三島由紀夫の4部作「豊饒の海」の第3部、「暁の寺」を読了。
「春ぼ雪」「奔馬」に続く輪廻転生をテーマにした3つ目のお話。
「春の雪」で主人公であった清顕、その生まれ変わりで「奔馬」で主人公であった勲が、更にこの巻では「自分は日本人の生まれ変わりだ」と言うタイのお姫様「月光姫(ジン・ジャン)」として前世での記憶を持ったまま転生しちゃうの(>_<)
一方、今まで主人公の親友であり脇役であったはずの本多が、この巻では主人公になっています。
しかも、判事や弁護士まで勤め上げた論理的でいつも冷静で、傍観者的でさえあった本多が、デバガメ(覗き)まがいの行為までやってしまいます。変態エロオヤジです(>_<)
レズプレイも出てきます。エロい・・・否、官能的です(^o^)
またその一方では「唯識論」とか「阿頼耶識」とか哲学的な記載もあり、僕の貧弱な頭では何が何やらチンプンカンプンで、難解過ぎてよく理解できませんでした(>_<)
6月末に第100回Boo8温泉ツアーでは、タイへ行くのですが、行く前に読めて良かった(^^ゞ
題名にもなっている「暁の寺」も拝観する予定です(^o^)
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