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大阪クラシック第48・52公演

<9月14日の日記>
今日も大阪クラシック(^^ゞ

第48公演の場所は、「大阪市中央公会堂 中集会室」。
有料公演なので座席は確保されているのですが、全席自由席なので早く並んだ人から優先的に座れるのです。
開演1時間近く前に行った(開場は30分前)のですが、もう結構な数の人が並んでました(-.-)

演奏曲目は、ベルリオーズの幻想交響曲 op.14
ピアノ用としてはリスト編曲版が有名です。今回のは誰の編曲かは知りませんがピアノ4台版。
指揮者の大植英次さんも4台のうちの1台を弾かれます。
公の場でピアノ4台版が演奏されるのは、世界初ではないかと言うことです。
過去には、リストの家で、ベルリオーズ、リスト、ブラームス、クララ・シューマン(シューマン嫁)がピアノを担当して演奏されたことがあるそうなのですが、大植さんがおっしゃることなのでどこまで本当だか・・・(-.-)
因みに、大植さんの弾かれたピアノがベーゼンドルファーで、あとの3台はヤマハでした。

大植さんの意向でピアノの配置が決められたそうなのですが、丁度、正方形の角に当たる場所にピアノを内向きに配置し、その中心部に聴衆450人が着席するフォーメーションで演奏されました。
ただこの配置、どうなんでしょう? 僕はこの配置、失敗だったのではと思うのですが・・・。
と言うのも、中心部に450人もの聴衆が入るわけですから、対角上にあるピアノ同士の距離がかなり広いわけです。
音には当然速度があるわけですから、座る位置によって聴こえ方にばらつきが出てくるように思うのです。
僕としては、中心部にピアノ4台を並べ、その周囲を聴衆が囲む形で演奏した方が良かったのではないかと思うのですが・・・(>_<)

ま、演奏自体はピアノ1台では出せない迫力に富む演奏でしたが・・・。
途中、第2楽章にはトランペットが加わりました。
また、曲の雰囲気に合わせて照明に変化を加える等の工夫も見られました(^o^)




第48公演のあと、次に聴く予定にしている第52公演まで約2時間あったので、その間、歩いて移動し、途中、ダイビル本館の2Fの「旧ヤム邸 中之島洋館」でランチを(^o^)
「旧ヤム邸 中之島洋館」はカレーの専門店。今回初めて利用しました。
「選べる混ぜカレー」って言うのをオーダーしました。
日替わりキーマカレー(本日は、「セロリ感じる爽やか鶏キーマに秋茄子のハニー煮込み」)と週替わりの野菜カレーと黒カリー。
いろんなものが入ってて香辛料が利いてて複雑な味でしたが美味しかったです(^o^)
因みに、御飯はジャスミンライスの大盛りにしました。
ただ残念なのは、僕が好きな一晩寝かせたドロドロのカレーではなく、スープカレーのようなサラサラのカレーだったことです(-.-)




ランチの後は、第52公演。場所は、「関電ビルディング」。
開演1時間前には並んでいたので、たった30席しかない席に座れました(^o^)
しかも、意外と早くに座らせてくれ、立って待つ時間が短かったのがありがたかった(^^ゞ
リハーサル風景を見学できました。

演奏曲目は、モーツァルトのファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292
・・・だったのですが、その前にプログラムにない曲が演奏されました。


1曲目は、チェロがバッハの無伴奏チェロ組曲第1番を伴奏に、ファゴットがサン・サーンスの「動物の謝肉祭」~「白鳥」を奏でると言うオリジナル(?)曲。

2曲目は、モーツァルトの「カノン インバーサス(鏡のカノン)」と言う珍しい曲が演奏されました。
一つの楽譜を最初と最後からファゴットとチェロで同時に演奏する、すなわち楽譜を逆様にしても演奏できちゃうまるで回文のような曲なのです。
ハイドンにも同じような曲があることを知っておりましたが、実際に聴くのは初めてでした。
K(ケッヘル)番号の付いていない疑作なんですけどね(^o^)


で、3曲目にプログラムの曲が演奏され、最後にアンコール曲として山田耕筰の「赤とんぼ」が演奏されました。
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