この冬一番の寒さだった今日、時折雪が舞い散る中、皇室の菩提所で「御寺(みてら)」とも呼ばれる「泉涌寺」を拝観して参りました。
非公開文化財特別公開の「京の冬の旅」です。
京阪電車で東福寺駅まで行き、そこから徒歩約15分にて泉涌寺へ。
まず最初に訪れたのは、泉涌寺の塔頭寺院の一つである「新善光寺」。
長野県の善光寺本尊と近くで縁を結べるようにと言う後嵯峨天皇の勅願により創建されたそうです。
善光寺本尊を模した阿弥陀如来立像や歴代の天皇の遺品の他、狩野派の障壁画などを拝観することができます。長い間、非公開であったせいか、瑕疵も少なく、当時の極彩色の色彩が残されています。
続いて、歴代の天皇の位牌を祀る「霊明殿」、御所から移築された皇族の方が休憩に使用される「御座所」、日本最大の涅槃図の飾られる「仏殿」、楊貴妃観音で知られる「観音堂」等を拝観しました。
そして最後に、皇室ゆかりの寺院である「雲龍院」を拝観。
源光庵でも有名な「悟りの窓」や「迷いの窓」、それにちょっと怖いお顔ですが福徳に御利益があると言われている走る「大黒天」などが見どころです。
「京の冬の旅」は、非公開文化財特別公開の15ヶ所の中から3ヶ所を拝観してスタンプを集めると、指定の場所でちょっと一服して、お茶や茶菓子などの接待を受けることができます。
今回は泉涌寺だけで三ヶ所拝観したので、近くの「青窯会会館」でコーヒーを頂きました。
帰り際、店の方から「また来年も来てくださいね!」って声を掛けられたのですが、裏を返せばもうこの1年間は来るな!って意味でしょうか?(・・?
ひょっとしてコレって京都人特有のあの「ぶぶ漬けでもいかがどす?」的なヤツ?(>_<)
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