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悲素

<8月20日の日記>
お盆前から読んでいた帚木蓬生の「悲素」(上下巻2冊組)の大半ををお盆休み中に読み、本日読了。
帚木蓬生の作品は結構たくさん読んでますが、どれを読んでもハズレがないですね。少々小難しい医学用語が出てきても読むのが全く苦になりません(^o^)
さすが現役医師の書く小説です。

和歌山カレー毒物事件だけにとどまらず、森永ヒ素ミルク事件やオウムによるサリン、VX事件、それにSMON事件等、過去に起きた毒物事件、毒ガス事件についても描かれており、読み応えがありました。

今回読んだ「悲素」ですが、例の和歌山で起きた毒物カレー事件で使われた「砒素」を文字ってつけられたタイトルで、中身もそのものを扱っています。まるでノンフィクションかと見紛うばかりです。

控訴上告するも棄却され最高裁で死刑判決の確定した「林眞須美」は、作中では「小林真由美」と表記されており、まずそこで笑ってしましました(^o^)

ここに書かれていることがすべて事実なら、ホントとんでもない悪魔のような女ですね。
保険金詐欺で殺められた人も何人もいるし、いまだに後遺症で苦しんでいる人、それにカレーへの砒素混入での無差別殺人・・・。
被害に遭った人たちは今もなおカレーを口にできないそうです(>_<)

確か、林眞須美は死刑確定するも、まだ執行はされてないんですよね?
残された子供たちは今、どうしてるんでしょうね?
長女は関空連絡橋から飛び降り自殺をしたそうですが・・・。
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