<5月10日の日記>
今年読んだ本の30冊目は「うつほ物語」。
今回も角川のビギナーズ・クラシックスのシリーズで読了。
一応「宇津保物語」としてタイトルだけは知っておりましたが、学生時代にその一部でも学習した記憶はなく、馴染みのない古典でした。
「うつほ物語」は、日本初の長編物語で、清少納言や紫式部もこの物語を読んでいたらしく、「枕草子」にその記述があり、「源氏物語」にも大きな影響を与えたと考えられているそうです。
「源氏物語」ほど難解ではないかも知れませんが、登場人物もそれなりに多く、ボーっと読んでいると登場人物の人間関係の把握ができず、混乱しそうになりますσ(^_^;)