<6月6日の日記>
9ヶ月振りに奈良の秋篠寺を参拝してきました。
秋篠宮様の宮号の由来となった寺です。
今回ここを訪れた目的は、1年に1度だけ6月6日に開扉される「大元帥明王像」を拝観するためです。
大元帥明王像は日本に6体しかない大変珍しい仏像で、しかもそのほとんどが秘仏で通常公開されてなく、秋篠寺のように1年に1回だけの公開だったり、醍醐寺理性院なんかは80年に1度しか公開されなかったりします。
6本の腕を持つ2mを超える像で、髪を逆立てた憤怒の表情に、筋骨隆々たる逞しい体躯、蛇を体に巻きつけた姿は鬼神。恐ろしい形相で大変迫力があります。
因みに、「大元帥明王」の読み方ですが、「帥」の字は発音せず、「たいげんみょうおう」と読みます。
行列の整理をされていた係の人(恐らく学生アルバイト)は「だいげんすいみょうおう」と発音してました。ちゃんと勉強してから参加してほしいです(>_<) それとも、寺院側の教育がなってないのでしょうか?(・・?
普段は閑散としている寺院なのですが、大元帥明王像の公開されるこの日だけは凄い行列ができます。
大元帥明王像のある大元堂まで、炎天下の中1時間以上並ばされました(>_<)
近鉄大和西大寺駅から秋篠寺まで往復4kmの距離を歩いて汗を掻いたので、平城宮跡の傍にある「亀の井ホテル」の温泉で汗を流し、レストランでランチを食べ、もう一度ゆっくり温泉につかって帰ってきました。
亀の井ホテルは、もとの「かんぽの宿」。何か所か利用しておりますが、ここ奈良店の従業員が一番手際が悪いです(>_<)