帰りの登りはキツかった。道路もところどころ暗いし。高遠・伊那間の自転車はあまりおすすめできません。


伊那祭り最終日の今日3日は市役所横で花火があります。
お近くの方はどうぞ。







カレー始めました

2008-08-01 12:03:22 | Weblog
手不足のためまずは土日祝日のみ限定ですが、7月中旬から飲み物メニューのほかにカレーを始めました。

辛さやや控えめな欧風カレー。具は季節ごとに少しずつ変化します。
単品800円でミニサラダ付。ドリンクとセットだとドリンクが150円引きになりますので、カレー+ホットコーヒーの場合1000円丁度。

土日祝日の営業時間中はいつでもお出しできますので、変な時間にお腹がすいたときでもどうぞご来店ください。

8月12日(火)から15日(木)のお盆休み中は平日もやる予定です。
よろしくお願いします。